客観的に相場を見る
昨日は、ゴールデンウィーク絡みの本邦企業の休みがすっかり終わり、5月から7月初めに掛けてのドルの需給タイトの期間の実質的なスタート日となりました。
テクニカル的には依然として日足ベースで重い形状をしていましたが、早朝から輸入企業のドル買いが、そんなことなどお構いなしで強烈に入りました。
それに対して、日本の需給関係など全く知ろうともせず、力の論理に任せた海外投機筋の売りが、東京・ロンドン・ニューヨークの各センターで入れ替わり立ち代わり出ましたが、ただただ本人たちが、東京タイムにぶちこまれた輸入の買い切り玉を、代わる代わるバケツリレーをしていたようなもので、結局、売れば損益確定のために買い戻さなければならない投機筋の宿命を抱えているため、結局渋々買い戻すためジリ高状態となりました。
また、介入期待で売り上がっている本邦個人投資家層も多く、売り上がりオーダーがつけば、ショートのストップロスが湧いてくるという状況が、ヒロセ通商さんの注文情報を見ると手に取るようにわかりました。
いかにこの時期の日本のドルの需給がタイトになるという事情がわかって相場を見ている者と、わからずに単なる投機の論理でのみで動いている者との成績の格差が明らかに出る相場だと言えます。
依然から申し上げていますが、相場をイメージから連想して売りだ買いだと予想することはやめましょうとお伝えしています。
つまり、「もうそろそろ売りかな」「もうそろそろ買いかな」という逆張りの値ごろ感で相場を張ることはもうやめましょうということです。
それにかわって、日本のこの時期の需給の傾向を事前に知っておく(財務会計相場と呼んでいる見方の一種)とか、あるいは日々の海外投機筋、本邦個人投資家層、そして実需の行動パターンを時間別に観察して前以て備えておく(時間管理と呼んでいます)といった客観的に相場を見ていけば、より精度高く収益チャンスを掴むことができます。
そうした「魚を上げるのではなく、魚の釣り方を教える」というのが私のモットーです。
尚、昨日の「ベッセント財務長官来日」の記事で、同氏は高市首相、片山財務相、植田日銀総裁らと会談と申し上げましたが、植田総裁は13日までスイス出張のため,ベッセント長官との会談は予定されていませんでした。訂正しお詫び申し上げます。
客観的に相場を見ることに関して、今月以下の動画を公開していますので、ご参考にしてください。
「クールにプロフィット・テイク」
https://www.youtube.com/watch?v=aloBXsi_zK8






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