知っている人、知らない人
4:53現在 ドル/円 158.65レベル
「知らないこと」、これは時として、良いこともあるかもしれません。
しかし、今のマーケットを見ていると、「知っている人」と「知らない人」の間の実績の格差は極めて大きいものがあります。
この5月のゴールデンウィーク明けから、日本では7月始めまでドルの需給がタイトになるという傾向は、政府・日銀も把握しており、そのため、輸入の買いが祝日の期間、仲値決めが出ないドル買いが弱い時期に、2度にも及ぶドル売り円買い介入を実施して、ゴールデンウィーク明けの上げの発射台を下げようとしたことは、2024年のこの時期の前例を見ても固くないと思います。
しかし、そうした、もちろん状況証拠の塊ではあるものの、それほど外してもいないと思うと、本当のことはよっぽどではなければ見えない中で、推理していることのおもしろさを感じます。
相場を推理していくのは、潜水艦乗りのようなものだと考えています。
潜水艦というものは、窓はありません。
単に、ソナーという装置を使って、ビコーンと音をこちらから出して、その音に対する外部からの音の反射によって、いったい自分はどこにいるのかを確認している、実に手探り状態です。
相場の世界も同じです。
誰が正直に、的確な情報をリアルタイムでしかもタダでくれるでしょうか?
すべておいて、潜水艦と同じように、窓のない中で、手探りでありかを探すものではないでしょうか。
そう考えれば、自分がいかにアンテナを磨き、世の中の変化をいち早く敏感に探ることが大事だと思います。
そういうと、アンテナだらけの機器をイメージするかもしれませんが、さにあらず、単に好奇心を持って、冷静に世の中でなにが起きているかを観察することに尽きると思います。
機材に頼るのではなく、自分の感性を信じることが大事だと思います。
先週金曜のロンドンタイム、ロンドン・ハリアー(LH)がロンドン・ホラー劇場(LHT)の粋がったドカ売りを2度にわたって仕掛けてきましたが、ニューヨークタイムに入って大反発していました。
この時期のの日本の需給関係を知ろうともせずにドル/円を力任せに売る海外投機筋に、まさに明日はありません。
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