投機筋中心のマーケット(往来相場)
時期的には、マーケットの主役が、投機筋になることがあります。
まず、投機筋の特徴を確認しておきましょう。
投機筋は、基本的に、売って値ざやが稼げたら買戻すとか、あるいは買って値ざやが稼げたら売り戻すことによって利益を稼ぎ出しいます。
つまり、、売れば買い戻さなくてはなりませんし、買ったら売り戻さなければ、利益が確定できないという宿命にあります。
相場全体が大きく一方向に動く時は、こうした投機筋ではなく、投資家や実需のフローが一定して一方向に向いている時で、投資家や実需が主役で、投機筋はあくまでもその流れに乗って稼いでいるのに過ぎません。
しかし、投機筋が主役になる時期があります。
それは、一般的には、夏休みとか、年末年始、4月の日本の新年度といった投資家や実需が動かなくなる時期で、こうした時期に、投機筋は暗躍します。
しかし、このような投機筋が主役になっている相場で気をつけなくてはならないのは、既に申し上げました、売ったら買戻し、買ったら売り戻しをしなくてはならない投機筋の宿命です。
そのため、特に相場のトレンドがはっきりしていればしているほど、一方向へのポジションの積み上がりが短期間に大きくなりますので、頻繁にポジション調整が起こりやすくなります。
したがって、トレンドに沿って利が乗れば、しっかり利食うことが大事になります。
つまり、トレンド相場とはいえ、アップダウンの激しい相場になりますので、利食えるときはしっかり利食い、次のポジションメイク(ポジションを作る)のタイミングを待つということが大事になるわけです。






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