国を愛すること(なかなかこんな良い国ありません)
(メルマガコラムから)
敗戦と占領、そして戦後の教育を受けた今の日本人にとっては、国を守るということを語ることは、ある種、タブーのようなもので、できるだけ話題にしないようにしているように思います。
確かに、日本が日本だけで、全く自給自足して独立しているなら、それでも、構わないでしょう。
しかし、これだけ、食料から燃料から資源まで海外におんぶにだっこになっている国は、他の国と関わり合いを持っていなければ、やってはいけません。
ということは、他国との平和的な関係だけではなく、いざこざがあっても。それをうまくまとめていかなければなりませんので、そのための政治力も必要ですし、防衛力も必要だと思います。
そして、その前に、国を愛するという気持ちを持つことが大事だと、長年海外に暮らした人間として、なおさら思います。
海外に住んでいると、本当に自分のことは自分で守るしかないという意識を否応もなく感じます。
ですから、基本的に、緊張して生活しています。
それが、会社の制度で、一時的に日本に3週間ぐらい戻る機会が与えられ、3年間のロンドン生活から、日本に戻った時のことです。
成田空港に降り立った時、空港施設の中に漂う空気の柔らかだったことが忘れられません。
都心に出ても、あのロンドンでいつも感じていた緊張感はなく、空気はやはりやさしく、ああ自分は母国に戻ってきたんだなあと実感しました。
そんな経験を持つと、日本という存在が、自分にとっていかに大事かと思いました。
思いのままに自国の言葉がしゃべれる、世界の中では指折りの食の美味さがあり、水はどこでも生で飲め、清潔な町、行き届いたインフラ、時間通りに動く交通網、その逆のところに住んでいるのですから、なおさらありがたく思いました。
ただし、アメリカやイギリスに住んでいて思うのは、愛国心が根付いていることです。
アメリカでは、海外の紛争などへ海兵隊が派兵されると、家々のドアに黄色いリボンが張られ、派兵された隊員たちの無事を市民レベルで祈っていることが分かります。
イギリスにいる時は、一緒に働いていたイギリス人のサイモン(当時30歳ぐらい)は、ロイヤル・ネイビー・リザーブ(英海軍予備役)の一員でした。
予備役とは、通常は会社などで勤務していますが、何か事が起きて、出動命令が出れば一兵として、参戦する人たちのことです。
サイモンは、海軍でしたので、北海での、NATO(ネイトオーと発音します)軍の軍事演習などに参加していました。
また、スイスでは、家に泊めてもらったあるスイスの銀行のエコノミストと、夜話ましたが、スイスも国民皆兵ですから、銃をはじめ防衛に必要なもの一式が各戸に備えられていると言っていました。
日本は、日米安保の傘の下にあるとういうものの、いざ有事となった時、どこまで米国が守ってくれるかという保証は全くありませんし、それを当てにしているようでは、どこまで国を守れるかはわかりません。
日本は、島国でそれによって、過去、元寇の襲来も防ぐことはできました。
しかし、太平洋戦争では、米軍爆撃機の襲来によって、全国各地の都市が焦土となり、また沖縄の地上戦では市民を巻き込んで悲惨な戦いを強いられたということを経験し、二度と戦争はしませんと日本国憲法にもうたいました。
しかし、世界の紛争は、今でも繰り返され、今回の日中緊張でもわかりますが、現代の日本においても、他人事ではありません。
私は、決して右翼ではありません。
ただ、日本というかけがえのないものを、守っていくという意識は必要ではないかと思っています。






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