夏時間、冬時間との付き合い(FXに時差はつきもの)
外国為替に携わっていると、欧米の夏時間、冬時間との付き合いは、避けては通れません。
夏時間の最大のメリットは、米経済指標の発表が冬時間に比べて1時間早まり、指標発表の待ち時間が短くてすみます。
ただし、ニューヨーククローズの時間も早まり、日本時間の午前6時になりますので、ニューヨーククローズを見ようとすると冬時間より1時間早く起きる必要があります。
それでも、個人的には、夏時間の方が好きです。
夏時間から冬時間への切り替わり時、冬時間から夏時間への切り替わり時を、ロンドンやニューヨークで経験しました。
思い出深いのは、ロンドンで、冬時間から夏時間に切り替わった初日の通勤時間、いつもより1時間早く起きて出勤しようと家を出ると、いつもすれ違う人が、冬時間から夏時間に変わったことなど少しも素振りに見せず、平然と歩いていたのには、夏時間が本当に社会に定着していることを感じました。
夏時間とは違いますが、時間的なことで印象に残っているのは、シンガポールです。
シンガポールは、ビジネスチャンスを逃すまいと、1時間時差の早い香港に合わせて、1年中1時間早めの時間で生活しています。
そのため、朝7時でも、真っ暗です。