トレードを記憶する(無意識に対応する)
自分のトレードを記憶することは、大事だと思います。
記憶を補助するために、記録をとることも確かに大切ですが、自分の頭の中で、過去のトレードをイメージできることは、さらにトレーディングのグレードアップには、必要なことだと思います。
たとえば、なにかのスポーツで名選手と言われる人は、過去の試合のことを克明に記憶しているものです。
つまり、その場面場面での動作を記憶として頭に刷り込むことで、これから先、なにかが起きたとしても、反射的に起きたことに対する最適な対応が行えるものと思います。
また、記憶として、同じような場面を、繰り返し繰り返し体験し覚えると、自然とそれに対する対応が出来るものだとも思います。
中でも、相場の大変動という緊急事態になったとしても、それに対しての対応は、無意識に出るものだと思いますので、やはり日ごろのトレーディングでも記憶することを繰り返すことが大切です。
また、記憶を反芻することで、インスピレーション(ひらめき)も湧いてくるものだと思います。
インスピレーションとは、氷山の一角に過ぎず、蓄積された多くの記憶あるいは知識がない限り、湧いてはこないと思います。
そうした意味からも、トレードを記憶するということは大切なことだと思います。