空白の時間帯 (レートが見られない時)
昔、友人のディーラーが、地下鉄が地上に出る時に、ポケットロイターを見るのが怖いと話していたのがズーっと記憶に残っています。
確かに、インターバンク用のポケットロイターというレートやチャートが小さな携帯用端末で見られるサービスは、少なくとも私が持っていた時期は、地下に入るとレートが見られませんでした。
因みに、このポケットロイターを紛失すると、5万円のペナルティーを払わなければなりませんでした。
しかし、今や、FX業者さんのサービスで、ポケットロイターとほとんど変わらないサービスを受けられ、しかも地下鉄走行中でも、地下駅、地下街でも使用できるのですから、便利になったものです。
話を戻しまして、その友人が恐れていたのは、地下に入り、地下鉄に乗り、そして地下鉄が地上に出てくるまでの間、レートが見れない空白の時間帯に、なにか起きはしないかとリスクを感じていたわけです。
確かに、私にも、同じような経験があります。
それは、往々にして、アゲンストの(不利な)ポジションを持っている時でした。
言えることは、そうした移動時にポジションをキャリー(維持)するのも、あくまでも自己責任ですので、ご自分の体力に見合った大きさのポジションにしておくことが大切です。