ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、一進一退で、前日比1.35ドル安の41,859.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.036%下げて4.561%で引けました。
原油価格は、軟調で、前日比0.72ドル安の60.85ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比23.2ドル安の3290.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前、143.43近辺まで買われたものの。ロンドンオープンと同時に、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、142.80近辺まで急落しました。しかし、この下げの過程で、アジアタイムからショートをキープしてきたSHTが、大きく買い戻したもようで、ロンドンは売り過ぎとなり反発に転じ、ニューヨークオープン前には、143.77近辺をつけました。ニューヨークオープン直後、一時売りが強まり143.27近辺まで下げましたが、再び買いに転じました。発表された米PMIは、予想を上回ったことから上昇は加速し、144.32近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1314近辺から1.1256近辺まで下げた後、1.1285近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、162.03近辺から162.60近辺まで上昇しました。