トレードを科学的に
週末のWeekly Reportでも、この時期の戦い方をお伝えしました。
つまり、5月から7月初めは、ドルの需給がタイトになるので、現在のような日本のドル不足のドル買いが恒常化している中でも、実需の輸入の買いが強まり、相場を押し上げる傾向があるということは、ご理解いただけたかと思います。
ただし、これはあくまでも、仮説であって、では本当にこの仮説通りに、輸入の買いが強まるかは、日々の観察が必要です。
ご存じの通り、日米共に平日であれば、9時54分の仲値決めがあり、これに向けて、7時頃から輸入の買いが始まり、8時台、9時台、そしてピークは仲値決めの頃にやってくることが、一般的です。
これを、実際に観察するのに1分足を使い、これで観察することにより、輸入の買いが強いか弱いかは、具体的にわかります。
そして、その輸入の買いを必死に抑えて相場を下げさせようと、ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、そしてニューヨーク・ボーイズ(NYB)という海外投機筋のドル売りが連日でています。
東京時間、実際に輸入の買いを飲み込むのはハイエナ君で、時間は早い日は8時ジャスト、普通には8時台後半、そして9時少し前、9時16分頃、そして得意の10時台に向けて、9時45分前後、さらに仲値決め付近で売ってくる傾向が多いです。
さらに、ヒロセ通商さんの注文情報を通じて見てみると、本邦個人投資家層の介入期待の売り上がり姿勢は、今のところ変わらず、そして売り上がりオーダーがつけば、ショートのS/Lが湧いてくる状況が続いています。
また、最近の傾向としては、やっとドル/円の上昇の可能性を見る人も増えてきていますが、買い遅れているため、買い下がりオーダーが増えています。
尚、海外投機筋に売り込まれて、相場が下がると、一斉にロングのS/Lが、実際に取引されている水準のすぐ下を中心に、ワーッと増える傾向があります。
こうしたことを実際に見ながら、特にこの時期は、輸入の買いが しっかり出ているのか、あるいは今日は控えめなのかを判断し、その日内外の投機筋がどれぐらいこの輸入の買いを飲み込むから、ドル買いがどれぐらい強くなりそうな日なのか、あるいはそれほどではない日なのかを客観的に判断することが重要です。
できるだけ予想を排除して、実際を見れば、かなり科学的なトレードが可能です。






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