ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、中東情勢を巡る不透明感から原油先物が上昇したことを受けて下落し、前日比617.09ドル安の50,690.70ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.035%上げて4.492%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比2.29ドル高の96.05ドルで引けました。
金価格は、ジリ安で、前日比45.0ドル安の4475.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨーククローズ後の薄いシドニーマーケットで、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)と思われる売り仕掛けに、159.83近辺をつけました。
しかし、7時前後から、輸入と思われる買いが強まり、一気に159.99近辺まで上昇しました。
それに対して、東京オープン直後から、ハイエナ君(※)が猛烈に売り出し、旺盛な輸入の買いを飲み込んで、仲値決め後の10時台には、158.82近辺まで売り下げました。
しかし、それによって、ハイエナ君は、予想されたこととは言え、売り過ぎとなり、その後ジリ高に転じ、ロンドンオープン後、159.99近辺まで反発しました。
そこへ、高市首相が、「為替政策は経済支える上で重要だ」「投機含む実需基づかない取引が為替相場に大きな影響」「必要に応じいつでも適切に対応(為替)」「日米はじめ国際的な連携を深化させていきたい(為替)」と発言したことから、ロンドン・ハリアー(LH)(※)によるロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)はじめマーケットの売りが殺到し、159.55近辺まで急落しました。
いったん159.74近辺まで戻したところで、今度は、植田日銀総裁が、「適切な金融政策を通じて、物価の安定の実現に努める」「物価上振れリスク高まれば、利上げの是非議論」と発言したことから、6月16日の日銀の金融政策決定会合での利上げ期待が高まり、瞬間159.36近辺までさらに売り込まれました。
しかし、このふたりの要人発言を受けて、すでに相当にショートになっていたマーケットが、さらにショートになったことから、その後、ジリ高に転じ、上げはニューヨークオープン後も続きました。
そして、お定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りの第1弾のアタックがありましたが、全く下がらず、そのまま、160.00を超えて、160.04近辺をつけました。
そして、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾となり、156.96(近辺)まで下げましたが、再びジリ高となり、160.08近辺をつけました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1618近辺から1.1595近辺まで下げました。
EUR/JPYは、185.96~185.74近辺での横ばいでした。






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