ふたつとして、同じ相場はない(過去にとらわれない)
よくあるケースは、チャートの形状が、あの時に似ているからと、その時と同じような展開を予想して、同じようなポジションを持つことで、これは結構ありがちなことです。
しかし、このような場合、注意しておくべきことは、あの時のチャートと似ているということを見い出しているのは、決して自分ひとりだけではなく、多くのマーケット参加者も同様に気づいていることだということです。
その結果、チャートが示す流れに乗って過去と同じ方向にポジションを作るマーケット参加者はかなりの人数になります。
そのために、ポジションが一方向に大きく偏ってしまい、相場が目論見とは逆の方向に動きやすくなります。
つまり、過去のチャートの形状通りの動きにはならなくなる場合が多くなります。
これは、チャート分析の落とし穴であり、しかも結構ちょくちょく見受けられることです。
それだけに、「ふたつとして、同じ相場はない」ということを、よく肝に銘じておく必要があります。
過去の相場から学ぶ点は多いですが、形状が似ているからと言って、同じ結果を生むとは捉えず、目の前にある相場自体の買い気が強いか弱いか、あるいは売り気が強いか弱いかを、素直に見ることが大切です。






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