相場のサイクル (宇宙の片鱗を垣間見る)
相場は、あえて私が言うまでもないことかもしれませんが、サイクル(循環)によって出来上がっています。
相場の地合によって、同じ材料でも、反応が違います。相場が上げのトレンドに入っていると、どんなに悪い材料が出ても、下げは一時的で、もともとの上げのトレンドに戻しますし、逆に、下げのトレンドに入っていれば、同じような悪い材料でも、下げの勢いはすさまじいものがあります。
そう考えますと、日々、伝えられる情報は、それはそれで重要ではあるけれど、そうした理由は、あくまでもきっかけでしかなく、本質的には、理由が後からついてくる。言い換えれば、理由があって、相場があるのではなく、相場があって、理由があるというところが本質ではないかと思っています。
今の相場の地合は、上げのトレンドにいるのか、下げのトレンドにいるのか、あるいは、次の、上から下、あるいは、下から上への転換点を待つ凪の相場、つまり、レンジの相場にいるかということを、正しく認識することが大事なことだと思います。
相場は、未来永劫、上げ続けることも、下げ続けることも、また、レンジ相場を続けることもありません。相場は、そうした直線的なものではなく、サイクルであり、上げと下げの循環を繰り返しながら、さらにより長いスパンのサイクルを形成していると思います。
では、そのサイクルはだれがつかさどっているのか。
私は、縁起は担ぐほうではあるけれど、特に信心深いわけではないことを、前もって申し上げておきますが、そういう私でも、相場の世界に、長く身を置いて感じるのは、人智では及ばない「神」の存在を、正直なところどうしても認めざるを得ません。
相場をやっていると、宇宙の片鱗を、垣間見ることができるように思います。






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