ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、トランプ大統領がEUに50%の関税を表明したため軟調で、前日比256.02ドル安の41,603.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.042%下げて4.511%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.41ドル高の61.60ドルで引けました。
金価格は、上昇し、前日比64.2ドル高の3359.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ややもみ合いましたが、結局ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、143.14近辺まで下げた後、143.42近辺まで反発しました。どころが、そこで、トランプ大統領がアップルへの25%超の関税を課す可能性を示唆したほか、EUに6月1日から50%の関税を課すことを表明したため、相場は急落となり、142.45近辺まで下げました。その後。いったん142.89近辺まで反発したものの、再びジリ安となり、142.42近辺まで下落しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1297近辺から1.1368近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、161.08近辺から162.04近辺まで上昇しました。