本日は25日、そして
本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが普通でも強まる日です。
しかも、現在、5月の連休明けから7月初めに掛けてのドルの需要期にあるため、通常よりもさらにドル買いが強まるものと見ています。
今のような相場を、私は「相場の汽水域(きすいいき)」と呼んでいます。
汽水域とは、川が海に注ぎ込むところには,淡水と海水が混合したところができ、これを汽水域(きすいいき)と呼んでいます。
つまり、相場の転換時に、それまでの相場観を継続しようとする勢力と、新しい相場観にいち早く乗り換えていく勢力が、まさに川の河口の淡水と海水が入り混じるように混在する時期があり、これを経て、相場は新たな相場に転換することは、極めてよく見られることです。
この時期に大事なことは、相場の大局観を持つことです。
また、今回の場合、要になっているのは、EUR/USDだと見ています。
この通貨ペアは、2025年6月以来、ざっくり言って1.1400~1.1900あたりのレンジとなっていました。
ただし、ドル金利の低下見通しを前提に、繰り返しユーロ買いドル売りが試され、特にAIを使った盲目的とも言えるユーロ買いが、本当に連日出ていました。
今年の1月には、一時1.2100手前まで買い上げられる場面もありましたが、結局上げきれず、結果として、坊主頭のようなラウンディングトップが形成されました。
正直、申し上げて、今年に入って、どこにユーロを買う理由があるのかと疑問を持ちつつ、盲目的なユーロ買いが繰り返されていたため、ひたすら観察を続け、どこかでは、昨年の1月からのトランプ関税に悲観してユーロ買いが始まった起点となる1.0200に、いつかリターンエースだと、虎視眈々とそのタイミングをひたすら待っていました。
リターンエース:大陽線、大陰線、連続陽線、連続陰線の窓(週越えの窓とは違いますが、こう呼んでいます)が出現すると、この窓を埋めようとする習性が相場にはあり、これをリターンエースと呼んでいます。
そして、イラン戦争が続いた今年の4月・5月になってもEUR/USDは上げきれなくなっている中、6月には欧米の中間決算で、1月からできた上期のポジションの手仕舞いによるユーロ売りもあると見ていたところ、欧米日の利上げムードが高まりだし、いち早くECBが6月11日に0.25%の利上げに踏み切っても、ろくろくEUR/USDは上がらず、そして6月18日のFOMCで、FOMC委員達は、年内1回の利上げを見ていることが伝わると、EUR/USDは、ガクッと膝が折れたように崩れ出し、一番注目していた1.1400のレンジ下限を昨日割り込みだしました。
しかし、週足べースのビッグサポート1.1400ですから、結論はまだ今週金曜のニューヨーククローズがそれを下回るかを確認する必要がありますが、個人的には、ほぼ崩れるものと、現在見ています。
何度も申し上げますが、ドル/円の単独のドル高からドルの全面高になると、財務省もさらに困難な状況に陥ると思います。
23日のロンドン市場では、ドル全面高以降のための前段階として、EUR/USDの買い(ドル安)とドル/円の買い(ドル買い)というドルの売り買いのコンビネーションから成るEUR/JPYなどのクロス円ロングのアンワインド(手仕舞い)が起きました。
それが一巡して、むしろ昨日のロンドンでは、ドル/円が素直に上げました。
この相場の汽水域が過ぎると、相場は大海というダイナミックな世界へと移っていきます。
相場の転換時に必要なのは、過去を振り返るのではなく、将来を積極的取り込む気概です。
Good luck, everyone.






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