汽水域とホットポテトのバケツリレー
こんなことを聞いたことがあります。
生命体の死への抵抗とは凄まじいものがあり、本当に死に至るまでにはもの凄い抵抗が続くそうです。
昨日の相場、特にEUR/USDを見ていると、それを思い出していました。
原油価格が、米イラン実務者協議が早ければ29日に再開される見通しとなったことで、原油価格が急速に下落し、一時69ドル台まで下げ、インフレ懸念緩和で米年内利上げ観測後退を理由に、EUR/USDが買いがぶり返しました。
しかし、この米イランの和平は、米国優位を強めることにもなるわけではありますが、これまで1年間ドル安を狙ってきた勢力には起死回生の抵抗となったと見ています。
相場の転換期は、汽水域(きすいいき)と昨日申し上げました。
汽水域:川が海に注ぎ込むところには,淡水と海水が混合したところができ、これを汽水域(きすいいき)と呼んでいます。
まあ、守旧派と新興勢力が入り混じったマーケットで、まさに寄せては返す波のように、優勢かと思えば劣勢、劣勢かと思えば優勢のもみ合いを経て、次の相場が始まります。
私自身は、EUR/USD下落派に身を投じていますが、そうとは思わない人たちもいるでしょうから、天下分け目の関ケ原です。
この決着は、とりあえず、それが絶対ではないにしても、今日金曜のニューヨーククローズが、1.1400より上か下かで、目先の勝敗は決まるものと見ています。
個人的には、1年かけて作ってきた週足の1.1400をネックラインとするラウンディングトップ(坊主頭)が下に抜けるのではないかと、依然として考えています。
昨日のドル/円は、ハイエナ君の強力な売りの抵抗はあったものの、ハイエナ君は5・10日の輸入の買いを腹一杯飲み込んでできた熱々のホットポテト(ロンドン時代、イギリス人ディーラーにパブで教わったマーケットのポジションの投げ合い)と呼んでいるショートポジションを抱え込み、そしてそれを、ロンドン・ハリアー(LH)のショートスクイズ(SS)とロンドン・ホラー劇場(LHT)というバレーボールのトスアンドアタックのような動きを経て、ロンドンにホットポテトのバケツリレーがされ、その後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の強烈なアタックを経て、ニューヨークにホットポテトはバケツリレーされています。
張る、閉じるの繰り返しの機械仕掛けの海外投機筋御三家は、結局ジリ高を延々と続ける効果しか生まないのではないかと思います。
CTAを除き、投機筋でドル/円をロングにしているところがなく、しかも未だにドルの需要期が続く中、ドル/円の反落は極めて難しいと思います。






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