重い、堅い(感覚に素直に)
「重い、堅い」は、相場状況を表す時に使われます。
重いとは、上値が重い時に使います。
売りオーダーが上にかぶさってきていたりして、買っても上がらない時に使います。
たまに、上が堅いと言う方がいますが、上が重いと言うのが一般的です。
堅いとは、下値が堅い時に使います。
買いオーダーがしっかりとあり、売ってもビクともしない時に使います。
余談ですが、売ってもビクともしないことを、「下は岩盤のようだ」と言ったりすることもあります。
トレーディングをする時には、「重い、堅い」という感覚を身につけておくことが大切です。
買いたくても、上値が重ければ、どうも重そうだから、しばらく買うのはやめておこうとか、下値が堅ければ、どうも堅そうだから売るのはやめておこうとか、自然とリスク管理ができるようになります。
大事なことは、ポジションを持っているとどうしても、自分のポジションに都合が良いように相場を見てしまいがちですが、「重い、堅い」という感覚には、あくまでも素直であることです。