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2025/05/21

流動性(クロス円の現実)

流動性とは、交換のたやすさを言います。

流動性が高いとは、交換がたやすく、流動性が低いとは、交換が容易ではないということです。

為替の世界で言えば、EUR/USDやドル/円のようなメジャーカレンシー(主要通貨)は流動性が高く、AUD/USD、NZD/USDなどのようなマイナーカレンシー(非主要通貨)は流動性が低いのが一般的です。

また、クロス円の中でも、EUR/JPYは流動性が高いほうですが、それでも、2008年のリーマンショックに端を発した金融危機の際は大急落を演じました。

そして、EUR/JPYですら、当時そんな調子でしたので、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPYなどは輪を掛けて前代未聞の急落となりました。

クロス円は、クロス円自体のマーケットがあるのは、EUR/JPYぐらいなもので、他のクロス円はあくまでも、理論値でしかなくマーケットが存在していないためです。

たとえば、AUD/JPYで申し上げれば、ドル/円とAUD/USDの合成によってできています。

そのため、市場でのカバー(手当て)は、直接AUD/JPYでは出来ず、ドル/円とAUD/USDに分解して別々にカバーします。

リーマンショックの折は、AUD/JPYの投げがすさまじく、ドル/円、AUD/USDともに大急落するという事態に陥りました。

このように、流動性の低さは、突発的な事態が発生すると、それまでは一見安定しているかのように見えたマーケットが、突然に豹変しますので、極めて危険です。

出来れば、メジャーカレンシーでの取引に重点を置くことが、賢明かと思います。

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