危険な状態に変わりなし
「動意を見せず膠着気味」とする巷のマーケットコメントを目にすると、ドル/円の8時間足チャートを見てみろよと言いたくなります。
そんな目先の動きではなく、このゴールデンウィーク中の2回に渡る11兆7千億円の政府・日銀の大量介入にも関わらず、おおよそ1カ月にして、ドル/円は、危なげなく、いやむしろ安定的に4月30日の1回目の介入実施前の水準に戻し、連日の海外投機筋の執拗なドル売りがいったいなんだっただろうと思うばかりです。
しかも、その間に、本邦個人投資家層の介入期待の戻り売りとその戻り売りができたことによって出てきたショートのロスカットが繰り返し出た上での上げですから、どれだけ本邦勢の生き血を吸ってきたのかと思うと、本当にやりきれないものがあります。
マーケット関係者の介入はこの辺で入るのではという予想を信じての戻り売りだと思います。
さらに、タチが悪いのは、この戻り売りによって、うまく立ち回れば、小金が稼げるという点です。
つまり、戻り売りがついて、イラン絡みや、日銀利上げ観測、財務省の口先介入、昨日の場合であれば、予想通りだった米CPIなどで一時的に下げたところを利食って、小金が稼げるということです。
それに味を占めて、戻り売りを繰り返すことになり、いったいどこが逆張りは極めて危険なんだということになります。
しかし、8時間足で、5月6日14時から始まった、45度角度の右肩上がりの上昇はすでに1カ月以上となっており、この上昇が示すのは、マーケットポジションはかなりショートだということです。
そして、この値動き分析のジリ高の状態が終了するために必要なのは、急騰です。
急騰することによって、積み上がっているショートポジションの一掃が必要です。
すでに申し上げていますように、日足、週足、月足すべてが、上に放れる態勢となってきています。
くれぐれも、油断しないことです。






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