材料出尽くし(ポジションの偏りが重要)
注目イベントや経済指標の発表があり、予想通りの結果が出ると、材料出尽くしとばかりに、利食いが殺到するということがあります。
英語でも、「Buy the rumor, Sell the fact」(噂で買って、事実で売る)という言葉があり、事実で売るというところが、この材料出尽くしによる利食いと相通じます。
ただし、あくまでも、予想通りだったための利食いであり、予想に反しているわけではありませんので、ポジション調整が一巡すれば、再びトレンド方向に戻すのが一般的です。
また、結果が予想通りで、材料出尽くしの利食いとなって相場が一時的にせよ反転するか、引き続きトレンド方向に相場が向かうのか、どちらをマーケットが選択するかは、基本的にはトレンド方向へのポジションの偏りが大きいか小さいかによります。
ポジションがトレンド方向にパンパンになっていれば、反転する可能性が高いことは、言うまでもありません。
このように、マーケットのポジション状況が、どうなっているのかを知ることは、大変重要です。
そのためには、値動きからポジションを読むことも大切ですが、同時にマーケットの心理を読むことも大事です。
つまり、マーケットは、注目しているイベントなり経済指標の発表なりに対して、どのような結果を期待し、そのためにマーケットの大勢はどのようなポジションを持っているか。
そして、その期待のポジションは膨らんでいるのか、また結果に対してはどういう反応をするかといったことを、常日頃から推理する習慣をつけることが重要です。
相場は、心理戦です。






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