[07/31]FX経済研究所出演
07/31(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【私見 ドル円急落の真相】
です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
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07/31(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【私見 ドル円急落の真相】
です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
あるテーマで、ひとつの相場がある期間続くと、マーケットがそのテーマに飽きてくることがあります。
それは、そのテーマから得られる利益が逓減することから起きるのだと思います。
つまり、その相場がまだ若い時は、同じ流れに乗るマーケット参加者も少なく、利益率は大きく儲かりますが、その相場に気づいて流れに乗ろうとするるマーケット参加者が増えるにしたがって、利益率は下がって行きます。
そうなると、相場が思うように動かなくなり、テーマに沿ったニュースや経済指標の結果が出ても、反応が鈍くなります。
そして、時には、既に積み上がったポジションが自律的に反転してしまうことすら起きるようになります。
こうした状況になると、目ざといディーラー(スマートディーラーと呼びます)は、それまでのテーマにマーケットが飽きてきていることに察知し、テーマに沿ったニュースや経済指標の結果にも、逆張り的に攻め始めます。
なぜなら、それまでのテーマに対して順張り的なマーケットポジションがほぼ飽和状態になっているため、この偏ったマーケットポジションをスクイズ(崩す)する方が、儲けのチャンスがあると判断しているからです。
相場が反転すると、後付け的な解説はもっともらしくつくものですが、それはこのポジションが満杯になっていて、自立的に反発するとか、スクイズされているいった実際に起きていることを語っていることはあまりありません。
したがって、マーケットがそのテーマに飽きているかどうかを知ることは、大変重要です。
このことは、ニュースや経済指標の結果に対するマーケットの反応ぶりで、ある程度推し量れるものですから、日頃からマーケットポジションがどうなっているかを推理するクセをつけることが大事なことになります。
本日は31日で月末となり、月末絡みのドルの買い需要が出る可能性があります。
もちろん、8月8日の午前4時半に発表される8月4日時点のシカゴIMMポジションで確認しなければなりませんが、昨日の急落は、やはり3月頃のロングを仕込み始め、5月・6月のドルの需要期にロングを買い増したCTAが、予定通り8月の夏休み前にしっかりロングを手仕舞ってきたためだったと見ています。
今回は、FOMCの政策金利決定が据え置きと決まったタイミングで、手仕舞ってきており、従来通り、重要指標・イベントのタイミングで手仕舞うというスタイルを踏襲した形になっています。
2022年以来繰り返されてきた政府・日銀の大量介入により、内外の投機筋の中でドルを買う者が他にいなくなった中で、唯一大量介入のリスクを承知の上でドルロングのポジションをここ半年強持ち続け、そしてギリギリ8月の夏休み前の7月30日に一気に利食ってくるなど、まさに男前です。
昨今のAI偏重時代にあって、実にプロフェッショナリズムを感じるスマートなトレードに唸るばかりです。
久々に、一服の清涼剤となりました。
ニューヨークダウは、決算好調銘柄に好感し、前日比614.45ドル高の52,208.59ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.044%上げて4.666%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.79ドル安の83.67ドルで引けました。
金価格は、上昇し、前日比74.5ドル高の4110.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、30日で、5・10日にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
しかし、午前3時のFOMCの政策金利据え置きもあって売り気だったマーケットで、8時台からハイエナ君(※)が売り出し、東京オープン時には。163.22近辺まで売りで突っ込みました。
しかし、最近、力任せに売った後、ボールを床に叩きつけたような反発をするケースが増えており、巨額のショートを買い戻そうとするブルーベイ(※)のボトムフィッシング(押し目買い)が下で待っていた可能性があり、この時も、反発し、一時163.55近辺をつけながら横ばいとなりました。
ロンドンオープンを前に、ハイエナ君の買戻しに加えて、15時のロンドンオープン前後になると、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のショート・スクイズ(SS)(※)も加わり、163.73近辺まで上昇しました。
その後、バレーボールのトスアンドアタックの要領で、ロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、163.61近辺をつけました。
15分足で見ますと、マーケットがロングになっている撫で肩形状となり、上に戻らなくなったため、ロング筋の投げが集中し、162.29近辺まで急落しました。
その後は、163.04近辺まで戻して、横ばいとなりました。
ニューヨークに入ると、CTA(※)が、3月頃から作り始め、5月・6月のドルの需要期に積み増したロングポジションを、8月の夏休みを控えて、前日終わったFOMCの政策金利決定のタイミングで、手仕舞いの売りを一気に行ったため、大幅な急落となり、5円下げて、157.96近辺をつけました。その後は159.67近辺まで戻して横ばいとなりました。
その後、159.84近辺まで戻したところから、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタックに158.52近辺まで下げましたが、売り過ぎによる買い戻しに159.43近辺まで戻しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ショートスクイズ(SS):ショート筋をあえて買い上げて買い戻させて利食う手法で、ロンドン・ハリアー(LH)の得意技。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)CTA(Commodity Trading Advisor):投資家から資金を預かり、商品先物だけでなく株式、為替、株価指数先物、債券など幅広い金融商品に分散投資する運用者や運用会社を指します。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1470近辺から1.1536近辺まで上昇後、いったん1.1499近辺まで下げた後、1.1532近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、187.00近辺から182.11近辺まで急落後、184.13近辺まで反発しました。そして、再度182.68近辺まで下落後、183.83まで反発しました。
飛行機の操縦で、一番難しいのが、テイクオフ(Take-off、離陸)だと聞きました。
燃料満タン、推力全開で、長い滑走路をひた走り、テイクオフ。
そして管制塔から指示された高度まで一気に上昇して、やっと水平飛行となります。
飛行機は、滑走することで、あの巨体を浮き上がらせるだけの十分な揚力を得て始めて、テイクオフが可能となります。
十分な揚力を得ないままにテイクオフをすれば、失速し燃料満タンであることもあって、大惨事になりかねません。
これは、相場のエントリーの難しさに相通ずるものがあると、私は常々思っています。
相場のエントリーは、早過ぎてもダメですし、かと言って、慎重になって遅すぎてもダメです。
早すぎる場合は、不確実な要素が確実な要素を大きく上回っている時で、全く見方が誤っている時もありますが、それ以上に読んだ方向が合っているのに、エントリーが早すぎて、相場のアヤに振らされて投げさせられてから思惑の方向に相場が動くことがよくあり、「ああ、やっぱり合っていたのに」とホゾを噛むことになります。
遅すぎる場合は、確実性をあまりに求めるがために、誰の目にも確実な要素が揃いすぎている時で、実際に相場に入る時には、相場は既に動き出していて、ヘタをすると利食い場にさせられることになります。
個人的に思うのは、確実な要素と不確実な要素が、おおむね7:3ぐらいの配合の時が、エントリーのタイミングではないかと考えいます。
ただし、7:3の割合はあくまでも、感覚的なものですから、実際にリスクテイク(リスクを取る)をする場合、どうしても「エイヤ!」という思い切りが必要とされます。
その「エイヤ!」のタイミングの精度を上げるためには、出来るだけ多くの経験を積むこと、そして知識を本当に自分自身のものにしていることが必要だと思います。
また、テイクオフに失敗した時、大惨事になるか、全員無事で済ませられるかは、機長のとっさの判断により明暗を分けますので、これもトレーディングに相通ずると思います。
ディーリングを長年やってきますと、本当に、「ディーリングは、心技体」(「心」=精神力、「技」=技術、「体」=体力の三位一体)だなと思います。
大相場師、故是川銀蔵翁の「相場の心得その一、よく寝ること」。この言葉を、私は、座右の銘にしています。
私は、深夜に起きて仕事を始めることもあって、夜、ロンドン・ニューヨーク午前のマーケットを追うのではなく、ストップロスを入れて、19時過ぎには寝てしまうことにしています。
ディーリングには、健康であることが、何よりも大切です。
体を壊したり、なにか精神的に疲れていると、思考能力が低下しますし、集中力や粘りに欠けてしまいます。
30代の前半に、耐久レースのような36時間ノンストップディーリングなどという、若さに任せた過激なことをしましたが、結局は、思考能力は鈍るし、集中力はなくなるわで、あまりいい結果にはなりませんでした。
そもそも、儲かっていれば、そんな長い時間、ディーリングをする必要はないわけですから、損していれば、とっとと止めて、違うことをして気分転換をしたほうが、どれだけ、損失は少なくてすみ、体力も温存できるかわかりません。
ディーリングにおける技は、いろいろやってみて、経験を積むことが大事だと思います。
面白い話を聞きました。
航空会社のパイロットは、一見、国内線より国際線のほうが、腕がいいように思いますが、実は、離発着の多い国内線のパイロットのほうが、腕が上だそうです。繰り返しの経験の積み重ねが、五感を磨いていくと思います。
また、痛い目に合うことも必要だと思います。
痛い経験というものは、痛かっただけに、よく記憶に残るものです。
ただし、一度失敗したら、何が原因であったか、徹底的に突き詰めて、決して忘れないこと、二度と同じ轍は踏まないぞと思うことが大事だと思います。
自分の欲望と恐怖との戦いは、尽きることがありません。
結局、ディーリングとは、それを、どう自分で制御するかというメンタルな部分に、究極的には行き着くと思います。
以下は、7/28にメルマガ会員さん向けてお送りしたコラムです。
ご参考になれば幸いです。(ご質問内容は、最後にございます)
====================
◆◇相場は総力戦◇◆
====================
■■ここが重要!------------------------
・聞けばなんでも教えてくれると思っている姿勢を変える必要がある
・自分から学んでいく姿勢が必要
-----------------------------------------
先週の土曜日のセミナーでも、以下のように申し上げました。
jajaは、順張りのスキャルピングではありません、
スキャルピングとは、発想が全く異なります。
たとえてみれば、jajaトレーダーは、ビッグウェーブ(大波)を沖でプカプカ浮きながら待つサーファーと同じです。
小波はやり過ごして、少しぐらい波に乗り遅れてでもいいようなビッグウエーブをひたすら待ち、そしていざビッグウェーブが来たら、躊躇せず果敢にそのビッグウエーブに乗り、そしてしっかり利食うことです。
だから、破格の利益が出るのです。
しかも、後出しジャンケンですから、ほとんど負けません。
それでも、相場には不測の事態がありますので、遠くにはロスカットという命綱を置くことです。
山のようなビッグウエーブに乗るのに恐怖はつきもので、しかし、そこを捨て身で飛び込んでいけるかどうかで、結果は明らかに違ってきます。
それが、勝者と敗者という冷徹な結果をもたらします。
「皆で渡れば怖くない」なんて、甘い世界ではありません。
根本的に、勝負とは自分との闘いです。
自分に負けたら、誰のせいにもできないのが、厳しい相場の世界の掟です。
そうしたところ、以下に代表されるようなご質問を何件か頂きました。
こんにちは。水上さんの貴重な発信を大変参考にさせていただいておりありがとうございます。
jajaのエントリーポイントについて理解できればとセミナーに参加しましたが分からずじまいでした。
大波に乗るということではありますが乗るべき大波だとどこで判断すれば良いのか(できるのか)がわかりませんでした。
大波だったとは振り返ってみて初めてわかるわけですが、大きな値動きがあればそのまま進むと”予想”してエイヤで順張りでエントリーするということなのでしょうか?
このご質問を受けて、うーんと唸ってしまったんですが、昨日、メルマガ会員さんでもあるマッサージの先生に、いやこんな質問もらってしまって、返事に窮しているんだよと話したところ、jajaの習得にあたって、やはり苦労してきたその先生は、次のように言ってくれました。
確かに、jaja自体はビッグウェーブに乗ることですが、そのためには、海外投機筋や輸入の買いが、どのタイミングで出るとか、年間の財務会計相場を知るとか、なによりも値動き分析がわからないようでは、いつビッグウエーブが来そうなのか、そんなことわかりませんよ。
相場は、総力戦ですよと、逆に諭されてしまいました。
本当に、マッサージの先生の成長ぶりに、こちらが驚くばかりでした。
そこで、以下のようにお答えしました。
Jajaトレードのポイントは、最初にご紹介した通りです。
ただし、これは核心部分であり、それに至る、日中のどの時点で、たとえばAIの海外投機筋がどう出るか、あるいは仲値前の輸入の買いがどう出るか、あるいは、ロンドンハリアー(LH)やニューヨーク・ボーイズ(NYB)という海外投機筋がどうでるか、といった時間管理や、今回の5月・6月のドルの需要期といった年間の財務会計相場や、チャート分析、値動き分析など、そうした基礎的知識がなくて、核心部分だけで勝負しようとしても無理があります。
以下の動画で、それぞれについてご紹介していますので、是非見てみてください。
チャートの不思議~知っておくとお得~
https://www.youtube.com/watch?v=jxOblJv9Iaw&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=19
海外投機筋の実態~知って活用すれば収益に直結!~
https://www.youtube.com/watch?v=Pkk5-DasM9A&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=16
クールにプロフィット・テイク~客観的に相場を見るコツ教えます
https://www.youtube.com/watch?v=aloBXsi_zK8&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=9
【必見】円への肌感覚で勝つ!
https://www.youtube.com/watch?v=mRMin2x6X3g&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=4
秘密のドル/円~投機だけでは説明できない世界から
https://www.youtube.com/watch?v=mziMYJJz5SM&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=2
値動き分析~投機の力学~
https://www.youtube.com/watch?v=7krEuMWVwVc&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=140
チャットGPTに質問して答えを待つのではなく、儲けるためには自らが積極的に学んでいく姿勢が必要です。
相場は、総力戦です。
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◆◇ご質問◆◇
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水上先生 いつも大変お世話になっております。 YouTube配信などを通して、水上先生の相場観や分析方法から本当に多くの学びを得ております。
分かりやすく実践的なお話を惜しみなくシェアしていただき、心から感謝申し上げます。 今回、セミナーで解説されていた手法「jaja」について勉強させていただき、概念や狙い自体は非常に理解でき、深く納得いたしました。
ただ、実際のリアルチャートでエントリーする際のポイントについて、まだ自分の中で具体的なイメージを掴みきれていない部分があり、質問させていただきたくご連絡いたしました。
具体的には、以下のような局面でのエントリータイミングについて悩んでおります。
事例を出していただいたような15分足の場合、揉み合いを抜けた際、2本目や3本目の足が確定したタイミングで成行エントリーするイメージでしょうか?
その場合、相場が伸び切った後になり、損切り位置(ストップ)までの距離が遠くなってしまうリスクをどう考慮すべきか迷っております。
あるいは、15分足で方向性が確認できた後、1分足や5分足に落とし込んで「ボリンジャー5」が充足したタイミングを狙い、15分足の方向と同調する形でエントリーするのが基本となるのでしょうか?
「jaja」の手法を用いて、先生が実際にエントリー判断をされる際のより具体的な事例や、下位足との組み合わせの条件などをご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、また今後の配信やコンテンツ等で取り上げていただけたら大変嬉しく思います。
これからも先生の配信を楽しみにしております。猛暑が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
本日は30日で、5・10日にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済にドル買いが強まる傾向のある日です。
昨日のチャート分析「チャートポイント1」でもいろいろな通貨ペアが動き出しそうだとコメントしましたが、とりあえず、ドル安方向に反応しています。
まあ、ドルの売り好きの海外投機筋のことですから、FOMCが金融政策を据え置いたあたりから、それが理由になるかどうかは別にして、ドル売りをかなり積極的に行っています。
昨年の1月のトランプ関税実施以来、マーケットは基本的にはトランプ氏を嫌い、EUR/USDで言えば、昨年6月まで、1月の1.0200から1.1800近辺までのユーロ高ドル安が続いた後、7月に入り、米国は実際に他の国々と具体的な関税交渉に入って以降も、高値圏でのレンジ相場が延々と続いてきました。
その理由として、米金利の低下見通しが挙げられ、なにかにつけて、ユーロ高ドル安を狙ってきましたが、上げは一時的で、むしろ買っても買っても下がってくるという印象です。
そして、先月になると、それまで形成されていた高値圏のレンジの形状が、ラウンディングトップという、俗にいう坊主頭とよばれる形状になっていましたが、そのネックラインである1.1400前後まで下げてきましたが、依然として下げへの抵抗を見せています。
この1.1400に絡んだ攻防戦も、既に7週目となっており、そろそろ決着をつける時は近づいていると見ています。
ここまで、EUR/USDについて、長々とお話してきたのも、今後のドル/円のスムーズな上昇には、EUR/USDの下落が不可欠であり、その意味から、EUR/USDの行く末には強い関心を持って見ています。
ニューヨークダウは、米イランの衝突に懸念強まり、前日比1,152.46ドル高の51,594.86ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.023%上げて4.627%で引けました。
原油価格は、大幅上昇し、前日比5.72ドル高の84.98ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比10.5ドル高の4049.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時頃から、ドル買いが強まり、9時の東京オープン時には、163.88近辺をつけました、
しかし、そこからハイエナ君(※)が、狂ったようにドル/円を売り下げ、仲値決め頃には、163.68近辺をつけました。
そこから、いったん163.78近辺までリバウンドしましたが、値ごろ感で買い下がってロングになったことを示す、なで肩状態が15分足チャートに現れ、案の定その後荷もたれ感から、ロングの投げが加速し、午後には163.28近辺まで急落しました。
しかし、下では買いが待っていた(ブルーベイ(※)?)ようで、一気に売り過ぎとなり、ロンドンオープン後には、163.69近辺まで急反発しました。
いったん、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のロンドン・ホラー劇場(LHT)となり、163.51近辺まで押しましたが、再び買いが強まり、ニューヨークオープン後、163.82近辺をつけました。
そして、22時からニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタック第1弾で163.73近辺まで下げました。
しかし、再び買いが強まり、163.90近辺をつけました。
2時になり、これもまたお定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)による売りのアタック第2弾に下げ始めたところに、FOMCが金利据え置きを賛成多数決定したことが伝わると163.43近辺まで下げました。
その後、163.50近辺まで反発しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1375近辺から1.1397近辺まで上昇後、1.1377近辺まで下げ、そして1.1466近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、186.25近辺から186.66近辺まで浄書後、186.44近辺まで下落後、187.26近辺まで上昇しました。
儲けることも大変ですが、その儲けを残すことは、もっと大変です。
儲けたことに気を良くして、さらに儲けようと、休む間もなく次のトレーディングを始め、気がつくともともとの利益まで飛ばしてしまういうこともあります。
折角の儲けを、指の間から、サラサラとこぼしてしまっては、何もなりません。
大儲けとやられを繰り返す損益のブレの激しいトレーディングスタイルは、決してプロの世界では評価されません。
プロの世界では、月々の儲けはそこそこでも、その儲けが毎月コンスタント(一定)に出ること、つまり収益を積み上げていけることが、一番評価されます。
なぜなら、そのトレーダーから上がる収益は月々どれぐらいだという数字が読め、収益管理をするマネージメント(管理者)とっては、安心してそのトレーダーにトレーディングを任せられるからです。
一方、個人投資家の立場であっても、同じことだと思います。
投機であっても投資としてトレーディングをするのであれば、プロと同じようなコンスタントに利益を出し積み上げることが、やはり儲けを残すためには大事なことだと思います。
つまり、前月の利益は過去の利益として別に考え、今月はまたスタートはゼロとしてトレーディングを始めるということです。
よくあるのは、大儲けした時の思い出が鮮烈に記憶に残り、その「過去の栄光」によって大儲けしたという思いに浸っていることです。
しかし、その「過去の栄光」は、「過去の栄光」として割り切り、気持ちを切り替えて、ゼロから新たに利益を追求できるかが、儲けを残すためには必要なことだと思います。
そのためには、一回儲けたら、すぐ次のトレーディングには入らず、間をおいて、煮えたぎる欲望を冷ますということも、また必要だと思います。
ウェッジ・フォーメーションは、三角保ち合いの一種です。
一般的な、三角保ち合いは、ペナント・フォーメーションとも言い、細長い三角形の小旗型の形状のことです。
時間の経過とともに値動きが収斂し、そしてどちらかに抜けるというものです。
その一種のウェッジ・フォーメーションは、楔(くさび)型をした三角形の小旗の格好をしています。
旗の上の部分、あるいは、旗の下の部分のどちらかがフラット(平ら)で、上の部分がフラットな場合、収斂後、上に抜ける可能性が高く、下の部分がフラットな場合、収斂後下に抜ける可能性が高いと言えます。
上のフラットなウェッジ・フォーメーションの場合、収斂して上抜けた場合、この形状になり始めた時点での下から上のフラット部分までの高さ分だけ上がるとされています。
下のフラットなウェッジ・フォーメーションの場合、収斂して下に抜けた場合、この形状になり始めた時点での上から下のフラット部分までの高さ分だけ下がるとされています。
ただし、上のフラットなウェッジ・フォーメーションは形成過程で、ダブルトップや三山の形成過程と判断がつきにくいことがありますので、ある程度完成近くなるまでは、あまりどれと固執しないで見ることが大切です。
同様に、下のフラットなウェッジ・フォーメーションも形成過程で、ダブルボトムや三兵や三川の形成過程と判断がつきにくいことがありますので、ある程度完成近くなるまでは、あまりどれと固執しないで見ること大切です。
やはり、今日も、ブルーベイと思われる買いが、東京・ロンドン・ニューヨークと断続的に続きました。
以前にも申し上げましたが、山の雨は、木々や枯れ葉の保水が天然のダムのような効果を果たして保水しますが、豪雨となるとこの保水能力を超えて洪水となり、一気に水は濁流となり堤防を決壊させ、平野部は水浸しになります。
今の相場の段階は、まだマーケットはブルーベイの買い戻しによってできたショートを抱えています。
しかし、このブルーベイの買戻しが続くと、マーケットはとうとうその買戻しを受けてできたショートを抱えきれなくなって、一気に買戻しに出ると、相場は急騰となると見ています。
その意味で、今週は一昨日の月曜以来、ブルーベイは買戻しを続けていると思います。
昨日火曜は、東京・ロンドン・ニューヨークと、一貫してブルーベイは買戻していたように見受けられ、どこまでマーケットは、その保水能力、つまりショートを抱え込み続けられるのか注目しています。
5月の連休明けから、私の開発した値動き分析によれば、ジリ高が既に3カ月近く続いています。
値動き分析~投機の力学~
https://www.youtube.com/watch?v=7krEuMWVwVc&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=140
この45度角度の右肩上がりの上昇を、一目見ただけで、マーケットがショートであることがわかります。
そして、ジリ高の最終段階は、急騰です。
今回の5月初めのドル/円の水準が156円でした。
そして現在が164円に極めて近い水準にあり、この間に8円の上昇を見ています。
このジリ高が最終段階の急騰の場面を迎えた時、どれぐらいのスケールの急騰になるかは、実際に見てみないとわかりませんが、これまでの相場であれば、4~5円ぐらいの急騰になったのではないか、つまり168~169円まで跳ねてもおかしくはないと思われます。
しかし、最近のように、海外投機筋のAIトレードが中心になると、これまでであれば、相場は「売る、買う、休む」の三段階でできていたものが、疲れを知らない機械仕掛けのため、「売る、買う、売る、買う」の繰り返しになるため、急騰はしないけれども、ジリ高が延々と続いてしまう可能性もあり、そうなるととめどなく相場はある一定の速度で上昇を続けることも考えられます。
その意味で、特に8月の夏休みを前にして、手仕舞いの入りやすい今週、どういった上昇となるのか注目しています。
ニューヨークダウは、決算発表の銘柄が相場を押し上げ、前日比537.45ドル高の52,747.53ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.044%下げて4.597%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比3.61ドル安の79.00ドルで引けました。
金価格は、軟化し、前日比51.5ドル安の4025.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時と同時に、ブルーベイ(※)と思われる買いに、163.68近辺から163.75近辺まで買い上げられました。
8時になると、待ち構えていたかのように、ハイエナ君(※)の売りが出て、163.72近辺まで下押しました。
しかし、ボトムフィッシング(押し目買い)で待っていたブルーベイが、カウンターで買い上げたため、東京オープン食後には、163.84近辺まで吹き上げました、
その後、ブルーベイとハイエナ君の売り買いの交錯を経て、仲値決め後を得意とするハイエナ君がブルーベイの買いを抑えて、昼前には、163.68近辺まで売り下げました。
その後、163.77近辺まで買い戻されて、横ばいとなりました。
ロンドンオープン後、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のお定まりのロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)の売りに、163.67近辺をつけました。
しかし。そこから、ブルーベイの買いが本格化し、163.94近辺まで買い上げられました。その後は、高値圏にいました。
ニューヨークがオープンすると、重くなり163.82近辺まで下げ横ばいとなりました。
日本時間零時になるや、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタックに、163.65近辺まで下げました。
その後は、ブルーベイの買いに163.87近辺まで上げました。。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1361近辺から1.1405近辺まで買われた後、1.1386近辺まで下げました。
EUR/JPYは、186.20近辺から186.68近辺まで上昇後、186.52近辺まで下げました。その後、186.63近辺まで反発しました。
トレンド相場やレンジ相場など相場つきにもいろいろあり、もちろん場面場面で攻め方は違ってきます。
野球に例えれば、トレンド相場は打撃戦で、トレンドがどちらに相場が向いているかを的確に把握できれば、長打も狙うことも出来、うまくすれば、大量得点(大儲け)で勝利することも可能です。
しかし、レンジ相場は投手戦のようなもので、1点差で勝敗が決まるような勝敗の分かれ目が僅差であると言えます。
したがって、レンジ相場では、長打は狙わず、バントでも、フォアボールでも、振り逃げでも、あるいはデッドボールでもいいですから、じっくり球種を選んで、なにしろ塁に出ることが先決です。
そして、ひとたび塁に出れば、攻撃側の隙を粘り強く待つことで、数少ないチャンスを生かすことが大事なわけです。
間違っても、ダブルプレーによって、つまり相場の反転に気づくのが遅れて、一気にチャンスをなくさないようにしなければなりません。
そういう意味では、派手な打撃戦のトレンド相場に比べて、一見地味に見える投手戦であるレンジ相場は、トレンド相場よりはるかに神経を使いますし、攻守の腕が問われる地合いだと言えます。
レンジ相場で勝つためには、バントでもフォアボールでもいいからなんとしても塁に出るという執念と、そしてひとたび塁に出れば、深追いせずに腹八分で利益を確定するという着実さが求められます。
たとえば、毎日の日足の連続によって、トップ(頭)が丸くなったり、ボトム(底)が丸くなったりするのを、ラウンディング・フォーメーションと言います。
トップでのランディング・フォーメーションは、ラウンディング・トップ、ボトムに出れば、ラウンディング・ボトムと言いますが、酒田五法で言うところのトップで出現すれば団子天井、ボトムで出現すれば鍋底にあたります。
ラウンディング・トップは、天井圏形成を意味し、下に放れると、天井確認となります。
一方、ラウンディング・ボトムは、底値圏形成を意味し、上に放れると、底値確認となります。
「下に放れる」あるいは「上に放れる」とは、天井圏あるい底値圏で形成しているレンジ幅から下に抜けるとか、上に抜けるといったことを言います。
天井圏で下に抜ければ下落開始、底値圏で上に抜ければ上昇開始の可能性が高まります。
ただ、これはあくまでも、一般的に確率の高いとされるパターンではありますが、決して絶対ではありません。
場合によっては、ラウンディング・トップからさらに踏み上げる場合もありますし、ラウンディング・ボトムからさらに下落する場合もあり、つまりラウンディング・フォーメーション崩しも起こりえます。
崩しに遭う場合は、一般的に、市場が全体的に、このフォーメーションを意識し、実際にそれに応じたポジションを持ってしまった時に起きますので、やはり、マーケットポジションがどのようになっているかを読むことが大切になるわけです。
ラウンディング・トップの場合であれば、下に放れようとしていても、下げきれない時は、既にマーケットは下に放れることを期待してショートになっていることを示します。
ラウンディング・ボトムの場合は、上に抜けようとしていても、上げきれない時は、既ににマーケットが上に放れることを期待してロングになっていることを示しています。
したがい、このフォーメーションに限らず、どんなチャートパターンにも言えることですが、常にその時点のマーケットのポジションを読むことが重要になるわけです。
ロンドンタイムまで、ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)の根拠レスなドカ売り攻撃に、163.33まで突っ込みましたが、そこから展開は一変しました。
つまり、床に叩きつけたボールが勢いよく跳ね返るように、売ったレベル以上の反発を見せました。
このことから、やっぱりブルーベイは下で待ってると思いました。
この床に叩きつけたボールが急反発するような動きは、今月8日以降、何度か見ているシーンです。
今回も同じシーンですから、ブルーベイが下にいると強く思いました。
そして、その後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)が、上がり切ったところから、またお定まりの売りのアタック第1弾、第2弾と畳み掛けるように売ると、また床に叩きつけたボールが跳ね返るような動きをしましたから、本当に7月最終週になって早々から、ブルーベイの買いに腰が入ってきたなと思いました。
前々から申し上げていますように、誰も本当のことは言いません。
仮説を立て、そして実際を観察し、仮説が正しいか間違っているかを検証し、正しければその考えを強め、間違っていれば、修正訂正しながら、仮説に手を加えるといった地道さが、相場を追うためには必要です。
なんでもかんでもチャットGPTに答えを求めて鵜呑みにするようでは、なにも斬新なアイデアは生まれません。
儲けるということは、そんな簡単なことではありません。
知恵を絞って、こうしたらどうだ、ああしたらどうだをやっていって初めて儲けの道は拓けます。
今週は、本当にマーケットを構成する内外のプレーヤー達のカードの手の内を探るポーカーゲームのような戦いになると思います。
いろいろ、考えてみてください。
ニューヨークダウは、米国がイランへの空爆を見送ったことで原油価格が下げ、これを受けて大幅上昇したもののその後緩み、前日比262.44ドル高の52,209.69ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.044%下げて4.635%で引けました。
原油価格は、急落し、前日比7.07ドル下げて82.24ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比17.6ドル高の4088.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、25日が土曜日であった関係で、この日が5・10日振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
先週金曜のニューヨークローズ163.87から窓を開けて、163.53近辺まで突っ込んでシドニーは始まりました。
7時となり、163.70近辺まで買い上げられましたが、8時になると、ハイエナ君(※)が売り下げ始め、東京オープン後も下げは続き、163.53近辺をつけました。
仲値決めが向けて、9時半過ぎから輸入の買いが強まり、163.65近辺をつけました。
しかし、仲値が決まると、仲値決め後の輸入の買いが引いて買いの支えがなくなった地合いを売りで狙うハイエナ君が、定石通り売り下げ、11時には163.46近辺をつけました。
そこから、買戻しに163.61近辺まで反発して横ばいとなりました。
15時にロンドンオープンとなると、ロンドン・ハリアー(LH)(※)が、ナイアガラ(全売り)(※)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)を仕掛け、その強烈な売りに、ドル/円は163.33近辺まで急落しました。
しかし、なにか下に大きな買い(ブルーベイ(※)?)があって、それを飲み込んでしまったのか、一転して反発となり、その反発は、ニューヨークタイムになっても続き、日本時間23時30分頃には、163.76近辺をつけました。
そして、そこで、お定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタック第1弾で、163.66近辺まで下げました。
1時のロンドンクローズに向けては、いったん買戻しに163.71近辺まで戻した直後から、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾となり、163.59近辺まで下げました。
しかし、なにか下に大きな買い(ブルーベイ?)があって、それを飲み込んでしまったのか、一転して反発となり、163.79近辺をつけました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ナイアガラとリバースナイアガラ:もともとはクロス取引の得意なロンドン市場で、ドル/円を売り、たとえば、EUR/USDやGBP/USDも同時に売って、クロス円を売り下げる、つまり全部が落ちる様(全部売り)がナイアガラの滝のようなのでナイアガラと呼んでいる売り仕掛けで、リバースナイアガラとは、ナイアガラの逆の全部買いのことです。
尚、ロンドン市場ではナイアガラが一般的で、リバースナイアガラは極めて稀です。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1390近辺から1.1369近辺まで下落後、いったん1.1385近辺まで反発し、そして1.1370近辺まで下げました。
EUR/JPYは、186.39近辺から186.13近辺まで下落後、いたん186.28近辺まで反発し、そして186.14近辺まで下げました。
先日、マッサージを受けました。
マッサージが終わって、マッサージの先生と雑談をしていましたが、その雑談の中で、前のお客さんと次のお客さんとの間で、時間的にある程度間隔をおくのかという話になりました。
マッサージの先生曰く、「30分ぐらい間隔を置かないと、前のお客さんの気配が残って、次のお客さんが落ち着かれないんですよ。」ということでした。
この話を聞いて、相場の世界でも、五感を働かせることが重要だということを、以前にもお話していますが、相場に携わらなくても、このように一般生活において、誰しも気配を自然とうかがっているもので、相場だからといって特別扱いするものではないということです。
相場の世界で、問題になるのは、たとえば、「自分は素人だから」、「気のせい」といったことを理由に、わざわざ自分の五感で感じるものを否定してしまうところがあることです。
しかし、あえて申し上げておきたいことは、「なんか違う」とか、「いやな感じがする」とか、「ヤバイ」といった自分の五感が知らせてくるサインには、素直になることが大事だと、私は思っています。
そうして五感に鋭くになっていくと、こんな風になります。
自分自身を例に上げて恐縮ですが、私が一番インターバンクディーラーとして、他の銀行と激しく打ち合っていた頃は、なにか自分にとってマズイことが起きそうだという時には背中に悪寒が走るとか、顧客から大口のプライスを求められる時は、顧客が電話で呼んでくる前に気配で「来る」と感じるほど、気配に相当敏感になっていました。
リスクと常に背中合わせの世界ですから、五感に感じるものは決して無視できないと思っています。
このたびは、「水上紀行 FX特別セミナー&トレーダー交流会 in 東京」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆さまのおかげをもちまして、セミナー・交流会ともに盛会のうちに、無事終了することができました。
当日は多くの方にご来場いただき、皆さまと直接お会いして、和やかな雰囲気の中で、活発にさまざまなお話をすることができました。
次回は、10月3日に大阪での開催を予定しております。
西日本の皆さまを中心に、また全国各地の皆さまと、マーケットの話を交えながら有意義な時間をご一緒できることを、楽しみにいたしております。
改めまして、誠にありがとうございました。
私は、最近は15分足ですが、以前は1時間足のチャートを見ていました。
時間帯が変わる55分過ぎ頃から00分に掛けて、意図的にチャートを作ろうとする動きを良く目にしました。
意図的にチャートを作るというのは、上げであれば、あるポイントよりその時間帯が上で終わるか、次の時間帯が上で寄り付くと、買いサインが出るという場面で、意図的に水準をチャートポイントより上に持っていこうとする動きが出ることです。
どの国の誰がそれをしているのかはわかりませんが、明らかに、チャートを作ろうとする意志を感じます。
もちろん、この上げようとする動きに反発する勢力もいて、時間帯の替わる頃は、上げたい向きと上げさせまいとする向きとの攻防戦が繰り広げられます。
実際にこの意図的な売り買いを直接見たのは、ニューヨークにいた頃で、金曜日のニューヨークローズを作ろうとするお客さんがいました。
金曜日のニューヨークローズは、1週間の大引けとなるため、世界中の多くのトレーダーが注目しています。
毎週金曜の現地時間午後4時30分過ぎに電話をしてきて、大口の玉を打ち込んできました。
もちろん、これにより、週末に大口のポジションを持つことで、大きな週末リスクがあることは、お客さんも覚悟の上です。
その玉を受けたトレーダーは、週末越えでポジションをキャリー(保持)したくはありません。
そのため、クローズ間際のマーケットでポジションカバーに走りますので、そのトレーダーにとっては、いい迷惑でしたが、そこはプロらしく、愚痴も言わずにカバーしていました。
そして、ニューヨーククローズとなりますが、お客さんが意図したとおりになったかと言えばそうばかりでもありませんでした。
と言うのも、私自身も経験しましたが、金曜のニューヨークは特に薄いとされていますが、売買してみると、買いが湧いてきたり、売りが出てきたりして、意外や意外、厚いのが実情だったからです。
4:46 ドル/円 163.71レベル
25日が土曜日であった関係で、本日27日が5・10日振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる傾向にある日です。
7月の月末週の初日からドル買い需要が強まることが予想される5・10日振替日となり、今週が激戦週になるものと見ています。
Weekly Reportでも申し上げましたように、結論から言えば、これからドル全面高が本格化する可能性が高くなっている中で、どうもそのドル高のリード役となるのは、ドル/円ではないかと考えています。
もちろん、いつ何時、政府・日銀の介入が実施されるかわからない状況ではありますが、巨額のショートを抱える英系大手ファンドのブルーベイの買戻しは先週ぐらいから本格化している形跡があります。
一方、確かに唯一、この3月からドルロングをスタートさせて、5月・6月のドルの需要期にさらに買い増してきたCTAは、過去の例から言えば、8月の夏休みの前の7月中に大きく手仕舞いに入ってくることは多かったことは確かです。
しかし、先週21日のシカゴIMMポジションは、むしろ円ショートが増えており、ここに来て、ドル/円通のCTAは、夏の陣に向けて兜の緒を締め直している可能性すらあります。
要は、こうした今のドル/円マーケットにおける3大変数の政府・日銀、ブルーベイ、CTAが存在する中で、はっきり申し上げて、この3者のそれぞれの出方がいかなるものになるか想像もつきません。
そんな状況で、今後を予想してみても、ある意味仕方がないことだと思います。
それでは、どうすれば良いのか?
それは、jaja(順張り後出しジャンケン)です。
この土曜日のセミナーでも申し上げました。
jajaは、順張りのスキャルピングではありません、
スキャルピングとは、発想が全く異なります。
たとえてみれば、jajaトレーダーは、ビッグウェーブ(大波)を沖でプカプカ浮きながら待つサーファーと同じです。
小波はやり過ごして、少しぐらい波に乗り遅れてでもいいようなビッグウエーブをひたすら待ち、そしていざビッグウェーブが来たら、躊躇せず果敢にそのビッグウエーブに乗り、そしてしっかり利食うことです。
だから、破格の利益がでるのです。
しかも、後出しジャンケンですから、ほとんど負けません。
それでも、相場には不測の事態がありますので、遠くにはロスカットという命綱を置くことです。
山のようなビッグウエーブに乗るのに恐怖はつきもので、しかし、そこを捨て身で飛び込んでいけるかどうかで、結果は明らかに違ってきます。
それが、勝者と敗者という冷徹な結果をもたらします。
「皆で渡れば怖くない」なんて、甘い世界ではありません。
根本的に、勝負とは自分との闘いです。
自分に負けたら、誰のせいにもできないのが、厳しい相場の世界の掟です。
そういう厳しい世界だからこそ、明るく楽しくやるネアカな性格になる必要があります。
Good luck, everyone!
You may have a Big Chance, if you can win yourself.
好きな相場の格言です。
要は、大きく上げれば、その反動としての下落幅も大きいということです。
もちろん、逆に大きく下げれば、その反動としての上げ幅も大きくなるということも言えます。
相場は、基本的にサイクルだと見ています。
したがって、上がれば下がり、下がれば上がるということを繰り返すものだと思います。
ただ、上げ幅、下げ幅は一律ではなく、振幅幅が大きい時もあれば、小さい時もあります。
相場が大きく動けば、その流れに乗って、順張り方向のポジションは膨らみます。
そして、一方向にポジションが積み上がれば、その反動も大きくなることは、言うまでもありません。
気を付けておかなければならないことは、一方向に相場が進行する期間は、たとえば3ヶ月とか、それなりに長く、あたかもその相場はいつまでも続くのではないかという錯覚を起こしやすいことです。
ただ、その錯覚があるからこそ、一方向にポジションの積み上がることになり、その結果、そのあとの大きな反転の原動力となります。
したがい、大相場であればあるほど、そのあとの反動は大きくなる、つまり、「山高ければ、谷深し」であることを心しておく必要があるわけです。
ファッションは、ファッションショーのあのファッションで、流行やはやりという意味ですが、相場では「今は、円売りがファッション」といった使い方をします。
ある意味、「マーケットのテーマ」という言葉に近いとも言えますが、テーマという言葉の場合、もっとファンダメンタルズに基づくような大局的なニュアンスがあります。
それに対して、ファッションは、円安の流れとか、今どの通貨ペアにマーケットが関心を示しているかといった実際にマーケットのムードを表現する時に使います。
今、なにがファッションかを把握することは、効率よくポジションメイク(ポジションを作る)したり、リスクを回避するためには非常に大切です。
相場のファッションも、はやりすたれがあり、時間の経過とともにオールドファッション(流行遅れ)になっていきますので、常にマーケットが何をファッションとしているかを知る必要があります。
ファッションは、なぜかという理由を追求することよりも、もっと何がはやっているかを直感的に見極めることが大切です。
今のファッションがなにかを掴んでから、逆に理由を後付けしてもなんら問題はありません。
要は、マーケットのムードをいち早く掴むために、直観力を働かせることが大切だと言えます。
□□ 今週の注目点 -----------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、上昇続くか
2.EUR/USD、下がるか
3.GBP/USD、下限テスト
4.クロス円、概ね上昇か
------------------------------------------------
【1.ドル/円、上昇続くか 】の要点
・8月の夏休みまで1週間となり、手仕舞い加速の可能性
・ブルーベイの買戻しとCTAの利確売りの可能性があり、ブルーベイの買戻しがより大きそう
・ドル全面高の牽引役がドル/円になる可能性があり、jajaでビッグウェーブをキャッチ!
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したがいまして、できるだけご質問・ご意見・ご感想をお受けして行こうと考えております。
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ニューヨークダウは、原油高が一服したことから買われ、前日比234.86ドル高の51,946.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.027%下げて4.676%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比2.83ドル安の89.36ドルで引けました。
金価格は、横ばい、前日比9.3ドル高の4059.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、この日は、スロースタート(出だしが遅い)でした。
ハイエナ君(※)が売り出したのも、9時の東京オープン後のことでした。
仲値決め前、輸入の買いに、161.93近辺まで上げました。
しかし、仲値決めの9時54分に売りがセットされていたと思われるハイエナ君がジャストその時間から売り出し、10時30分には、163.73近辺まで売り下げました。
そこからは、買戻しがセットされていたハイエナ君が、12時過ぎまで買い戻して、163.86近辺をつけました。
その後、横ばいとなりました。
15時のロンドンオープンとなると、今度は、ロンドン・ハリアー(LH)(※)がお定まりのロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)の売りで、16時には163.65近辺をつけました。
その後、買戻しに163.81近辺をつけました。
そして、再びロンドン・ハリアー(LH)による緩やかなロンドン・ホラー劇場(LHT)で、163.68近辺まで下げました。
そこから、買戻しのジリ高となり、ニューヨークオープン後、日本時間22時には163.87近辺まで上昇しましした。
そして、22時30分から、お定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタックに、零時過ぎには、193.65近辺まで下げました。
1時のロンドンクローズ後、買戻しとなり、163.85近辺をつけました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1365近辺から1.1390近辺まで上昇後、1.1368近辺まで下げました。
EUR/JPYは、186.24近辺から186.44近辺まで上昇後、186.23近辺まで下げました。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
長寿庵
場所:東京都世田谷区上用賀5-9-16
電話:03-3709-3788
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
砧公園近くのお蕎麦屋さんです。
蕎麦屋で一杯というのが好きで、いろいろなところでやっています。
こちらも、そのひとつで、行けばまずはビールで喉を湿らせ、つまみには、カツ煮、おしんごを頂き、さらにひや酒になると、蕎麦味噌を頼みます。
ここのお気に入りは、ひや酒です。
ひや酒をお願いすると、大きなウィスキーグラスになみなみとつがれてきます。
たまにのことではありますが、蕎麦味噌なめなめ、ひや酒をちびちびやるのが、週末の昼下がりの楽しみのひとつです。
〆には、もちろんお蕎麦です。
こちらは、機械打ちと手打ちのお蕎麦があります。
機械打ちは、つなぎに卵が入っていて、手打ちはなにも入れてはなく、手打ちの方が100円増しになっています。
今回は、冷やし鴨南蛮を手打ちで頂きました。
要は、つけめん風で、お汁は温かく、それにせいろのお蕎麦をつけて頂くというものですが、結構美味しかったです。
こうして、のんびりとした時間を過ごし、明日への英気を養うのでした。
前々から、私は、持ち値より45ポイント前後アゲンスト(自分に不利)となった時、続行するかどうかを判断した上で、だいたいの場合、ロスカットオーダーではなく自分自身でポジションを手仕舞うというお話をしてきました。
なぜなら、以前、自分自身が生き残れるか生き残れないかのアゲンスト幅の分岐点を調べたことがあるからです。
具体的に申し上げますと、儲かった取引のみを抽出して、ポジションを持ってから手仕舞うまでに受けたアゲンスト幅を平均してみたところ35ポイントと算出され、それに遊びの10ポイントを加えても45ポイントしか、儲かった取引はアゲンストにならないことがわかりました。
そして、45ポイント以上アゲンストになるということは、方向が間違っているか、たとえ方向が合っていてもタイミングが合っていないと考え、基本的にはいったんやめることにしました。
しかし、実際、その局面に至った時は、今でも心の葛藤はあります。
「これはたまたまのことだ。例外にしてもいいのじゃないか」という心のささやきと、「いや、ルールに従って、これは、いったん撤退すべき時だ」という相対する心のささやきが、正直頭の中を巡ります。
しかし、余程のことがない限り、「例外はなし。自分のルールを実行する」という結論になります。
それじゃあ、最初からロスカットをそこに置けばいいじゃないかというご指摘もあろうかと思います。
しかし、実際は、ロスカットオーダーは持ち値より90ポイント離れたところに置くことにしています。
それは、いつ何時なにが起こるかわかりませんので、常にロスカットオーダーを入れておくことにしているからです。
ではなぜ、その持ち値より90ポイント離れたロスカットオーダーにまかせず、そんな面倒なことをしているかと申しますと、45ポイント前後アゲンストになった時に、ロスカットするかどうかの結論は自分でしたいと思っているからです。
ここは、踏ん張り時と見るか、やっぱり自分の見方・タイミングが合っていないか自分の目で確かめ、自分自身で能動的に撤退するかどうかの結論を出したいと思っているからです。
もちろん、皆様の多くの方々が、本業のお仕事やご用事があることと思いますので、私のやり方をそのまま踏襲することは難しいことだと思います。
しかし、これだけは、ご自分のものにしていただきたいのは、ロスカットオーダーまかせにしないということです。
やはり、その相場が自分がイメージしているものと違うと感じたときは、ロスカットオーダーのレベルを待たず、能動的にポジションを手仕舞う勇気を持つことが必要です。
ロスカットオーダーを入れているからいいやとばかりにほったらかすと、実際ロスカットオーダーがついてみると、意外と損失がズシンと重く感じることが多く愕然としてしまうものです。
そして、それは、次の戦いに向けての体力をそいでいることを意味しています。
したがって、自分自身の手でやめられる勇気を持つことは、マーケットで生き残っていくためには、大変重要なことだと思います。
ただし、いつ何時なにが起きるかわかりませんので、遠くて結構ですから、必ずロスカットオーダーを入れておくことは、くれぐれもお忘れにならないで下さい。
その時点のマーケットのセンチメント(市場心理)が相場の上げを期待しているのか、あるいは下げを期待しているのかによって、同じ材料でも、反応は全く異なります。
言い換えれば、マーケットは相場がどうなることを望んでいて、どうなることを望んでいないかというその時点でのマーケットセンチメントによって、相場の展開は変わってきます。
まずは、マーケットがその時なにに最も関心を寄せているかを知ることが肝心です。
これは、ある程度、相場の概況を伝える日々のネットなどのマーケットレポートを継続して読んでいると、わかることです。
というのは、いろいろな材料の中でもその時点の相場展開の理由として一番頻度が高く記事に掲載される材料がやはりマーケットの一番の関心事であるからです。
日頃からのトレーニングとしては、相場概況を継続的に読むことに加え、さらに踏み込んで、一番頻度の高い記事からマーケットの大勢が今どう相場を考えているのかを推理するクセをつけることだと思います。
また、注意しなければならないことは、ひとつの材料をテーマにしてある程度の期間相場が進行すると、そのテーマにマーケットは飽きてしまうところがあります。
これを相場的に言えば、最初こそ、そのテーマに対する相場のリアクションが大きかったのが、段々とリアクションが限られてくる、つまりは、その方向へのポジションが積み上がってしまうことを示しています。
そうすると、「その件は織り込み済み」などとして反応が鈍くなり、変わって目新しい違う材料に飛びつき、まだ今までの材料に固執している出遅れ組のロスカットも巻き込んで、相場は反転することになります。
このように、マーケットが飛びつく出物を物色し、早く相場に入り、旬が過ぎたと思えば、早く今までの材料に沿って持っていたポジションを閉じ、できれば次の出物に乗り換えるということが必要になります。
そのためには、マーケットとっての一番の関心事とそれがまだ新鮮かどうかの鮮度を見極めることが、マーケットセンチメントを読む上で大事になります。
まだ、材料が新鮮なうちは、相場はマーケットがどうなることを望んでいるかという前向きな方向に反応しやすく、一方材料が旬を過ぎて鮮度が落ちると、相場はマーケットがどうなってもらうのは困るという方向に動きやすくなります。
世界中の市場参加者の心理によって構成されるマーケットセンチメントによって相場は動いているところは大きく、それを読むことは相場の今後の行方を占う上で、大変重要だと思われます。
昨日のロンドンオープンの日本時間15時近辺の安値が163.07で、ロンドンクローズ日本時間1時前の23時45分の高値が163.98ですから、ロンドンタイムを通して、91銭の上昇でした。
値動きからすると相当ドル/円は買われたものと見ています。
そして、そのドル買いの影響を受けて、盲目的に繰り返し買われてきたEUR/USDも売られました。
それを見るだけで、直近、ドル相場を主導しているのがドル/円であることがわかります。
つまり、従来であれば、EUR/USDが主導的に相場をリードしてきました。
たとえば、昨年1月のトランプ大統領が再選後ただちに関税政策を打ち出したことを嫌気したドル安の時に、主導したのはEUR/USDであり、ドル/円は追随的に下げました。
しかし、昨年7月からドル/円はジリ高に転じて上昇を続ける中、EUR/USDは、高値圏でラウンディングトップを形成しながら、レンジ相場を続け、やっと先月ぐらいからユーロ安ドル高気味になりました。
しかし、相変わらず、連日AIによる盲目的なユーロ買いが続き、週足ベースでは急落(ドル高)の可能性が高まってはいますが、結局昨日のようにドル/円でドル高が進まないことには、EUR/USDの下げはまだ進まないという状況です。
私は、これまで、今後EUR/USD中心のドル全面高になるものと見てきましたが、どうも今の状況では、ドル/円がドル高の主導的な立場を今後も続ける可能性があるのではないかと考え始めています。
正直なところ、まだ確信を持つまでには至っていませんが、ただし、昨日の上げもそうですが、やはり巨額のショートポジションを抱えていると思われるブルーベイの買戻しは、観測ベースでは7月8日からはじまっているようですが、まだまだすべて買い戻すには相当買わなければならないものと見ており、それによる直接的なドル/円の買い圧力はまだまだ続くものと見ています。
もちろん、トランプ関税に嫌気して昨年前半EUR/USDは買われて、かなりのロングになっていますが、トランプ嫌いの西欧と米民主党支持層が、未だに決着を見ないイラン戦争を理由にまだ思い切ったEUR/USDの手仕舞いには踏み切れないのかもしれません。
いずれにしても、ドル/円が主導するのか、EUR/USDが主導するのかは、まだ観察の余地がありますが、ドル/円は「日本のドル不足のドル買い」という構造問題があり、またEUR/USDは週足で見ても、かなりのユーロロングを抱えた状況が続いているだけに、今後、全体的なドル高進行の可能性は高いものと見ています。
ニューヨークダウは、決算を発表した主力銘柄の一角に売りが出て一方、原油高も重荷となり、前日比508.42ドル安の51,710.16ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.045%上げ4.702%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比4.98ドル高の91.81ドルで引けました。
金価格は、下落し、前日比102.5ドル安の4051.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、8時の163.12近辺からハイエナ君(※)が売り始め、9時の東京オープン後も売り続け、163.05近辺まで下げました、
仲値決めに向けて輸入の買いが強まり、163.13近辺をつけましたが、仲値決めの9時54分になると、ハイエナ君が新たに狂ったように売り出し、163.00近辺まで売り下げました。その後は、やや戻して横ばいとなりました。
この間に、EUR/JPYが大量に買われていましたが、EUR/USDを押し上げるばかりで、ドル/円にはほとんど影響は出ず横ばいでした。
ロンドンがオープンすると、ブルーベイ(※)と思われるドル/円の大量買いに、一気に163.44近辺まで上昇しました。
それを受けて、EUR/USDは、一転反落となりました。
この間、ロンドン・ハリアー(LH)(※)はブルーベイがドル/円で動いていることを察知して、ドル/円相場では動かなかったものと見ています。
その後、ドル/円は、いったん横ばいとなりましたが、ニューヨークオープン前から、改めてブルーベイの買い戻しが再開したものと思われ、163.63近辺まで上昇しました。
そこに、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)によると思われるなんちゃって介入(投機筋の疑似介入)が出て、一時163.32近辺まで下げました。
しかし、ニューヨークがオープンすると、流動性が高まるのを待っていたブルーベイと思われるドル買いは再開し、一本調子に買い上げ、日本時間零時前には、163.98近辺をつけました。
そして、お定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタックに、163.72近辺まで下げました、
その後、163.85近辺まで反発しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1395近辺から1.1364近辺まで下げました。その後、1.1380近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、186.13近辺から186.51近辺まで上昇後、186.23近辺まで下げました。その後、186.40近辺まで反発しました。
ディーラーとしての成長過程において、ある時点では、夢中になる期間も必要だと思います。
私自身の場合を例に取り上げてみますと、ロンドンでディーラーを命じられ、最初は鬼軍曹にゴリゴリやられ、結構つらい日々を送りましたが、鬼軍曹のスパルタ教育が功を奏し、4~5ヶ月目ぐらいで、どうにか自分自身のスタイルでディーリングができるようになりました。
そうなると、今度はディーリングが面白くて面白くてたまらなくなり、まさに寝る間も惜しんで、ディーリングに打ち込みました。
そして、ロンドンから東京に移り、ロンドンという支店と比べると、懐の深さがケタ違いに大きい東京本部で、さらに大きな額を振り回して大暴れしました。
まずは、ロンドンにいた頃と同じスワップディーラーをやり、無茶苦茶に大きな額で米系銀行ニューヨーク本店と張り合いました。
次に、ケーブル(GBP/USD)ディーラーとして、香港・シンガポールの中国系ディーラーと日々激しく叩き合いました。
そしてドル/円ディーラーとして、円の主導権はマザーマーケット(本拠地)である東京が持つべきだと考え、海外勢の猛攻に正面からぶつかったりと、いろいろなディーリングをしました。
それが出来たのも、ディーリングが面白くたまらず、夢中だったためだと思っています。
そうした夢中の期間があったからこそ、いろいろな相場での身の処し方、テクニックなどを学び、現在為替のストラテジスト(為替の投資戦略を考える専門家)として皆様にアドバイスできる知識や経験を得たのだと思います。
余談ですが、夢中な頃に、36時間ノンストップディールをやったこともありましたが、結論は、集中力が散漫になり、これはやるべきことではないと思いました。
負けていると相場にのめり込む時間が長くなるというご経験はありませんか。
その36時間ノンストップディールを始めるきっかけとなったのも、負けを取り戻そうとしたことから始っていました。
今の私ならこう言います。「自分の負けは負けとして認め、撤退して休息を取ることが、結果的には良いことだ」
それは、私自身が夢中になっていた時期に痛い経験をしたからこそ、今皆様にそう言えるのだと思っています。
通貨ペアによって、動きのリズムも様々で、個々人によって相性は違います。
自分自身にとって相性の良い通貨ペアを持つことは大変大事なことで、トレーディングの中心はその相性の良い通貨ペアで行うことが良いと思います。
しかし、だからと言って、他の通貨ペアは見なくて良いかと言えば、やはりそうではなく、他の通貨ペアもよく見ておく必要があります。
なぜなら、相性の良い通貨ペアは、それだけで独立してマーケットに存在しているわけではなく、他の通貨ペアと影響しあって動いているからです。
たとえば、GBP/JPYが相性の良い通貨ペアだとしたら、少なくとも、ドル/円、GBP/USD、EUR/USD、EUR/GBPなどを見ておかなければなりません。
これら連関している他の通貨ペアが動いたことによって、GBP/JPYに動きが出ていることに気づかず、相場のエントリーに出遅れたり、悪くすると、連関する他の通貨ペアに動きが出たことによって、GBP/JPYのポジションがアゲンスト(不利)になる、つまりは逃げ遅れることにもなりかねません。
したがい、相性の良い通貨ペアを持つということは、さらに言えば、いろいろな通貨ペアの動きも興味を持って見ておく必要があるということです。
そうした中から、また相性の良い、言い換えれば、得意とする通貨ペアが増えていくものと思われます。
ただし、得意通貨ペアをあまり増やすことは、すべてを見きれなくなりますので、2~3の通貨ペアぐらいに絞ることが適当ではないかと思います。
ドル/円の1時間足を見ますと、21日火曜日に大きく上昇し、22日水曜にいったん上げが止まって高止まりしています。
高値圏では、急速な円安を口先で止めようとするのが透けて見えるような報道があり、それを待ってましたとばかりに、どこかでは落ちると期待する海外投機筋のような連中が売り込みました。
しかし、それでまたショートポジションが出来て反発し、22日の18時からは、またしても45度角度の右肩上がりとなり、私が開発した値動き分析のジリ高形状になって、一目でマーケットがショートであることがわかります。
値動き分析~投機の力学~
https://www.youtube.com/watch?v=7krEuMWVwVc&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=140&pp=iAQB
今の相場は、どこかでは落ちると見る向きの、戻り売りにより、常にマーケットがショートになっている相場です。
しかも、それが、売り先行の海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))や、こんなに一本調子に上がってきている相場にも関わらず、ここであきらめてはいけないと思っているのか、未だに売り上がっている本邦個人投資家層だけではなく、159円前後の持ち値で国家予算級のサイズのドルショートポジションを抱える英系大手ヘッジファンドのブルーベイまでいます。
そして、2022年からの政府・日銀の大量ドル売り円買い介入の繰り返しよって、一部CTAを除き、ドルを買う人がいなくなっているという、異常なドル売り先行になっているマーケットに、急落を期待する方が現実を直視していないと思います。
今の円安を正しく理解をしなければ、国も国民も大きな損失を被ることになると思います。
それぐらい、今の円安は深刻です。
ニューヨークダウは、いったんは上げたものの緩み、前日比4.46ドル安の52,220.18ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.035%上げて4.663%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比2.25ドル高の86.59ドルで引けました。
金価格は、ジリ高で、前日比59.3ドル高の4135.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時台から8時台に掛けて、前日の海外で大きく上げたこともあり、強気の買いが先行し、163.22近辺をつけました。
しかし、こうした大きく上げた翌日の東京ではハイエナ君(※)が、にわかロングを駆逐するように猛烈に売り下げる傾向があり、東京オープン前から、ハイエナ君は売り、163.03近辺まで下げました。
その後、ブルーベイ(※)と思われる買いに、10時30分頃には163.20近辺をつけました、そして、再度ハイエナ君が売り、163.07近辺まで下げましたが、買戻しに163.19近辺まで上げ、高止まりとなりました、
ロンドンオープン前からロンドン・ハリアー(LH)(※)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)売りが強まり、ロンドンオープン時、163.06近辺まで下げ、横ばいとなりました。
16時半になると、関係筋の話として、「日銀は利上げペースを半年ごとの市場予想より加速する方向で柔軟な姿勢を取る」との報道が出て、瞬間162.65近辺まで急落しました、
その後、163.11近辺まで反発しました。
そこから、いったん162.96近辺まで押した後は、ジリ高となり、一時163.17近辺をつけました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1404近辺から1.1421近辺まで上昇後、1.1407近辺まで下げました。
EUR/JPYは、186.01近辺から186.19近辺まで上昇後、186.06近辺まで下げ、186.18近辺までジリ高になりました。
ここで勝負に出なくては、もう儲けるチャンスはないと、どうにもこうにも逸る気持ちが抑えきれず、マーケットに飛び込んでしまったことはありませんか。
私は、それを、「儲け損なう恐怖」と呼んでいます。
「損する恐怖」よりも、この「儲け損なう恐怖」のほうが、実はタチが悪く損をするきっかけとなることが多いと言えます。
これは、決して、ごく一部の人だけの感情ではなく、マーケットの多くの参加者が同じように抱いている感情です。
たとえば、何かをきっかけとして、皆がこれは買うしかないと買おうとすれば、確かに皆が買っていますので多少は上がりますが、マーケットは、極めて短期間にロング(買い持ち)に偏り、そのため、逆方向に行きやすくなってしまうのは極あたり前のことです。
そして、いったん持ってしまったポジションを、「可愛いポジション」と思うがあまりに、簡単に損切れず、どうにもこうにもならないところまで追い込まれて投げて、大きな損失となってしまうこともあります。
確かに、何かをきっかけとして急騰することももちろんありますが、しかしその急騰のエネルギーは、ショート(売り持ち)の損切りです。
つまり、損切りは、すさまじいパワーを持っているということです。
「儲け損なう恐怖」を抱くよりも、マーケット全体のポジションの偏りを読むことと、マーケットがどうなることを望み、どうなることを望んでいないかというマーケットの心理を読むことが、マーケットにエントリーする上で大切なことだと思います。
相場で、気をつけなければならないことは、自分自身の考えていることが大勢意見になっていないかということです。
相場は、まず大勢意見の逆に行くものと考えておいて良いかと思います。
これは道理で、皆が大勢意見に乗るということは、要は同じ方向にポジションが大きく偏ることを意味しています。
大勢の意見とて、一時的には当たることがあることも確かですが、その場合は、皆より早く相場に入って、皆より早く相場から出ることが肝心で、長居は無用です。
また、マーケットが過熱してきて、これは上がるあるいは下がると断定的になってきたら、イエローカードです。
こういう時は、反発し始めたところを追撃的に反発の流れに乗ると、ストップロスの連打に乗って、極めて短期間に利益を得ることも可能です。
要するに、人とは違う道を歩むというのが、相場で生きていくためには、大切なことだと思います。
そのためには、なによりも、マーケットセンチメント(市場心理)が読めるようになることが必要で、マーケットの大勢が今何を考えているのかを、日頃から推理するクセをつけることが大事だと思います。
「人の行く裏に道あり花の山」、名言です。
昨日のロンドンとニューヨークタイムの上昇に、159円前後の持ち値の巨額ショートポジションを持つ英系大手ヘッジファンドが関与していたかと問われれば、やはり関与したものと見ています。
まずそう思ったのは、15分足チャートでもご覧になるとお分かりになりますが、日本時間14時45分のロンドンオープン直前から、深夜1時のロンドンクローズ手前まで上昇が続いたことから、明らかにロンドンベースの何者かが買い上げたものと判断できたからです。
しかも、新規に買う場合は、買い上げれば買い上げるほどロングになりますから、なかなか上昇後高止まりにはならず、荷もたれ感から、相場はそれなりには緩むものです。
しかし、昨日のロンドンからニューヨーク午前に掛けての上昇は、上がりっ放しの上、高止まりとなり、そして、ニューヨーク午後になり、今度はなりふり構わず買い上げてきました。
ということは、ショートポジションを単に買い戻しているため、上げてもロングポジションが膨らんではいかず、そのため荷もたれせず、ポジション的は高値圏にいても、スクエアに近いポジション状態のため、高止まりし、そして改めて買い上げています。
しかも、通常の相場であれば、ロンドンタイムは、ロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)の売り仕掛けがありますが、昨日のロンドンタイムには、それが出た形跡はなく、やはりロンドンの大きなプレーヤーが買いで動いていることを察知して、売りを控えたものと思われます。
さらに、ニューヨークに入って、確かにオープン後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)のお定まりの売りのアタックには出たものの早々に買戻し、そしてニューヨークの午後、通常であればAIであることが見え見えの売りのアタック第2弾が判で押したように出て、しかし日本時間5時ぐらいになると、ほぼ必ず買い戻すという、また今日もかとあきれるほどワンパターンの売りも出ないところを見ますと、確かにニューヨークオープン当初は、NYBも事情がわからなかったものの、たぶんロンドンから大きな買いが出ているという情報は、たった5時間の時差しかないふたつのマーケットセンターの間では、実に簡単に伝わります。
そのため、AIによる売りのアタック第2弾を止めたものと思われます。
むしろ、高値圏で再び買っているところをみると、まだ買い興味があると見ています。
なぜなら、その買い興味がブルーベイのものだったら、なにせ国家予算級のサイズのドル/円ショートを抱えているわけですから、買い上げると決めたら、もう簡単には終わらないと思われるからです。
とうとう、懸念されていたブルーベイの巨額ショートの買戻しが本格化したものと見ています。
ヒロセ通商さんの注文情報を見ますと、売り上がりも依然として多少ありますが、ショートのストップロスがたわわです。
逆張りは、極めて危険であることが現実になってきたようです。
ニューヨークダウは、主要企業の2026年第2四半期決算の発表が本格化し収益好調の銘柄に買いが入り、前日比384.67ドル高の52,223.93ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.028%上げて4.626%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比2.18ドル高の84.66ドルで引けました。
金価格は、上昇し、前日比73.0ドル高の4088.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、20日が海の日で祝日であった関係で、この日が5・10日振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
東京オープン前、ハイエナ君(※)が売り込み、162.49近辺をつけました。
しかし、東京オープン後、輸入の買い強まり、仲値決め頃には、162.53近辺をつけました。
仲値決め後、輸入の買いが引いて、買いの支えがなくなって下げやすくなる10時台のドル売りを得意とするハイエナ君が売り出し、162.44近辺まで下げました。
その後は、やや戻し、タイトな横ばいが続きました。
ロンドンオープン後、クロス取引の活発なロンドンマーケットらしくリバースナイアガラ(全買い)(※)となり、この動きにドル/円もジリ高となり、162.70近辺をつけました。
その後、いったん横ばいとなりましたが、ニューヨークオープン前から上昇を再開し、ニューヨークオープン後、162.80近辺をつけました。
そして、お定まりのニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りのアタックに162.70近辺まで押しました。
しかし、ブルーベイ(※)と思われる買戻しと思われる買いは引かず再び上昇し、163.00を上抜いて163.04近辺つけ、その後は高止まりとなりました。
その後、さらにブルーベイが買い戻したようで、163.23近辺まで上昇し、高止まりしました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ナイアガラとリバースナイアガラ:もともとはクロス取引の得意なロンドン市場で、ドル/円を売り、たとえば、EUR/USDやGBP/USDも同時に売って、クロス円を売り下げる、つまり全部が落ちる様(全部売り)がナイアガラの滝のようなのでナイアガラと呼んでいる売り仕掛けで、リバースナイアガラとは、ナイアガラの逆の全部買いのことです。
尚、ロンドン市場ではナイアガラが一般的で、リバースナイアガラは極めて稀です。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ブルーベイ:実際にある英系大手ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
EUR/USDは、1.1420近辺から1.1406近辺まで下げた後、1.1419まで反発し、1.1399近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、185.88近辺から185.71近辺まで下げた後、186.12近辺まで上昇しました。
私は、「見てくれのいい」という言葉が嫌いです。
ことの発端は為替オプションなどを駆使して表向き高利回りな金融商品を開発している担当者が盛んに「見てくれがいいモノ」と言うものですから、あまりに自己の利益を優先して、顧客をないがしろにしていると思い、大変腹が立ったことがあったからです。
見てくれよく出来ている商品とは、思わず引きつけられるような魅力のある商品に見えるものの、その実、商品の中身がブラックボックスになっていたり、よくよく説明書を読んでみると、状況によって大変なリスクを負うとか、権利が消滅するといった商品です。
どうしても、表面の利回りの良さに飛びついてしまいがちですが、それほど世の中は甘くはなく、結局ババを引くのは買った方となります。
こうした見てくれのいい商品のひとつが、過去に大変な問題に発展したサブプライムローンを使った金融商品です。
サブプライムローンは住宅ローン担保証券(RMBSもしくはMBS)の形で証券化され、さらにそれらが債務担保証券(CDO)の形に再証券化されて、金融商品として金融機関や投資家に販売されました。
低所得者層向けの住宅ローンですから金利が高く、それの証券化商品ですから見てくれはいいですが、住宅ローンの返済方法が、当初数年間金利を低めに抑えたり、当初数年間は金利のみの支払いを行ったりと、当初の返済負担をかなり軽減したものが普及しました。
そのため、ローンの借り手が自分の返済能力を無視した借入を行うことが可能となって貸付が増加したというシロモノですから、遅かれ早かれ破綻することは目に見えていたと言えます。
しかし、見てくれのよさに金融機関や投資家が飛びついてしまったところで債務の延滞が続出し、融資専門会社が資金繰りが悪化し、さらに大手金融機関に問題は飛び火するというドミノ倒しのような状況となりました。
大手金融機関の四半期決算で1兆円とか1兆5千億円の損失が発表され、これでも大丈夫なのかと見ていましたが、やっぱりいくつもおかしくなっていきました。
結局、見てくれがいいと言って、目先の利益を飛びついたがあまりに、大手金融機関ですら屋台骨が揺らいだことを、教訓としてよく記憶に残しておくべきではないかと思いました。
足るを知るということが、肝要だと思います。
トレーディングスクリーンを見て、「ああ、いいレート」だと思いながらも、素直に利食わず、やり過ごしてしまうことはありませんか。
やり過ごして見て、「やっぱりいいレートだった。今度そのレベルが来たら、利食おう」と考えていると、相場は、そう思っていることを見透かしたかのように、「いいレート」だと思ったレベルには行かなくなり、逆に動いてしまうことが結構あります。
また時には、もう一度思ったレベルまで行っても、欲が出てしまい、今度こそもっと行くだろうとまたやり過ごしてしまって、結局は逆に動いてしまうこともあります。
そうすると、損したような気持ちが強くなって、自分のポジションに執着してしまい、思わぬ深みに嵌まってしまうことがあります。
最初に見た時点で感じた「ああ、いいレートだ」と思う自分自身の五感を、もっと信じることが大事です。
また、相場の雰囲気から、自分にとって嫌な感じがする時も、それを信じることが大切です。
「いいレート」をやり過ごすのも、「嫌な感じ」を無視することも、そんなの合理的ではないと思えばそのとおりなのですが、結構、自分の五感が教えてくれることは多く、私自身も過去に何度もそうしたことを経験し、難を逃れたことがありました。
経験度が長ければ、リスクに対する感覚が研ぎ澄まされてくることは確かです。
しかし、経験度が浅くても、持って生まれた五感が、リスクを教えてくれると、個人的には考えています。
大事なことは、そうした五感のサインを、無視したり、あえて否定しないことだと思います。
昨日20日が海の日で祝日であった関係で、本日21日が5・10日振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる傾向がある日です、
ドル/円の日足で、相場の動き出すタイミングを示すボリンジャーファイブ(ボリンジャーバンドの期間:5,シグマ:2にしたもの)は、上下バンドが収束し平行になり、まさに相場が動きだすサインがでていますが、相変わらず、機械仕掛けの海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))は、判で押したように、基本売り先行で売り、そして反発、そしてまた売りという「(売り先行の)張る、閉じる」の繰り返しを延々とやり、また本邦個人投資家層は、相変わらず、介入期待の売り上がりとそれでできたショートのS/Lが並ぶという構図も変わりません。
つまり、引き続き、海外投機筋も本邦個人投資家層も売り先行で、CTAは8月の夏休み前のロングの手仕舞いを未だせずに静観していて、また英系大手ヘッジファンドのブルーベイは、その抱える巨額のショートポジションを静かにボトム・フィッシング(押し目買い)で買い戻している気配があり、そして政府・日銀は鳴りを潜めているという、まさに五竦み(ごすくみ)の状態にいます。
誰がきっかけを作るのか、この夏の陣は、結構見応えがありそうです。
その中にあって、我々ができることは、余計な予想はせずに、ちょっと出遅れても遅くないようなビッグウエーブを求めて、多くのサーファーと同じように、海の上で、サーフボードに寝そべって、プカプカしながら、小波はやり過ごし、ビッグウエーブをひたすら待つことです。
トレーダーの一番の仕事は、「待つこと」です。
草原のチーターを思い出してみてください。
チーターは、獲物となるガゼルとかが近づいてくるのを、極めて低重心でかついつでも飛び掛かれる姿勢で、自分の匂いを消すために、風下でひたすらジーっと待ち、そしてちょっとした油断をガゼルがした時に、一気に襲い掛かるものです。
相場におけるチャンスというものも、まさにそうで、数少ないチャンスを待ちに待ち、そして、その時が来たら、躊躇なく飛び掛かるものです。
自分は、ポジポジ病でと、ご自分でご自分を甘やかすのであれば甘やかせば良いです。
それは、自己責任であり、non of my business(まったく私が知ったことではない)ですが、もし投資として投機をやるのであれば、自分を甘やかしても実りはありません。
そういう意味で、相場の世界は厳しいです。
ニューヨークダウは、イラン情勢が懸念されて売られ、前日比305.14ドル高の51,841.28ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.059%上げて4.600%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.72ドル高の82.50ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比4.2ドル安の4014.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、海の日の祝日で、東京市場は休場でした。
それに伴い、仲値決めはなく、そのため輸入の買いもありませんでした。
7時と同時に、週越えで下げを狙ってドルをショートにしていた向きが、月曜の流動性が出てくるのを待って、損切りの買戻しに出たため、162.58近辺まで吹き上げました。
その後、高止まりとなりましたが、9時前から、ハイエナ君(※)が猛烈に売り出しました。
下がる過程で、値ごろ感から、本邦個人投資家層が買い下がったようでロングになり、戻らないため、そのロングの投げに、10時台に入り152.35近辺まで下げました。
その後、底値圏での横ばいが続きました。
ロンドン・オープン前から、ハイエナ君が依然としてショートと見たロンドン・ハリアー(LH)(※)によるショートスクイズ(SS)(※)に162.45近辺まで買い上げられました。
しかし、バレーボールのトス・アンド・アタックの要領で、その後は、これもまたロンドン・ハリアー(LH)によるロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、162.32近辺まで売り下げられました。
そして、162.43近辺まで反発後横ばいとなりました。
ニューヨークオープン前、 ロイターが「仲介者が米国・イラン間の合意復活の道を探るため、10日間の攻撃停止を提案」と報じたことを受けて、瞬間162.20まで、ロンドン・ハリアー(LH)によって162.20近辺売り込まれましたが、すぐに元に戻りました。
そして、ニューヨークオープン後、今度は、イエメンのフーシ派が「犯罪国家サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言」と報じられたため、ショートを抱えてこらえていたロンドン・ハリアー(LH)が一気に買戻しに入り、162.60近辺まで反発し高止まりとなりました。
日本時間1時30分から、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)によるお定まりのニューヨークタイム午後の売りのアタックとなり、162.42近辺まで下げました。
その後、買戻しに162.52近辺まで反発後、二番底狙いとなり、162.47近辺をつけました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ショートスクイズ(SS):ショート筋をあえて買い上げて買い戻させて利食う手法で、ロンドン・ハリアー(LH)の得意技。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1435近辺から1.1403近辺まで下げました。その後、1.1417近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、185.35~59近辺で横ばいでした。
相場において、「待つ」ということは、大変重要です。
よくあるケースは、強いフィーリングが湧いた時に、思わず相場に飛び込んでしまいがちだということです。
その結果、アヤ戻しに巻き込まれて損切りとなったあげく、元々考えていた方向に相場が動き出すことは、決して珍しいことではありません。
結構、多くの場合、フィーリング自体は当たっていることが多く、そのこと自体は自信を持っていいのですが、マーケットの多くの参加者がまた同じようなフィーリングを持つことが多く、そのため、同方向のポジションが短期間に積み上がりやすいため、こうしたアヤ戻しが起きやすいと言えます。
この大勢の見方がアヤ戻しによって蹴散らされ、ポジションの偏りが適量になって初めて、考えた方向に行くと考えた方が良いと思います。
また、このフィーリングが湧いてから、アヤ戻しがあって、そして思惑通りの相場の流れとなるのには、想像するよりも長い時間が掛かると理解しておくことが大事です。
したがい、フィーリングが湧いても、焦れる気持ちを抑えて、本当のエントリーのタイミングを待てるかどうかで、勝敗が決まってきます。
本当のエントリーのタイミングとは、それではいつかということですが、ひとつの判断としては、動く直前の値動きが極端に狭まった後となったり、寄線(よせせん:寄り付きと引け値が同じとなり十字となる線)なった後の場合が多いと言えます。
また、アヤ戻しでポジションが適量になった後、相場が動き出してから、追撃的にエントリーすることは、確実性を高めるものと考えています。
相場が大きく動いて、今までの水準から大幅に変っわてしまうと、マーケットは新しい水準に慣れていないため、荒っぽい動きになりがちです。
この新しい水準での荒っぽい動きを、「マーケットは、まだ目が慣れていない」という言い方をします。
こういう状況の時は、新規にポジションを持つのをとどまって、マーケットから一歩引いて、マーケットが新しい水準に目が慣れてくるのを待つことが得策です。
問題は、水準変更によってアゲンスト(不利)のポジションを持ってしまった場合で、特に、2008年のリーマンショック語のような、たとえばGBP/JPYが80円も大暴落するような状態では目が慣れぬままにどんどん水準が変わり、どこまで下がるのか恐怖すら感じるような相場状況の時です。
大暴落の原動力は、膨大なロスカットが出ているということであり、アゲンストの場合、目が慣れるなどと言っている余裕はなく、即刻、どんなレベルであっても躊躇せず、ポジションを投げることが肝要です。
また、この大暴落時には、決して逆張りは考えないことです。
なぜなら、なんでもいいからマーケットから脱出したいというロスカットが殺到していますので、そこへ逆張りで入ろうものなら、串刺しの刑になることは、実に簡単なことです。
もしも、幸運にも、フェーバー(有利)なポジションを持っているのであれば、悠然と構えていていいとは思いますが、ただし確定してこその利益ですので、どこかの時点では利益確定をしなければならないということを、くれぐれもお忘れにならないでください。
そうしなければ、利益は「絵に描いた餅」に過ぎません。
4:44現在 ドル/円 162.42レベル
本日は海の日の祝日で、東京市場は休場です。
それに伴い、仲値決めはなく、そのため輸入の買いもありません。
Weekly Reportでも申し上げまたが、前回2022年にブルーベイは5月を通して大量のドル売をしました。
しかし、大量売りにも関わらず5円しか下がらず、逆に6月から10月に掛けて25円も上昇し、その上げにブルーベイのショートの買い戻しが大きく影響したものと見ています。
ただし、同年5月・6月のドルの需要期が過ぎ、7月半ばになると輸入の買いが一服し、7月21日木曜日から8月初めにかけては、いったん調整で8円ほどの下げを見ています。
ですので、今年の7月についても今日20日月曜は海の日の祝日で、仲値決めもなければ、輸入の買いもありません。
したがったこの買いの支えのない20日と2022 年7月の調整下げ開始日となった7月21日の応当日となる7月21日火曜は、警戒が必要だと見ています。
ただし、今年の7月の場合、7月8日からブルーべイは初日こそ、買い上げることによって買戻しを実行しましたが、盲目的とも言える海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))の連日の売りに、翌日からはボトム・フィッシング(押し目買い)に切り替えている節があり、これが、今週も続くかどうかが注目されます。
その意味でも、今日明日の値動きが、売りになるのか依然として買い気が強いのかを、じっくり観察する必要があります。
もし、ブルーベイの買戻しが続くようであれば、過去散見された7月後半から8月初めに掛けての下げはないままに、少なくともジリ高は続くものと思われます。
しかし、一方、海外投機筋御三家は、過去の例には注目しているところがあり、今年に7月2日にも2024年の7月11日・12日の大量介入の実施を意識した7月介入説に乗って売り込んできましたので、今週も過去例に乗って、いつも以上に必死に売ってくる可能性がありますので、その点にも警戒が必要です。
トレーダーに必要なのは、油断を常にしないことです。
脇を甘くしていると、背中からバッサリ切られて、損失を出すことは、極めて簡単なことです。
その意味でも、少なくとも、仲値決めとそれに伴う輸入に買いがあるかどうかを確認する意味で、今日のように日米どちらかが祝日になっているかいないかとか、今日はどんな経済指標の発表がされるか、マーケットが注目する日米の指標発表だけでいいですから、何時にどんな発表があるかを事前に確認しておくとか、言い出せばキリがありませんが、そうしたことのように気に留めておいた方が良いものには、事前に確認する癖をつける必要があります。
これから来る時間は遅く、過ぎ去った時間は早く感じるものです。
物事を習熟していく時も、まさにその通りで、これから学ぼうとすると時間が掛かるように思えても、振り返ってみると、アッという間に時間が経っていることに愕然とすることがあります。
私のトレーディング歴42年間を振り返ってみましても、まさにアッという間のことでした。
その間には、手を抜いていた時期があったことも確かで、今思えば痛恨の極みです。
手を抜いた時期は、トレーディングが大体わかるようになって、気分的に余裕が出来た時に忍び寄りました。
そして、その手抜きの期間を穴埋めをするのに、大変な時間と労力が必要でした。
やはり、毎日の積み重ねがいかに大事かということです。
わからないことがわかるようになることは、時間は掛かりますが、わかってくると面白さが膨らみます。
トレーディングの世界は、奥が深いです。
私のような長くトレーディングしてきた人間でも、まだまだ学んでいる最中です。
その奥の深さが、人々を魅了してやまないのだと思います。
私の個人の最近の活動情報は、以下の通りです。
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◆2026年6月18日発
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■お問い合わせ
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□□ 今週の注目点 -----------------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、一段上げの可能性
2.EUR/USD、下落か
3.GBP/USD、横ばいか
4.クロス円、概ね横ばいか
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【1.ドル/円、一段上げの可能性】の要点
・ドル/円は、テクニカル的には、長期短期に関わらず上昇の可能性がある
・ブルーベイが国家予算級の巨額のショートポジションを買戻し始めている形跡あり
・CTAの夏休み前のロングの手仕舞い売りも大量介入も、ブルーベイの前には焼け石に水か
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相場で、多くのトレーダーが、今の相場のターゲットレベルはここだと決めても、実際の相場は、そのレベルにピンポイントで止まることはほとんどなく、オーバーシュート(行き過ぎ)するか、手前で終わってしまうかのどちかになることが多いと言えます。
つまりは、「相場の天底は、人智では推し量れぬもの」という相場の格言どおりだと思います。
したがい、ターゲットレベルはこのあたりと目安として決めることは、いっこうに構いませんが、もっと利益の積み上げをするという観点から言えば、利食いの段階であまりターゲットレベルに固執しない方が良いように思います。
オーバーシュートした時は、ターゲットレベルで利食いを入れて実際利食えても、相場がさらに進んでしまうと、悔しさが込み上げてくるものです。
しかし、それはまだ良い方で、ターゲットレベルまで相場が行き着かなくて折り返してしまい、ターゲットレベルに固執するがあまりに利食い損ねた悔しさに比べれば、実際に利益を手中に収めたという点で、はるかに実りのある結果を生んでいると思います。
個人的には、ターゲットレベルは確認はしますが、それにはこだわらないで、相場が良いレベルにきたと直感したら、どんどん利食うことにしています。
利益を出すということと、損失を出すということの意味合いはまったく違います。
利益は、次の収益拡大へのステップになりますが、損失は、まずは損失をゼロに戻すための追加の労力が必要になります。
もちろん、損失を出さないということは、ありえません。
損失は、出してあたり前ですが、ただゼロに戻すための負担を出来るだけ軽くするために、ほどほどで撤退する勇気を持つことが大事だと思います。
執着や悔し
さ、そして淡い期待は、相場には禁物です。ニューヨークダウは、米国の最先端AIモデルに性能面で肉薄するうえ利用料金も安い新モデルを中国企業が発表し、米AI各社の優位性が揺らぐとの懸念から売られ、前日比406.58ドル安の52,146.39ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.028%下げて4.541%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日2.93ドル高の81.88ドル比で引けました。
金価格は、横ばいで、前日比21.5ドル高の4013.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時に前日のニューヨーク午後から、売りを仕掛けたニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が、下げに弾みをつけようと162.31近辺まで売り込みましたが、下げきれませんでした。
その後、ハイエナ君(※)が戻したところを売ったものの、162.33近辺までの下げに留まりました。
東京オープン後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の買戻しが本格化し、ハイエナ君の売りの抵抗はあったものの、11時前には、162.47近辺まで上げました。
しかし、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の買戻しが一巡すると、ハイエナ君が売り直し、162.34近辺まで下げました。
その後は、ショートの買戻しに、162.44近辺をつけました。
ロンドンオープン後、これまたお定まりのロンドン・ハリアー(LH)(※)によるロンドン・ホラー劇所(LHT)(※)の強烈な売りに、162.12近辺まで売り下げられました。
しかし、ここのところと同じく、162.00接近では、何者か(ブルーベイ?)から買いが大量に出たことから、相場は急反発し、162.45近辺をつけました。
その後、再度ロンドン・ハリアー(LH)によるロンドン・ホラー劇所(LHT)となり、162.30近辺まで下げました。
ニューヨークオープン後、ジリ高になりましたが、22時30分にニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第1段に162.33近辺まで下げましたが、買戻しは続き、日本時間1時45分には、162.51近辺をつけました。
しかし、上げを嫌ったニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾に162.40近辺まで下げましたが、162.47近辺まで戻して横ばいとなりました。
その後、162.36近辺まで売られました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1425近辺から1.1444近辺まで上昇後、1.1434近辺まで下げました。
EUR/JPYは、185.55近辺から185.90近辺まで上昇後、185.74近辺まで下げました。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
小松屋 人形町本店
場所:東京都中央区日本橋人形町3-7-2
電話:03-6661-9851
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
人形町の交差点のすぐ近くにあるお肉屋さんが直営するお店です。
ガッツリお肉が食べたい時は、お勧めです。
まずは、生ベーコン、手作りソーセージにミックスサラダ、そしてレバーペーストを頂きました。
味はどれも美味しいです。
そして、ここへ来たら、やっぱりビフテキが食べなくてはということになり、ビフテキを頼みました。
店員さんが、肉の種類、国産・輸入、量、焼き具合などを、親切に尋ねてくれました。
結局、低脂肪牛リブロースを友人と二人で、550グラムぐらい焼いてもらうことにしました。
しばらくして、焼き上がったビフテキは、食べやすい大きさに切り分けられて持ってこられました。
結構、たっぷりな量でしたが、赤ワインを飲みつつ、ペロリと頂きました。
美味かったです。
ディーラー間で、よく使う言葉です。
よくある状況は、売りで攻めたけれども、下げきれず大きく踏み上げられて、ロスカットしたとします。
損失を被ったディーラーは早く取り返したいと心中は穏やかではなく、相場も高止まりしているので、買いで取り返してやれとばかりに、にわかに(突然に)ロングで入りなおそうとします。
しかし、高止まりしている理由は、マーケットの大勢もまた同じようにショートで攻めてダメで、買い戻したことによって相場は上がったのに過ぎず、マーケットのポジションはショートは切れたものの、ロングになってはいないため、高止まりしているのに過ぎません。
そういう状況で、にわかロングが増えるということは、つまり高値圏でコスト(持ち値)の悪いロングが短時間に急速に増えること意味しており、今度は下落リスクが生じ、場合によっては往復ビンタとなる可能性が高まります。
特に、こうした傾向は、レンジ相場の地合いでよく見受けられます。
当初の売りをやめて、買いで入りなおすかどうかの判断は、今がトレンド相場なのかレンジ相場なのかで違ってきます。
トレンド相場であれば、勢いを持ってトレンド方向に進んでいるのであれば、買いで入りなおすのも有効です。
しかし、ある一定の値幅の中での上下動を繰り返すレンジ相場の場合には、いったん様子を見ることが大切です。
レンジ相場では、「売りがダメなら、買いで行け」というのは、傷口を広げるばかりになりますので、特に注意する必要があります。
いったんポジションを持ってしまうと、自分の相場観に固執してしまいがちです。
それが嵩じて、かわいいポジションという言葉があるのだと思います。
しかし、相場を経験されればされるほど、いかに相場というものが千変万化であるかを知ることになると思います。
その千変万化は、ある意味では、相場の世界ではあたり前のことだと個人的には考えています。
なぜなら、相場を構成しているいろいろな材料は、常に変化しており、同じ材料でしかも同じ結果に対する反応ですら、時に応じて変化をしています。
さらに、新しい材料が加わってきたりもしますので、いろいろな材料が、かなり複雑に絡み合っています。
したがって、相場を構成している材料もその内容を受けとめるマーケットのセンチメント(心理)も常にかつ不規則に変化しているのが相場では、ごくあたり前のことだと言えます。
ですから、最初に抱いた相場観が陳腐化してしまっても、それはあたり前のことで、ある意味、気にする必要はないと理解して良いと思います。
こうしたいろいろな不確定要素の変化に瞬時に適応し判断していくことが、トレーダーには要求されます。
トレーダーは判断してポジションを持てば話が済むという問題ではありません。
その後も、材料は不規則に変化していきますので、それに応じて、ポジションの続行、終了、反転などの次の行動を先に先に考えていかなくてはなりません。
そうして考えてみますと、自分自身の相場観に固執することも時としては大事ではありますが、同時に変化していくマーケットへの柔軟性も兼ね備えておかなければ、相場に勝つことは難しいと言えます。
そういったことから、私は、トレーダーには、鋼(はがね)のしなやかさが必要だと考えるわけです。
昨日の音声コメント「プロの目線」そしてメルマガコメント「これから」でも仮説しましたが、ブルーベイが海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))が繰り返し売り下げようとしてくるところを、コール・オーダー(大口顧客が取引銀行に出すスペシャルな注文方法)を駆使して、静かに下げを狙った売りを拾っては、彼らの巨額ポジションの買戻しをしているようです。
そして、一昨日まで162.00以下を拾うよう取引銀行に指図していたようですが、昨日の段階では、162.15以下ぐらいから下でも拾ってもよい、つまりBIDアップ(買いのレベルを上げる)をしてきているようです。
そうとも知らないハイエナ君とロンドン・ハリアー(LH)は、昨日段階で162.15以下を粋がって繰り返し売りましたが、結局本人達が結構ショートになってしまい、それでもニューヨークオープンまでは、渋々買い戻していたようですが、ニューヨークがオープンし、フィラデルフィア連銀景況指数が予想外に強かったことや米イランのきな臭い話も出たことから、「もはやこれまで」と本格的に買い戻したようです。
しかし、ニューヨークタイムの買戻し途中、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)は、依然として上げを抑えようと売りで抵抗しましたが、ブルーベイの買いを飲み込んでできたハイエナ君とロンドン・ハリアー(LH)が大きく、そしてここにきてさらにニューヨーク・ボーイズ(NYB)が売ってきており、ショートポジションはさらに膨らんでいるようで、御三家の抵抗は無駄な努力のようです。
5月・6月は、国内はドルの需要期で、旺盛な輸入の買いが連日出て、それを飲み込んだ海外投機筋御三家は、熱い熱いホットポテトというショートのバケツリレーを繰り返したため、毎日、東京、ロンドン、ニューヨークとマーケットが一日の中で取引の中心センターを移す中で、抱えたショートポジションを、相場が下がらないため渋々買い戻すことを繰り返したため、基本的にはニューヨーククローズまで、ドル/円相場は尻上がりに上がりました。
そして迎えた7月相場ですが、7月に入り、国内のドルの需要期は一服し、本来ならドル/円は輸入の買いの支えが弱まり、下がりやすくなるところが、4時間足を見るにつけても、7月3日から下値が45度角度の右肩上がりとなっているところからして、連日下げたところを買う勢力があったことを示しています。
つまり、7月になってもブルーベイが静かに下がったところを買うため、5月・6月のドルの需要期が、あたかも続いているかのようなジリ高相場が続いているものと見ています。
今のところ、まだ163.00はキャップ(フタ)されていますが、それが上に抜けることになると、4時間足のウェッジ(楔形)・フォーメーションが上に抜けてしまうことになり、さらに一段と相場が押し上げられることになりそうです。
こうした今の状況からすると、上昇リスクは極めて高いと言わざるをえないと思います。
ニューヨークダウは、軟化し、前日比105.02ドル安の52,553.62ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.017%上げて4.562%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.52ドル安の79.08ドルで引けました。
金価格は、軟化し、前日比70.7ドル安の3981.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、8時過ぎ、ハイエナ君(※)が売り出し、162.03近辺まで下げました。
東京オープン前から輸入の買いが強まり、東京オープン後、162.13近辺をつけました。
しかし、ハイエナ君が、改めて強烈に売り出し、162.06近辺まで下げました。
その後、輸入の買いがハイエナ君の抵抗の売りを受けながらも強まり、162.12近辺をつけました。
そして、9時台後半、10時台を得意とするハイエナ君が、再び強烈に売り出し、仲値決め頃には、162.06近辺まで売り下げましたが、仲値決めの買いが強烈に入り、162.15近辺まで吹き上げました、
しかし、仲値決めが終わると、ハイエナ君が、10時台に向けて狂ったように売り出し、10時25分には162.03近辺まで下げました。
そして、売り過ぎとなり、買戻しに、11時14分には162.16近辺をつけました。
その後は、もみ合いとなりました。
ロンドンオープン前に、ハイエナ君の買戻しに、162.18近辺をつけました。
ロンドンオープン後、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のお定まりのロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、161.99近辺まで売り込まれました。
しかし、売り過ぎとなり、ニューヨークオープン前には、162.23近辺まで上げました。
ニューヨークオープン後、発表されたフィラデルフィア連銀景況指数が予想を大きく上回ったことや、「米国が電力網攻撃なら、イランがフーシ派に紅海封鎖を要請」とのロイター報道もあり、それらをきっかけとして買戻しが本格化し、途中ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が売りの抵抗はあったものの、162.54近辺までほぼ一本調子で上昇しました。
その後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)が、再び売りでアタックし、162.38近辺まで下げました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1470近辺から1.1432近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、186.03近辺から、もみ合いながら、185.72近辺まで下げました。
朝一番で、その日のニューヨーククローズを読むというイメージトレーニングを繰り返すことは、結構、先を読む力をつけるために役に立つ方法ですし、実戦にも使用可能な武器だと思っています。
もちろん、だからと言って、相場観を固定するというのではなく、相場展開によって臨機応変に相場観を調整していくことは忘れてはいけませんが、碁や将棋に例えれば、1時間を一手として、最初の一手で二十四手先を読んでみるということです。
つまりは、遠くを見ることが大事だということです。
たとえば、スキーを例にしてみますと、目先のところばかり見ていると、突如現れたコブに飛ばされて転倒してしまうことがあります。
しかし、もっと遠目を視野に入れていると、あのあたりにコブがあって、あっちには急斜面、こっちには緩斜面があるというふうに、自らがおかれている大方の周囲の環境がわかり、事前にある程度の対応が出来ます。
相場の世界で言えば、月足、週足、日足などを定期的に見て、大勢を掴むことが大切です。
しかし、より日々の実戦に役立てるには、これからの1日をどう読むか、言い換えれば、1日のストーリーの展開をどう構築するかということが大事です。
そして、ストーリー展開の構築のためのイメージトレーニングとして、朝起きて、前日のニューヨーククローズの各種データから、関心のある通貨ペアだけで結構ですから、24時間後のニューヨーククローズにおいてその通貨ペアのレートがどこに収まるかを、毎日予想してみることが結構良いトレーニングになります。
もし余裕があれば、24時間後には、24時間前に予想した水準と実際の水準のズレを比較して、何が原因でズレが生じたのかをチェックしてみるという復習をすると、さらに踏み込んだトレーニングになると思います。
トレーディングをしていますと、自分が決めた相場観にいつの間にか固執してしまい、これはおかしいおかしいという自分の心のアラームが鳴っていても、それを無視したり、いやいやそんなことはないと当初の相場観を頑なに押し通してしまうことがあります。
そして、場合によっては、相場観とは逆方向に相場はさらに進み、当初からの相場観を固持したために、やめるタイミングを逸してしまい、どうにもならなくなってたまらず投げて大きな損失を出してしまうことも起こりかねません。
これを避けるためには、自分で決めた相場観を変更することに何ら問題はなく、むしろ相場を形成しているいろいろな要素は常に変化していて、相場観は臨機応変に変更して良いものだと考えるべきではないかと思っています。
実際の相場が自分の考えた相場観と違っている時、「これは相場が間違っている。どこかでこれは反転する」という考えが頭の中をよぎったとしたら、それはすでにイエローカードが出ていると考えた方がよいと思います。
その時は、ポジションを切るか、倍返しをする時だと思います。
私など、適当なところで、大概やめてしまいます。
そうすると、気分的には、かなりスカッとし、新たな気持ちになれます。
倍返しをした時などは、全く節操なく、今までの相場観とは全く逆のストーリーを考えています。
それぐらい、ある意味、相場観というものを気軽に考え、固執することによるリスクを避けることのほうが大事なのではないかと、個人的には思っています。
前日の米消費者物価指数(CPI)に続き、昨日の米生産者物価指数(PPI)も予想を下回り、今月のFOMCでの利上げの可能性はほぼ無くなったという見方が強まったとしてドル全面安となりました。
しかし、その実は、要は私と同じようにドル全面高を期待してできたドルロングポジションの総投げ状態になったことからのドルの急落相場となったわけです。
特にGBP/USDが急騰した(ドル安)ため、クロス取引で最大のEUR/GBPが急落(ユーロ安ポンド高)しています。
そして、ドル/円が下げ渋っているため。クロス円が大幅上昇となりました。
その後、ドル/円は、売り過ぎから急反発し、本当に下がらないドル/円を印象づけました。
これもまた、7月相場の一つの大きな特徴である、8月の夏休み前の手持ちポジションの整理であって、米国の消費者も生産者も物価指数が予想を下回ったことは、あくまでも相場用語でいうところのエクスキューズ、つまり言い訳に過ぎないと思います。
ですから、殊更に目くじら立てて、米利上げ予想が後退、すなわち、ドル安に転換といった大層なものではないと見ています。
先日来申し上げていますように、ドル相場は5月・6月のドル高トレンドから、7月・8月のレンジ相場に転換するに当たり、それまでキャリーされてきたドルロングポジションを手仕舞い、夏休みに入ろうとする動きが出ているのだと思います。
こうなると、これからの7月・8月相場で、マーケットに残るのは、内外の日計りの投機筋ばかりになりますので、さらに投機筋同士の熾烈な足の引っ張り合いが強まるものと思われます。
さらに、5月・6月のトレンド相場で儲かった方々は、休むことで利益を漏らさないようにすることが大事で、また5月・6月のトレンド相場で儲からなかった方は、このすさんだマーケットからは、一歩も二歩も下がって相場を見ることが大事になります。
ところで、3月以来ドル/円ロングで、さらに5月・6月にドルロングを積みましたCTAの動向が注目されます。
以前から申し上げましたように、CTAは、8月の夏休み前、7月中にポジションを落として夏休みに入ることがほぼ常態化しており、特に手仕舞いのタイミングを、米雇用統計、米CPI、米PPIなどの米重要経済指標の発表直後にすることが多いのに、今回は依然として、目立った手仕舞いの動きがありません。
必ず7月に手仕舞うとは、過去例を振り返るとそうとも限らないようですが、それでもまた7月も残り半分がありますので、引き続き警戒は必要だと思います。
尚、彼らの動きを探る糸口としてシカゴIMMポジションの推移には、十分注意して見ることが必要です。
ニューヨークダウは、早期の利上げ観測が一段と後退し、前日比150.25ドル高の52,658.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.036%下げて4.549%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.96ドル高の80.30ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比8.4ドル安の4061.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、この日は15日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
7時ジャスト恒例のドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの同時買いが出て、ドル/円は、162.26近辺をつけましたがその後は横ばいでした。
8時過ぎから、ハイエナ君(※)が売り出し、162.17近辺をつけたものの、輸入の買いが強まり、東京オープン後162.24近辺をつけました。
ところが、そこからハイエナ君が狂ったように売り出し、特にハイエナ君が得意とする10時台になると、一層売り込み161.97近辺まで下げました。
しかし、5・10日の輸入の買いを飲み込んでショートになっていたため、下げきれなくなると買戻しとなり、162.23近辺までジリ高は続きました。
ロンドンがオープンすると、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のお定まりのロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、162.11近辺まで下げました。
しかし、売り過ぎとなり、162.42近辺までジリ高となりました。
ニューヨークオープン後、米生産者物価指数(PPI)の発表となりました、
結果は、コアも含めて予想を下回り、今月のFOMCでの利上げの可能性はほぼ無くなったという見方が強まり、ドルは全面安となりました。
ドル/円もこれを受けて、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)中心にドル売りに転じ、時間を掛けて、161.90近辺まで下げました。
一方、ドル/円の下げが、その他通貨でのドル安よりも限られたため、クロス円は全面高となりました。
その後、売り過ぎから、162.28近辺まで急反発しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1406近辺から1.1482近辺まで上昇しました。その後、1.1462まで緩みました。
EUR/JPYは、185.22近辺から186.00近辺まで上昇しました。
戦略(Strategy、ストラテジー)と戦術(Tactics、タクティクス)は、もともとは軍事用語ですが、企業経営などにも使われ、そして、相場の世界で戦っていくためにも、大変大事な言葉です。
特に、戦略と戦術の違いを理解しておくことが必要です。
戦略とは、その戦争自体に勝つための、総合的・長期的な方針です。
戦術とは、戦争に勝つための個々の局面の具体的な戦い方です。
戦国時代にたとえれば、肥沃で広大な敵の領土があり、それを手中に収めることが、我が方の国力を強めることになると判断したとします。
しかし、その土地の前には、領土を守るようにして堅固な敵の城があり侵攻を阻んでいます。
その城を攻略することによって広大な敵の領土を一気に手中に収めようと決めることが戦略です。
その戦略に基づいて、城を落とすために夜陰に紛れての奇襲攻撃でいくのか、城の周りを水で囲み兵糧攻めにするのかといった具体的な戦い方が戦術です。
相場の世界で言えば、戦略とは、今後の相場展開を、たとえば下げトレンドの相場になりそうだと予測し(相場観)下げを取ると決めることが戦略です。
しかし、下げトレンドと言っても、アヤ戻しもあります。そのために個別具体的なトレーディング方針(戦術)を決める必要があります。
たとえば、下げたところはほどほどで買戻し、また戻りを待って、戻ったところからまた下げ始めたところを、売りでjaja(順張り後出しジャンケン)するという売り回転でいくことにするとか、アヤ戻しのリスクはあるけれども、戻しは弱そうなのであえて売りっぱなしの状態でいくといったいろいろな戦術の中からどれかに決めて、戦いに臨むことが必要です。
つまり、大枠としての相場観に基づく方針(戦略)とオペレーション(トレーディング、戦術)は、別物だということです。
進む方向がわからないままに行き当たりバッタリで、その場の雰囲気に押し流されてやられないようにするためには、大局的な相場観に基づいた方針(戦略)を持つことが大変大事です。
ただ一方で、戦略だけで相場に臨んでも利益につながるとは限らず、各相場局面(局地戦)で利益を出して生き残る(戦術)には、大きな野望(戦略)とは別に、この場の戦(いくさ)はここまでという割り切りが必要だと考えています。
いかに犠牲(負け)を少なく勝つかという点で、戦略と戦術の両方が大事だということになります。
尚、プロであろうと個人であろうと、トレーダーは、軍事や企業経営と違い、戦略も戦術も自分自身ですべて決めなくてはなりませんので、戦略と戦術の違いをよく理解しうまく使い分ける必要があるわけです。
レンジ相場でよくあることですが、相場がレンジに嵌まっていることに気づかず、上げだ下げだと、いろいろ思案しているうちに、頭が煮詰まってしまうことがあります。
思案しているうちならまだしも、実際に売り買いしてしまったとしたら、余程気をつけて丁寧にトレードしなければ、レンジ相場では、簡単に損失につながってしまいます。
したがって、こういう時は、「休むも相場」と決め込んで、あえてトレードせずに、気分転換を図ることも大事だと思います。
相場を休むとなれば、これも徹底的に休まないといけません。
頭の中をカラッポにすることで煮詰まった頭をほぐすのですから、中途半端に、チラチラとレートの動きを追うことはやめ、すっぱり相場のことは忘れてしまうぐらいで丁度良いと思います。
そのためには、スポーツで汗を流すもよし、音楽を聴くもよし、風呂につかるもよし、要は一点に集中させていた神経をほぐすようなことをすることだと思います。
そして、気力が戻ってくれば、自然とポジションを持とうという気持ちが湧いてきます。
こうしたメリハリをつけることも、相場と付き合っていくためには、大変大事なことです。
トレーディング中でも、それは言えることで、特にニューヨークマーケットを追っていると、いつの間にか寝るのも忘れて相場にのめり込んでしまいがちです。
しかし、そこをスパッと割り切って、ポジションを閉じて寝てしまうことが、実は、良い結果を生むことが多いと、個人的な経験からは言えます。
本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業に輸入決済のドル買いが強まる傾向がある日です。
昨日の米CPI発表は、発表前のロンドンタイムジャスト16時30分には、なんちゃって介入の景気づけまであり、そして発表前から売り出されていたところに予想より弱い米CPIとなり、もうこのタイミングを逃すまいと売りが殺到しました。
しかも、発表30分後には2024年7月の米CPI発表の時のように、政府・日銀の大量介入という福袋付きかもしれないと思えば、売りで満艦飾となって、一気にオーバーソールド(over-sold、売り過ぎ)となりました。
投機の攻めは速攻勝ち逃げとわきまえているプレーヤーは逃げ足速く買い戻す一方、米CPIの結果を見てから下げを確信して戻り売りする出遅れ組もいるため、ショートが切れぬままに、往って来いとなりました。
極めて、典型的なレンジ相場における重要指標発表前後の動きです。
とにもかくにも、今の相場が5月・6月のトレンド相場から7月・8月のレンジ相場に移行する相場の変わり目にあって、荒っぽい上下動によって、極めて簡単に損を出しやすい期間にあることを自覚しないと、いくらでも損失を膨らませることになります。
なにしろ投機の連想ゲームで、あれは売りこれは買いで、いちいち相場に飛びつく時ではなく、トレードするなら、冷静にマーケットのポジションとセンチメントを読み、大勢のポジションの偏りと相場観の裏を狙うことです。
そして、5月・6月にたんまり儲けているのであれば、金持ち喧嘩せず、手中にした砂金のような利益を手のひらの間からさらさら漏らさないようにすることです。
「儲けるよりも儲けを残すことの方が難しい」以上、儲けを残すためのベストの選択は、「休むこと」、つまり「トレードをやらない」ことです。
このメリハリができるできないで、あなたの累計収益の大きさは決まります。
今日も、米PPIの発表はありますが、そのあたり大人になって、よく考えてみる時です。
ニューヨークダウは、一進一退で推移し、前日比10.02ドル高の52,508.66ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.032%下げて4.578%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比1.72ドル高の79.86ドルで引けました。
金価格は、強含み、前日比50.5ドル高の4056.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時台から9時台にかけて、ハイエナ君(※)、ナイアガラ・マン(※)、そしてそれ以外の海外投機筋の参入もあっての混戦状態の中、一時162.47近辺をつけました。
しかし、片山財務相の「GPIFは運用環境が大きく変わる可能性の有無を適時検証」「日本国債の魅力を早急に具体化したい」といった発言を受け、162.24近辺まで急落しました。いったん「62.42近辺まで戻した後、162.23近辺まで売り込まれました。
162.33近辺まで戻した後、二番底が試され、162.25近辺まで売られました。
ロンドンオープン後は、一時ロンドン・ハリアー(LH)(※)のショートスクイズ(SS)(※)に162.34近辺まで上がるものの横ばいが続きました。
最近のロンドンタイム、何時の30分ジャストに仕掛けられることが増えており、この日も、日本時間16時30分ジャストにロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)の一種であるなんちゃって介入(投機筋に疑似介入)があり、162.06近辺まで急落しました。
その後は162.20前後に戻し横ばいとなりました。
ニューヨークがオープンすると、2024年7月11日に発表された米消費者物価指数(CPI)の30分後に政府・日銀が大量介入し、それから1か月弱で20円の急落を見たことを、多くのマーケット関係者が意識していた米CPIの発表となりました。
発表手前から既に売られ始めていたところに発表された米CPIは、コアも含めて予想より低く、待ってましたとばかりに、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)始め投機筋の売りが殺到し、161.61近辺まで急落しました。
しかし、急激な勢いで売り過ぎとなり、ロクロク二番底狙いの押しもないままに、162.28近辺まで反発しました。
急落後、急反発をして引けると、長い下ひげが出現し、とうとう底値を確認したかと思われることが多いのではないかと思います。
まず、このたくり線について、確認しておきたいと思います。
【たくり線】
寄り付きから安く、大きく突っ込むが、また急反発して引けた波乱の足。つまり下影(下ひげ)の長い陰線である。実体(寄り付きと引けの間)が長いこともあり、極小のときもある。ただし、一ヶ月くらいは下げたところに出るのが本物とされる。深い井戸に落ちこんだ物を、たくり上げる勢力の発生を意味する。(「酒田五法は風林火山」日本証券新聞社編著より)
この解説を読む上でのポイントは、「一ヶ月くらいは下げたところに出るのが本物とされる」というところだと思っています。
つまり、たくり線の形状は、結構頻繁に出るものですが、それらがすべて、底値確認、相場の反転につながるわけではなく、それなりに相場が売り馴れてきた時に本物の反発がやってくるということではないかと思います。
私も、結構、日足でこの形状が出ると、とうとう底を打ったかとロングにしたことがありましたが、意外と裏切られることが多く、ズルズルと再び下がりだし、投げさせられたこともよくありました。
そのため、この形状が出ると、逆に下がるのではないかとまで思っています。
この形状が本来持っている底値確認、相場の反転が現実になるには、それなりの時間を要し、本物とだましを見分けるのには、それなりの経験の蓄積が必要だと思います。
「酒田五法は風林火山」でも、次のように言っています。
「ケイ線(チャート)カブレ、堅く戒む」、「型にとらわれず、ただ勢力だけを判断する」
これらの言葉の個人的な解釈は、チャート一辺倒にならず、相場の売り買いそれぞれの勢いを見極めて、今後の相場を判断するということが大事だということだと思います。
相場によっては、「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」と逡巡してしまう局面があります。
つまりは、非常に相場の先行きが不透明で読みづらい場面なのに、ともすると儲け損ないたくないという思い(儲け損なう恐怖)から、「行ってしまえ」とばかりに、無理矢理、売りあるいは買いで相場に入ってしまうことがあります。
しかし、私の経験上、これは、多くの場合失敗に終わります。
相場はもちろん不確実なものですが、今申し上げたような「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」という不確実性が極めて高いときには、「やらない」という決断をする勇気を持つことが必要です。
なぜ上げそうでいて下げそうな思わせぶりなマーケット状況になるかと言えば、一般に資本筋などのワンウエイ(一方向)の資金移動がなく、投機筋だけが売っては買い、買っては売りを繰り返している場合が多いからです。
そうした思わせぶりの相場かどうかの見極め方は、実は自分自身の中にあるように思っています。
つまり、「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」と自分の気持ちの中で逡巡していること自体が、思わせぶりな相場となっていることを気づかせくれることが多いと、私自身の経験からは言えます。
そういう逡巡した時は、儲け損なう恐怖をあえて振り切って、ポジションを持っていれば閉じて静観すること良いように思います。
「やらない」ということは、確かに勇気が要ります。
しかし、もっと、自分自身と相性の良い相場は、いずれ必ずやってきます。
その時のために、体力を温存することも、トレーディングの一部だと、個人的には思っています。
7月に入り、相場はトレンド相場からレンジ相場に移行する相場の変わり目という踊り場局面に入っていると見ています。
ただし、4時間足で、7月1日以降を見ますと、上はキャップ(フタ)されて、163円手前で抑えられているものの、底値が切り上がってきていることがわかります。
さらに、一気に長めに見るために、12時間足で4月以降を見てみますと、5月の連休明け後のジリ高が、7月に入って振幅が大きくはなってはいるものの、さらに進行していることがわかります。
これで、163.00を上抜いていくことになると、当面もみ合いが否定され、続騰の可能性が出てきます。
そういう意味で。ここからの163.00の上限テストの意味合いがより深まっています。
ただし、今日は、2024年7月11日の米CPI発表30分後のタイミングで、政府・日銀の大量介入をを実施した日と同じ米CPIの発表日です。
2024年月7月11日以降は、さらにCTAが夏休み前のロングの手仕舞いを実行し、そしてアジアタイム、シンガポール・ホット・テンパーズ(SHT)が千三つ(千に3回の急落のチャンスを狙う)の売り仕掛け、さらに本邦勢の高いところで捕まったロングの投げ、そして下がる過程での本邦勢の値ごろ感から買い下がりでできたロングが上がらず投げに転じたことが加わり。8月初めまでで、20円の急落を見ています。
しかし、今回の場合、たとえ政府・日銀の大量介入の売りが出ても、2022年以来の大量介入の繰り返しによって、一部CTAを除き、買う人がいなくなっている以上は、売るのは、CTAの利食い売り以外、内外の投機筋の新規の売りしかなければ、下げにも限りがあることに変わりはないものと思われますので、余程売らないと下げは短命だと思います。
ニューヨークダウは、一進一退で推移し、前日比138.19ドル安の52,498.82ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.046%上げて4.615%で引けました。
原油価格は、急騰し、前日比6.29ドル高の77.65ドルで引けました。
金価格は、下落し、前日比106.0ドル安の4007.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、12日日曜、「米国とイランは12日、ミサイルと無人機(ドローン)による激しい攻撃の応酬を繰り広げた。イランはホルムズ海峡を再び封鎖したと表明、湾岸諸国にある米施設に対する攻撃を実施した」との報道がありました。
しかし、この日の零時頃に、「トランプ米大統領は12日、海峡は「開放されている」とNBCテレビの電話取材で述べた」ということもあってか、シドニータイムはむしろやや売られて、161.62近辺をつけました。
しかし、先週金曜のニューヨークタイムにドル売りで仕掛けて、週越えのポジションを抱えていたニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が、それまでのシドニーマーケットでは、ドル/円の流動性がないため、7時になるのを待って、上記の米イラン報道を受けて、ドルショートのロスカット的な買戻しに出たようで、162.06近辺まで上昇しました。
しかし、8時になると、ハイエナ君(※)が売り出し、161.88近辺まで下げました。
その売りを利用して、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)は、さらに買戻し、10時には162.16近辺をつけました。
そこを、10時台を得意とするハイエナ君が売り込み、161.96近辺まで下げました。
その後、横ばいとなりましたが、午後に入り、ハイエナ君が売り直し、161.95近辺まで押し下げました。
しかし、ロンドンオープン直前、通信社が政府筋関係者情報として、前週金曜の片山財務相がGPIFなどの国内投資を後押しと発言したことについて、ポートフォリオ(資産構成比率)の変更は想定していない、骨太ショックの鎮静化が主眼と報じたことから、162.35近辺まで一気に上昇しました。
16時になって、今度は、上記GPIFなどのポートフォリオの変更発言に、GPIFが適時適切に検証、必要あれば修正は行われる、運用環境が大きく変わる可能性の有無を適時検証と発言したため、一転して、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のロンドンホラー劇場(LHT)(※)により下げ、瞬間161.83近辺をつけました。
その後、いったん162.23近辺まで戻した後、再び161.98近辺まで押しました。
その後、ジリ高に転じ、その動きは、ニューヨークオープン後も続き、162.40を近辺つけました。
ニューヨーク・ボーイズ(NYB)が売りのアタックを仕掛けようとした矢先、ウォーラーFRB議の短期的な利上げを検討する必要性を指摘したほか、今週のコアインフレが高止まりなら利上げが必要になるとの見方を示したことから、162.47近辺までさらに上昇しました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1433近辺から1.1382近辺まで下げました。
EUR/JPYは、185.53近辺から184.88近辺まで下落しました。
私は、常々、為替相場で相場を張るという投機を行っても、それが安定的な収入を生みだすのであれば、それは投資だと考えています。
ご自分の大事な資金を増やすことをお考えであれば、投機であっても投資でなければならないと思います。
そのためには、一攫千金的な儲け方もありますし、コツコツと積み上げていく方法もあり、これは、その人の好みの問題だと思います。
それぞれの方法には、それぞれの蓄財するための守るべきルールがあると思います。
まず、一攫千金的な儲け方においては、月間ベースでは大きく儲かったり、ほとんどトレードがなかったり、しかし年間で見れば利益を残すという方法です。
この方法では、のべつ幕なしにトレードをするのではなく、自分が得意とする相場がくるのを「待てる」ことが大事です。
また、いったんとことんまで勝負したら、しばらく「やらない」というメリハリが、大切です。
大きく儲けても、その儲けを指の間から、サラサラとこぼしてしまってはなにもなりませんので、「やる時は、やる。やらない時は、全くやらない」というルールを持つべきかと思います。
この辺は、狩猟民族の欧米系のトレーダーが、得意としています。
次に、コツコツ積み上げて行く方法ですが、ほどほどで利食っていくため、一回あたりの儲けはそれほど大きくはありませんが、丹念にやっていくことで、利益を積み上げていきます。
しかし、一番この方法で怖いのは、コツコツ儲けても、たった一回の失敗で一瞬にして積み上げてきた儲けを吹き飛ばしてしまい、コツコツと儲ける方法だけに取り戻すのが大変なことです。
それを避けるには、「わからない時はやらない」、「間違ったと思ったらさっさとやめる」というルールを守ることだと思います。
コツコツ積み上げて行く方法は、農耕民族的な方法ですが、今申し上げましたルールを守れば、大きな凹みは回避されるものと思われます。
いずれの方法にも言えることは、「欲をかき過ぎないこと」「勝った負けたと感情的にならず、ポーカーフェイスで行く」ことだと思います。
トレンド相場の時に、良く使われる言葉です。
つまり、「トレンド方向に乗る」ということが、トレンド相場とのうまい付き合い方だということです。
トレンド相場でもアヤ戻しもあり、反発からアゲンスト(不利)になることも一時的にはありますが、やはりトレンド相場が続く限りは、再びトレンド方向の動きが再開します。
では、なにを持って、今トレンド相場と見極めるのかということですが、上げ相場であれば、上げてからの下押しが限られ、安値が切り上がり、しかも高値が切り上がっていく場合です。
また、下げ相場であれば、下げてからの上への戻りが限られ、高値が切り下がり、しかも安値が切り下がる場合です。
もちろん、たまに大きい戻りもあり、これはトレンド相場が終わったのかと思案する場面があることも事実です。
こういう時に、トレンド相場が継続しているかを判断するには、週足で長めに相場を展望することが大事です。
たとえば、上げ相場での、大きな下げへの戻しがあった場合、週足を見てみて、それでも、それまでに形成された上げトレンドがしっかり鋭角に上を向いていれば、そこから急反落の危険性は少なく、また戻す可能性が高いと言えます。
一方、下げ相場での、大きな上げへの戻しがあった場合、やはり週足を見てみて、それでも、それまでに形成された下げトレンドがしっかり鋭角に下を向いていれば、そこから急騰する危険性は少なく、また戻す可能性が高い言えます。
問題は、上げでも下げでも言えることですが、急反発後急回復しても、上げであれば、今までの高値を大きく超えられなくなって、また反落する時、下げであれば、今までの安値を大きく割り込めなくなって、また反転上昇する場合、これは、トレンド相場からレンジ相場への変わり目となる乱高下の局面に入る可能性が高く、この時は、ポジションを早々に手仕舞い、様子見に入ることが大事です。
尚、トレンド相場の期間は、もちろん長い場合も短い場合もありますが、総じて言えば、長めだと言えます。
4:49現在 ドル/円 161.65
昨日12日、以下のようなヘッドラインが流れました。
「米国とイランは12日、ミサイルと無人機(ドローン)による激しい攻撃の応酬を繰り広げた。イランはホルムズ海峡を再び封鎖したと表明、湾岸諸国にある米施設に対する攻撃を実施した」
やっぱり、この手のニュースは、狙ったかのように週末に流れます。
世の中、米国とイランが和平交渉に入ったと聞けば、ああこれで戦争も終わりと思いますが、週末のこうしたハートアタック(心臓発作)的なニュースヘッドラインが週末に出ることで、今時、週越えでポジションをキャリーすることのリスクがいかに大きいかを思い知らされます。
ただし、13日零時頃、以下のヘッドラインが出たためか、先週金曜のニューヨーククローズの161.73より、現在の水準はやや緩んでいます。
「これに対し、トランプ米大統領は12日、海峡は「開放されている」とNBCテレビの電話取材で述べた」
しかし、常々申し上げていますように週越え、重要指標発表越え、FOMCや日銀金融政策決定会合などの政策金利決定の発表越えといった丁半博打という一攫千金かはたまたサドン・デスというロシアン・ルーレットをやることにスリルを感じる愛好家はいくらでも楽しめばよいと思います。
しかし、投機であっても投資と考え、しかもそれ以前に今の厳しいインフレからの生活防衛として投資の世界に入られてきている方々が、そうしたロシアン・ルーレットに、あえて身を投じることはないと思います。
相場の幸せの青い鳥は、普通のマーケットにあります。
私は、既に、米雇用統計とか、米CPIとか、米PPIといった重要指標での実況中継は取りやめていますが、最近のように、こうした指標発表後の指標結果に関わらないAIのよる激しい売り買いにつきあうことなく、もっと本来的な「経済指標は、時系列で追うものであって、スポット(一時的)で見るものではない」という見方に戻って指標結果を見ると、よりクリアに、その対象国の経済の方向性が見えてくることに気づきます。
こと程左様に、世の中の流れは、点ではなく、線で、さらに面で見るものだと思います。
Weekly Reportでも申し上げましたように、5月・6月のトレンド相場から、7月・8月のレンジ相場に基本としては変わり、それにCTAのロングとブルーベイのショートの手仕舞い、さらに介入という複数の大きな変数が加わっての当面の7月相場です。
例年、7月・8月相場は、投機筋同士の足の引っ張り合いの泥試合が繰り広げらてきました。
出てくるニュースヘッドラインに、あれは買いこれは売りと子供のサッカーのように出た材料を、皆でダンゴになって追うことがトレードだと錯覚しないよう、殊更相場から一歩も二歩も下がって見る季節になっていると思います。
そんな中で、いかに相場の青い鳥を得るには、マーケットの喧騒の中でも、冷静にマーケットを見る目を持ち続けることだと思います。
実にあたり前のことですが、「損は小さく、儲けは大きく」することが、利益を残すコツです。
しかし、往々にしてあることは、この逆で「損は大きく、儲けは小さく」になりがちです。
たとえば、土壇場までアゲンスト(自分に不利)をこらえはしたものの、こらえきれず投げて、大きな損失を残し、悔しさのあまりそれを取り戻そうと再度頑張ったものの、また裏目に出て、さらに損の上塗りをすることもあります。
たとえ、幸運にも相場が反転してくれて、うまく取り戻すことができたとしても、持ち値に戻すと、やれやれとばかりホッとして手仕舞い、結局、損は取り戻したものの、「あの耐えた苦労は、なんだったのだろう」とくたびれもうけになることもあります。
また、ポジションはフェーバー(自分に有利)になったものの、今度は、もっともうけたいという欲の固まりになって、利食いを忘れてチャラだったということもあります。
こうした心理状況は、決して特別なものではなく、相場をやっている多くの人が経験することだと思います。
しかし、結果として個人差が出るのはなぜかと言えば、やはり「利食いも損切りも見切りどころ」を知っているかどうかだ思います。
自分の相場観が実際のマーケットと違うなと感じれば、とっとと損切って手仕舞う一方、利が乗ったら、もっと儲けようと欲の皮を突っ張らせるのでなく、儲けたことに感謝をして利食って手仕舞うということが、結果として、「損は小さく、儲けは大きく」につながると思います。
つまり、相場とは、自分自身の欲望や期待や願いや悔しさといった感情を、いかに自分自身でコントロールできるかに掛かっていると思います。
それを、自分自身でコントロールできるようになるには、経験の蓄積がどうしても必要になると思います。
まずは、一度犯した失敗は決して忘れなくなることが第一歩だと思います。
□□ 今週の注目点 -------------------------------
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特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、横ばいか
2.EUR/USD、下がるか
3.GBP/USD、横ばいか
4.クロス円、概ね横ばいか
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【1.ドル/円、横ばいか】の要点
・現在、基本、5月・6月のトレンド相場から7月・8月のレンジ相場への相場の変わり目か
・但し、CTAのロングとブルーベイのショートの手仕舞いと介入の可能性はそれぞれにある
・9月の欧米勢の実質的な下期のスタートまでは、無理せず全天候型のjajaで対応か
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したがいまして、できるだけご質問・ご意見・ご感想をお受けして行こうと考えております。
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一方向に進む相場を見ていると、未来永劫その方向にしか行かないのではないかという思いに駆られます。
特に自分自身のポジションにとって、フェーバー(有利)に相場が進行している時に、その思いは強くなり、ポジションを手仕舞うに手仕舞えなくなるものです。
しかも、いったん利食ってしまって、さらに思っていた方向に相場が進んでしまうと、悔しさと焦りに心穏やかではいられません。
また、相場も意地悪なもので、手仕舞った水準よりはるかかなたまでフェーバーな方向に進んでしまうとか、手仕舞ったレベルよりも長期間フェーバーな水準を維持するとか、これはもういても立ってもいられない悔しさが込み上げてきます。
しかし、相場は未来永劫それまでの方向が続くということはなく、やはり反転する時がくるものです。
既に利食っていれば、自分と相性の良い相場がくる時を待つという鷹揚さが必要ですし、まだポジションを持っているなら、やはりどこかの時点では、利益確定の反対売買をする決断をすることが大切です。
利食いには、常に、もっとうまくやれたのではないかという後悔がつきまといます。
しかし、お忘れにならないでください。利食いは利食いです。
損失を出すこととは、比べようのならない好結果なのです。
ビギナーの頃はどうだったでしょうか。
おっかなびっくり相場に入って、たまたま自分にフェーバーに相場が動いたら、謙虚に幸運だったと利食っていたのではないでしょうか。
その利食えて良かったと思う素朴で素直な気持ちが大事だと思います。
ニューヨークダウは、、前日比149.68ドル高の52,637.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.021%上げて4.560%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.40ドル安の71.68ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比29.8ドル安の4111.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、この日は10日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買い強まる日でした。
東京オープン後、輸入の買いに162.42近辺をつけました。
しかし、その直後、片山財務相の「積極財政の下では巡行的金利が上がることを想定」と発言を受け急落しました。
下落途中、値ごろ感からの買い下がりが出たものの、下げ止まらないため、そのロングの投げも出て、161.29近辺まで急落しました。
その後、ショート筋の買戻しに、いったん161.71近辺まで戻しました。
しかし、ロンドンオープン後、ロンドン・ハリアー(LH)(※)による二番底狙いのロンドン・ホラー劇場(LHT)となり、161.41近辺まで下げました。
そこから、ジリ高に転じ、ニューヨークオープン時には、161.89近辺まで戻しました。
その後、横ばいとなりましたが、日本時間零時頃、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)のより大きなスケールでの二番底を試す売りのアタックに、161.28近辺まで急落しました。
そして、買戻しに反発となり、161.75近辺まで戻しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1436近辺から1.1412近辺まで下げた後、1.1441近辺まで上昇し、そして1.1412近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、185.03近辺から184.46近辺まで下げました。その後、184.66近辺まで戻しました。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
冷川(ひえかわ) 峠の茶屋
場所:静岡県伊豆市冷川1800
電話:0558-83-0229
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
こちらは、私のお気に入りの有料道路、伊豆スカイラインの沿線にあり、1000坪は優にあろうかという広い敷地にある大きな農家を改良したお店です。
食事処のある棟に入ると、土間になっていて、そこで靴を脱ぎます。
すぐ右手には、大きな囲炉裏があって、大きな丸太がパチパチと燃えています。
さらに、奥に進むと大きな広間になっていて、卓がいくつも配置されています。
大きな窓からは、日本の原風景ともいえる田んぼと山川が見えます。
いろいろな季節にお伺いしましたが、季節季節の窓からの風景にはそれぞれの趣があって、心が和みます。
こちらのお料理のメインは、とろろです。
とろろめし、とろろそばを基本に、いろいろな組み合わせがあります。
また、とろろ以外に、味噌おでんもあります。
このお店で働いているのは、近所のおじさん、おばさんだと思いますが、いつ行っても黙々と働いていらっしゃいます。
また、近所で採れた野菜や新鮮な卵や山葵漬け、そしてお米なども販売していて、思わず色々買ってしまいます。
尚、完全予約制で、また不定休のため、前もってホームページで確認しておくことをお勧めします。
相場を見ていく中で、自分なりの相場のストーリー(展開)を考えることは大変重要です。
つまり、今の相場のテーマは何か、そしてそれに基づいてどういう相場展開(ストーリー)をするのかを考えることです。
たとえば、打ち上げたロケット(ストーリー)が、理論上の軌道を描かずに飛んでいるということは、当初考えていた考え方が現実的には無理があったことを意味していて、場合によっては、ロケットは爆発して木っ端微塵になる、つまり相場の世界で言えば、大やられすることにもなりかねません。
しかし、実際には、ロケットに例えても、気象条件は、毎日異なりますので、ロケットの軌道が理論上の軌道と狂っても、それは、ある意味あたり前のことです。
また、相場の世界でも、実際の相場と、自分がイメージしたストーリーに、食い違いが出るのはあたり前と考えるべきでしょう。
なぜなら、最初にストーリーを考えた時の要素に変化が出ますし、ある要素は消え、また新たな要素が加わってくることは、ごくあたり前にあることだからです。
重要なことは、考えていたことと実際の間に生じたズレが小さなうちに、早期発見、早期治療することです。
実際の相場と、自分がイメージしたストーリーに、食い違いが生じた初期の段階で、「うん?」と気づくことが大変重要です。
その「うん?」という気づきを気のせいにせず、なんだなんだと突き詰め、早期に軌道修正ができるかどうかで、リスクと真正面から遭遇してしまうのか、あるいは回避できるのかが決まってきます。
早めに気づいて、早めに修正を加える、また場合によっては、いったん清算することが、結局は自分を守ることになるのだと思います。
これは、たぶん、何事にも言えることではないかと思われますので、日々の生活の中でも応用が利くことと考えています。
ポジションをハンドル(操作)するテクニックのひとつです。
最初に持ったポジションが、実際の相場と合っていなければ、傷が深くなる前に早々にやめるというのが、相場の基本だと申し上げてきました。
ただし、あくまでも損切りですので、損失は残ってしまいます。
これを、いったん休んで、改めて、別の取引で取り戻すことが、定石だと言えます。
しかし、損切りと同時に新たにリスクを取って、一転して利益に変える中・上級クラスの方法として、倍返し(ドテン)という手法もあります。
たとえば、ロング(買い持ち)にしていたポジション額の倍額売って、ショート(売り持ち)のポジションに転換するという手法です。
もちろん、これをやったからと言って、必ず損失が転じて利益になるという保証は全くありませんが、買ってみた感触から、これは、上げでなく下げの相場だと確信すれば、新たに損失を生むかもしれないリスクを覚悟の上で、新規の逆ポジションでやってみる価値もありです。
買いだと見た自分の相場観を全否定してポジションを売りにひっくり返すのですから勇気は入りますが、死地に活路を見出すという意味では意義のある手法だと思っています。
倍返しをするかどうかの私自身の判断の目安は、たとえば、最初買ってみて、思いのほか上値が重たいとか、売り圧力が予想以上に強いといったマーケットのリアルな状況を受け入れ、さらに新たに逆ポジションでリスクを持つことが、ためらいなく実際にできるかという踏ん切りです。
決して、どうしたものかと思い巡らすものではなく、やるかやめるか即決して、やるなら飛び込むことが大事です。
「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」(「酒田五法は風林火山」より)の心境です。
これは、決して皆様に無理強いするものではなく、ご自身が今までの相場観を全否定して踏ん切って後悔しないかというところに関わってきます。
私は、インターバンクディーラーの頃、この倍返しでかなり救われました。
3倍返しと言って、当初のポジション額の3倍の逆取引をして、1倍部分で当初のポジションを解消し、残りの2倍額部分で逆サイドのポジションを持つことで、「3倍返しの水上」と他のチームメイトから呼ばれていました。
つまり、うまくすれば、損失の値幅の半分の値幅で損失を取り戻すことができる可能性があります。
ただし、リスクは、倍になりますから、その点は十分にご理解をお願い致します。
3倍返しをした時の心境は、間違いを解消したスカッとした開放感でした。
本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買い強まる傾向のある日です。
一昨日8日の24時間のドル/円相場は、買い上げ、そして買いが引き、逃げた売りが戻ってくるのを待ち、売りのレベルが下がってくると、買いを再開ということを繰り返すという動きを15分足チャートで見て、ブルーベイの買戻しを想起しました。
そして、昨日は、打って変わって、ハイエナ君の狂ったような売り下げに加えて、ロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)の売り、そしてニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタックの繰り返しが続き、売り優勢を印象づける展開となりました。
要は、上記の海外投機筋御三家は、売り下げれば、猛烈に買ってロングを作っているかのように見える相手が投げるだろうと踏んで売ってきたものと見ています。
しかし、見方を変えれば、今年の4月1か月間と5月19日からの数日間を掛けて、英系大手ヘッジファンドのブルーベイが想定したレンジ152円~160円の上限に当たる160円手前の159円前後で、売り続けて作ったショートのアマウント(金額)は、信じ難いほどの額に上ったと思われます。
そのHuge(ヒュージ、巨額)なショートポジションを買い戻すとしたら、ただただ買い上げれば、相場は暴騰し、ロクロク買い戻すことはできません。
その上、一昨日買い戻してみると、短期の海外投機筋が群がるように売ってきていることに気づけば、買い方を変えるのは当たり前のことで、今日は海外投機筋に売らせるだけ売らせるところを買い下がるようにして買い戻してきているのではないかと見ています。
国家予算級のサイズのショートを買い戻すとなれば、それぐらい頭を巡らせないと、損するのは損するにしても、損する額が格段に変わってくることは、AIでなく人間の、しかも百戦錬磨のトレーダーなら、ごく当たり前に、最善の買戻し方に、状況に応じてどんどんスイッチしていくのは当たり前のことだと思います。
なにせ、売りに1か月以上かけたヒュージなポジションをアンワインド(手仕舞う)するには、適宜マーケット環境の変化に対応したトレードに変えてこそのプロフェッショナルだと思います。
私が勝手に思っているブルーベイのセットオフ(手仕舞い)がいかなるものになるのか、あるいは私のアイデア(考え方)が単なる下種の勘ぐりで終るのか、これからのマーケットをとくと見ていていきたと思います。
ニューヨークダウは、一進一退で、前日比137.62ドル高の52,486.01ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.022%下げて4.545%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比1.67ドル下げて71.85ドルで引けました。
金価格は、緩み、前日比49.0ドル高の4131.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、7時の162.60近辺から、ジリジリと下げ始め、東京オープン前から、ハイエナ君(※)の狂ったような売りが始まり、東京オープン直後、162.37近辺まで下げました。
しかし、そこから、ブルーベイ(※)と思われる買いに、10時過ぎには152.57近辺まで上げました。
その直後から、再度ハイエナ君が売り下げました。
マーケットは、買い下がってロングになったのか、11時30分頃から、15分足チャートが撫で方形状となり、マーケットがロングであることを示しました。
14時頃から、ハイエナ君が一段の売り下げを決行した上に、ロンドンオープン直後から、ロンドン・ハリアー(LH)(※)によるロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)の売りが出たため、買い下がっていたロング筋が投げに回り、162.25近辺まで下げました。
その後、売りで攻めたショート筋の買い戻しに162.39近辺まで戻しました。
そして、お定まりのロンドン・ハリアー(LH)による二番底狙いに162.31近辺をつけました。
その後、ニューヨークオープン手前まで、ショートの買戻しに、162.50近辺まで反発しました。
ニューヨークがオープンすると、早速、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)の売りの第1弾のアタックとなり、162.29近辺まで売り込まれました。
いったん、162.42近辺まで買い戻された後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾に、162.26近辺まで下げました。
その後、162.41近辺まで反発しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1423近辺から1.1446近辺まで上昇後、もみ合いとなりました。その後、1.1426近辺まで下げました。
EUR/JPYは、185.56近辺から185.81近辺まで上昇後、185.56近辺まで下げました。
私は、地図を見るのが大好きです。
地図を見ながら、どういうところだろうと想像するだけでワクワクしますので、安上がりなものです。
ロンドンに着任したばかりの頃、「A to Z」というロンドン市内の道の詳細を示した電話帳のように分厚い道路地図の本があって、それの中の何ページかを見て頭に焼き付けては、繰り返しあちこちドライブしてみました。
ジグソーパズルをつなぎ合わせるように、あそことあそこがこうつながるのかとか、ここがあっちとこうつながっていたんだと、空白を埋めていくと、いつの間にか、ロンドンでタクシードライバーでもできるのではと思う(実際は試験が難しくて無理ですが)ほど、市内に詳しくなりました。
たぶん、今でも、ロンドンは地図を見ないで、ドライブできると思います。
相場の世界でも、チャートを見ると、左から右へと進んできたチャートがこれからさらに右にどう伸びていくのかを想像するのが好きで、暇さえあればチャートを見ています。
また、政治、経済、国際、金融政策などいろいろなジグソーパズルのピースが、それぞれにバラバラにあって、頭の中でモヤモヤしているものが、あるきっかけで、パチンパチンとはまって、視野がいっぺんに開けて全体が見える瞬間は、大きな地図を見渡せたようで、実に気持ちの良いものです。
実際、こういう視野がいっぺんに開けるという瞬間を年に何度か経験しています。
相場観を持つ上で、想像したり推理したりすることが好きになることが近道なような気がします。
そのためには、耳にしたり目にしたりした情報を、その場限りにせず、憶えておいたり、記録しておくことが大事なように思います。
結構、人間考えることは同じで、同じように行動することが、結果的にマーケットの流れを作っているように思います。
よくあるのがブームで、ひとつのブームができると大勢はそれに乗って同じ方向に進もうとします。
その勢いは、止まるところを知らず、途中それはおかしいのではと見る見方も蹴散らして、どんどん進みます。
そして、行き着くところまで行き着くと、実にたわいもないことで反転し、今度はできるだけ早くマーケットから逃げ出したい、つまりロスカットが集中し、急落、急騰を演じることになります。
そうしたパターンは、結構な頻度で起きていると言って過言ではないと思います。
したがって、マーケットを見ていく上では、マーケットがひとつのブームにのぼせていないかということを確認することが大事です。
もしも、マーケットの大勢と同じ方向にポジションを持っていたとして、ひとたびマーケットが熱くなっているとわかったら、マーケットが気づくより早く手仕舞いをすることが肝心です。
相場には、ファイナル・ラリー(最後の急騰)あるいはセリング・クライマックス(最後の急落)というものがあり、最後の最後で、それまでの流れを加速させることがあります。
この部分がうまく取れなかったと悔しい思いをすることもあります。
しかし、その後の急激な反落、反発のことを考えれば、「頭と尻尾はくれてやれ」という有名な格言にもありますように、リスクとリターンのバランスを考えれば、最後の部分が取れなくて悔しいと思うことよりも、その後の反動に巻き込まれなくてラッキーだったと思うことが大切なのではないかと考えています。
単刀直入に申し上げます。
ブルーベイが、東京、ロンドン、ニューヨークの各時間帯で買戻し始めていると見ています。
確かに、ロンドンタイム、トランプ大統領の「イランの停戦は終わり」との発言はありましたが、むしろブルーベイの買戻しにとっては、迷惑な発言だったのではないかと見ています。
大量のドル/円の買い戻しをする時に、ドルを買い続けければ、売りが逃げてしまいます。
そこで、ある程度買い上げると、いったん買いの手を引いて、売りが下りてくるのを待ちます。
そして、ある程度下げてきたら、買いを再開するというのが、大口プレーヤーの常套手段です。
そして、もしも、フルーベイのように国家予算級のサイズのショートポジションを持っているのなら、当然全部のショートを買い戻すには、一日では到底終わらず、この買ってはいったん引いて、売りが下げてきたらまた買い上げるというものを、ここしばらくやるのではないかと見ています。
注文情報を見れば、またしても売り上がりオーダーが並んでいます。
そんなHugeな(ヒュージ、巨額な)買いに向かって売り上がれば、どんな目に遭うかわかりませんが、もうこれは自己責任ですから、健闘を祈るしかありません。
それよりも、こういうときこそがjaja(順張り後出しジャンケン)です。
こんな高いところ、介入も怖いし、とっても買えないとおっしゃるなら、だから逆張りとはせず、傍観することです。
自己責任で、リスクを取る人だけにチャンスはあります。
しかし、これはあくまでも自己責任であることをわきまえてください。
自分が出した結論がはずれたからと言って、決して人のせいにして、責任転嫁はしないことです。
CTAから学んでください。
皆が、大量介入に及び腰になっている中、CTAはown risk(自己責任)で、ロングをこの5月・6月しっかりとキープしてきた、このCTAのの男っぷりに私は惚れます。
今月、8月の夏休みを前に、CTAはロングポジションを手仕舞ってくることは濃厚だと見ています。
しかし、ブルーベイの買戻しの額は、CTAの手仕舞い売りより桁違いに大きいと見ています。
どうトレードするかは、ご自分で考えてください。
そして、自ら下した結論は、自己責任であり、何者にも責任転嫁をできないことを肝に銘じてください。
それができないようでは、トレーダーとしてポジションは張れません。
ニューヨークダウは、中東情勢が悪化するとの懸念から原油価格が上昇したため売られ、前日比584.74ドル安の52,340.41ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.047%上げて4.576%で引けました。
原油価格は、上昇し、前日比3.68ドル高の74.12ドルで引けました。
金価格は、軟化し、前日比66.8ドル安の4091.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、シドニータイム、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)と思われる仕掛け売りに、161.86近辺をつけました。
その後、買いが入り、7時には162.19近辺まで反発しました。
8時になると、ハイエナ君(※)が売り出しましたが、英系大手ヘッジファンドのブルーベイ(※)と思われるドル/円の買戻しが入り、この買いは10時半後頃まで続き、162.46近辺をつけました。
その後、買いが引いて買いの支えなくなったところに、ハイエナ君が売ったようで、162.22近辺まで下げました、
ロンドンオープンと同時に、ロンドン・ハリアー(LH)(※)によるロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)に、162.08近辺まで下げました。
いったん162.29近辺まで反発後、ロンドン・ハリアー(LH)による二番底狙いのロンドン・ホラー劇場(LHT)に162.19近辺をつけました。
しかし、その後、トランプ大統領が、「イランとの停戦は終わり」と発言したことを受けて、162.55近辺まで急上昇しました。
この間にも、ブルーベイと思われる買い戻しが続いたものと見ており、その後、一時ロンドン・ハリアー(LH)によると思われるなんちゃって介入(投機筋による疑似介入)に162.26近辺まで下げたものの、ジリ高となり162.55近辺をつけました。
ニューヨークオープン後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第1弾で、162.45近辺まで下げましたが、その後は再びジリ高となりました。
日本時間23時半頃からロンドンクローズの1時まで、再びブルーベイと思われる買い戻しに、162.70近辺まで上昇しました。
1時半から、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾により162.42近辺まで下げました。
その後、買戻しに、162.55近辺をつけました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ブルーベイ 実際にある英系ヘッジファンドで、ロンドン・ハリアー(LH)よりも、はるかに巨額の資金で売り買いをする、攻撃的な長期的に投機を行うファンドです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1396近辺から1.1413近辺まで上昇後、1.1392近辺まで下げ、そして、1.1430近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、185.21近辺から185.70近辺まで上昇しました。
私は、車を運転するのが好きです。
実際に運転するのは、交通の便利な東京に住んでいるだけにあまりありませんが、小旅行をする時に運転すると、実にいい気分転換になります。
いろいろな国で運転しましたが、やはり一番スリリングだったのは、イタリアでした。
とても2台が並走できないような狭い道でも、果敢に追越を掛けてきて冷や汗ものでした。
パリの凱旋門の巨大なランナバウト(サークル)も、ランナバウトの中に外からブレーキも掛けずに車が飛び込んできて、命がけでした。
ドイツのアウトバーン(制限速度無しの高速道路)では、追い越し車線を300キロぐらいで走るポルシェとかベンツとかBMWがいて、170~180キロで追い越し車線を走っていてバックミラーで遠く地平線にパッシングが見えたなと思うと、あっという間にグワーッと近づいてくる時は、かなり焦りました。
英国も、結構飛ばしますが、それとは別に、田舎道に「Ford(浅瀬)」という標識があり、橋がなく車で小川を突っ切れというまたなんとも英国的で好きでした。
米国は、意外にスピード制限が厳しく、都市部および近郊のハイウェイでは、55マイルですから90キロぐらいにスピードは制限されています。
広い国だけに、のんびり走ろうということかもしれません。
車に対して求めるものも国により違い、米国は日本と同じでオートマ車が主流なのに対して、欧州は現在でもマニュアル車が主流です。
欧州の人達が、車へのこだわりを感じます。
また、日本、英国、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどのように左側通行もあれば、米国、欧州大陸をはじめその他多くの国が右側通行というような具合で、オートマ慣れした米国人が英国でマニュアル車を左側通行で走ると、たぶんパニックに陥るのではないかと思われます。
日常的なことでも、ことほど左様に、いろいろな習慣、ルールがある世界では、やはりお互いを認め合うというところから始めることが必要だと思います。
こんなに長い間、相場と付き合っていても、相場が見えなくなることがあります。
大抵の場合、自分が今までの相場のストーリーに固執していて、あえて新たな相場の可能性を考えていないことから起こるものです。
そういう思考の硬直に気づけば、あえて今までの思考への執着を振り切って、新しい相場の可能性を考えることにしています。
確かに、見方によっては、考えがコロコロ変わるというご指摘を受けるかもしれません。
しかし、もしさらに実際の相場が今までの見方とは異なった動きとなって、実際と見方のズレが大きくなったら、それはすなわち損失を膨らませることを意味しています。
また、見方の修正を怠ることで、収益の機会をも失いかねません。
以前から申し上げておりますが、相場を形成する要素がどんどん変わっていく中で、相場の見方を決め打ちしても仕方がありません。
柔軟に相場の見方を修正することが、相場を生き抜くコツだと思います。
有名ディーラーと呼ばれる人たちを、何人も知っています。
彼らのすごいところは、自分の言ったことにこだわらず、マーケットの流れに対して極めて素直だということです。
自分の見方と実際のマーケットとの間のズレも、最初はほんのわずかなズレに過ぎません。
それを、大きなズレにしてしまうか、わずかなズレで済ませて新しい流れに乗れるかは、それまでの自らの見方に固執するか、あるいは吹っ切って新しい見方を受け入れられるかという、自分自身の柔軟性次第であることを、十分心しておくことが大切です。
5月・6月のドルの需要期では、旺盛な輸入の買いというホットポテトを飲み込んでは、ホットポテトのバケツリレーに四苦八苦していた海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))でした。
しかし、特に昨日の御三家は息を吹き返し、彼らの従来の売り先行姿勢がそれなりに相場に影響を与えていることが明らかとなっています。
5月・6月中は、メルマガ会員さんには、この時期、皆さんの実力がアップしたために儲かっていただけでなく、相場環境は良くて儲かっているところが大きく、決してご自分の実力を過信しないように申し上げてきました。
そして、7月介入説で盛り上がった7月初めが過ぎ、米独立記念日も過ぎて、投機筋が暗躍する夏休み相場入ったものと見ています。
まあ、政府・日銀の大量介入の可能性も、もちろん残るものの、それ以前に実需取引が後退して、投機筋の足の引っ張り合いになりやすい7月・8月相場に転換してきている以上、ご自分のトレードスタイルをスイッチしていく必要があります。
また、5月・6月に大きな収穫を得ているなら、この7月・8月の投機の暗躍相場は、なにも頑張る必要はなく、むしろしっかり休んで、9月の欧米勢の実質的な下期のスタートに備えるぐらいの余裕を持つことが大事です。
また、5月・6月に儲けられていないから、7月・8月にどうにかしようとは、あまり考えないで下さい。
それぐらい、投機筋同士の泥仕合は、不毛です。
この時節に、ご自分のスタイルを合わせられるかどうかで、あなたの累計収益は変わってきます。
前々から申し上げている通り、「儲けるよりも儲けを残すほうがどれほど難しいことか」ということを、是非自覚してください。
私は、皆さんが「儲けてあたり前」になって頂きたいです。
そのために、「(評価益が)儲かったから、もっと儲けたい」という初歩的な欲望から卒業して、「せっかく儲けた砂金のような利益を指の間からできるだけさらさらと漏らさないためには、どうすれば良いのか」ということを真剣に考えてほしいと思っています。
一番漏らさない方法は、「トレードせずに休む」ということです。
ポジポジ病がどうの、儲け損なう恐怖がどうのと言っておられる方は、自己責任でそれを続ければ良いですが、投機であっても投資であると考えられるなら、どうやれば「儲けて当たり前」になれるのか、よーく考えてください。
皆さん、豊かになりましょう。
ニューヨークダウは、一進一退で、前日比131.47ドル安の52,924.44ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.063%上げて4.542%で引けました。
原油価格は、大幅上昇し、前日比3.23ドル高の71.78ドルで引けました。
金価格は、軟化し、前日比43.8ドル安の4123.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、8時と同時に、ハイエナ君(※)が売り、162.00近辺まで下げました。
しかし、その後、前日のニューヨークタイム午後から売ってショートポジションを抱えて、アジアタイムを待っていたニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が買戻しに転じました。
この動きは、東京オープン後も続き、162.18近辺まで上昇しました。
しかし、仲値決め頃から、仲値決めのタイミングを待ち構えていたハイエナ君が猛烈に売り出しました。
そこに、城内経済産業相が、「政府が低金利を誘導との報道、そのような事実は全くない」との発言を受けて、161.70近辺まで急落しました。
その後、いったん161.92近辺まで戻したものの、マーケットは買い下がってロングになっていたことは、12時頃からの15分足チャートがなで肩形状になったことからも示唆されましたが、その後、下げ止まらないことで観念したロング筋の投げに161.69近辺まで下げました。
その後、ハイエナ君と思われる買戻しに、ロンドンオープン後には、162.08近辺まで上げました。
そして、そこから、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)に、瞬間161.67近辺をつけました。
その後は、161.90前後に戻して、横ばいとなりました。
ニューヨークオープンと同時に、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第1弾となり、161.76近辺まで下げました。
日本時間23時頃、買戻しに162.02近辺をつけました。
その後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾に161.86近辺まで下げました。
5月・6月のドルの需要期とは打って変わって、海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))の暗躍ぶりが目立ちました。
とこらが、その直後、米当局者が米国はイラン産原油の販売を許可していたライセンスを取り消すと明らかにしたことから買いが強まり、ショート筋の買い戻しもでて、162.13近辺まで上昇しました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1442近辺から1.1409近辺まで下げました。
EUR/JPYは、185.03近辺から185.20近辺まで上昇後、184.88近辺まで下げました。その後は、もみ合いになりました。
相場を張っていると、自分の得手不得手が見えてきます。
つまり、自分がどんな局面が得意で、またどんな局面は不得意かということは、冷徹な相場の前に白日の下にさらされてしまいます。
まず、そこから学び取るべきことは、自分の得意とする部分を伸ばすことだと思います。
たとえば、トレンド相場が得意であれば、なぜ得意なのか。
多くの場合、ポジションを持ちきりにして、たまたま相場が一方向で動いているため、結果として得意芸となっているということが上げられます。
また、レンジ相場が得意な場合は、基本的に逆張りが得意で、たまたまレンジ相場が続いたお陰でうまく行っているということになります。
しかし、トレンド相場を得意としていても、レンジ相場への変わり目に生じる激しい上下動で、トレンド相場で折角儲けた収益を飛ばすことは簡単です。
また、レンジ相場で、コツコツと溜めていた利益を、相場がトレンド相場になって一方向に動き出すと逆張りが思わぬ大アゲンスト(不利)を喰らい、吹き飛ばしてしまうことも十分にありえます。
つまり、自分の得意分野を極める上で、同時に得意分野の弱点を知ることも決して忘れてはならないことだと思います。
理想的には、トレンドもレンジもこなせるようになることです。
しかし、そのためには、今の相場が、次に上げる4つのパターンのどれにあたるのかを把握し、トレーディングスタイルをスイッチすることができなければなりませんので、その点については十分認識する必要があります。
・トレンド相場--(フェーバーな(有利な)ポジションを持ち続ける。あるいは売りでも買いでも波に乗り、利が乗ったらしっかり利食うjaja(順張り後出しジャンケン)で入る)
・トレンド相場からレンジ相場への変わり目--(トレンド相場からキャリーしているポジションは即刻手仕舞う)
・レンジ相場--(一定のレンジを決め、この場合も、jajaで入る)
・レンジ相場からトレンド相場への変わり目--(逆張りポジションは極めて危険。流れに乗ったポジションをキープ)
特に、変わり目が損失を出しやすい局面ですので、十分注意する必要があると、いろいろ経験をしてきた者として申し添えておきます。
ニューヨークに駐在したばかりの頃、マンハッタンの高層アパートに住んでいましたが、いろいろ物色した結果、ニューヨークから電車で1時間ほどのコネチカット州グリニッジに一戸建ての家を借りることにして、引越しと相成りました。
私と入れ替わるように日本に帰る上司がいて、これも使えばいい、あれも使えばいいと電気スタンドや扇風機のような軽量の電化製品いろいろと、マンハッタンのオフィスに持ってきてくださいました。
そして、週末引っ越す段になり、オフィスから頂いた電化製品を持って出ようとした時に、事件は起きました。
電化製品を持って、ロビーに下りたところ、黒人のガードマンに取り囲まれ、お前の持っているものは、どこから持ち出したんだと問い詰められました。
いや、これは、知り合いからもらったもので、自分のものだと言っても聞く耳を持たず、そのうちに、ドラマでおなじみの「キュピキュピ」とサイレンを鳴らしたニューヨーク市警のパトカーが到着し、警官二人が大きな銃を腰にぶら下げて現れ、もうその頃には、「ああ、映画でも見てるみたいだな」と達観していました。
警官は、身分証明書をまず私に提示させ、それからガードマンと同じような質問をし、こちらも同じように答え、どうもどうってことのないようなことだとわかったらしく、帰って行きました。
しかし、ガードマンはそれだけでは終わらず、会社の所有物でないものを持ち出すことを宣誓する書類にサインさせられ、やっとお役ご免となりました。
基本的に、性悪説の社会では、こういうことはあたり前なのかも知れませんが、やさしい空気に包まれた日本に比べると、いかにもハードな世界です。
しかし、マンハッタンでは、業種によって、人種、民族の棲み分けがされていて、オフィスのガードマンは黒人、アパートのガードマンは中南米人、デリと呼ばれるコンビニ的なお店や八百屋は韓国人、金融関係はもともとはユダヤ人、外為の仲介業者はイタリア人といった具合で、人種のるつぼのハードな社会の中で、何がしかのよすがに頼って、実は大方の人々は生きているのだと感じました。
今のところの戻り高値が162.42で、1時間足で7月2日14時の寄付き162.43を起点とする大陰線の窓を埋める、いわゆるリターンエース達成まであと1銭という寸止め状態です。
リターンエース:大陽線、大陰線、連続陽線、連続陰線の窓が出現すると、この窓を埋めようとする習性が相場にはあり、これをリターンエースと呼んでいます。
先週2日木曜からのドル/円相場は、7月介入説でマーケットが大盛り上がりとなり、そして底値圏で売り過ぎ、そして反発過程でさらに売り上がったため、相場が上がりながらショートが増え、そして下がらないため、渋々買い戻すと、それで上げたところでは新たな戻り売りが出るといういつになってもショートが切れない、値動き分析で言うところのジリ高という悪循環をくり返した挙句の反発でした。
値動き分析「投機の力学」
https://www.youtube.com/watch?v=7krEuMWVwVc&list=PLxcWX03reuKqev3Ny2LT6tVJ4j829vOBG&index=138
それ以前に、今のマーケットのポジション状況は、2022年以来の大量介入の繰り返しによって、一部CTAを除き買う者がいなくなり、むしろ内外の投機筋も売り先行、さらに英系大手ヘッジファンドのブルーベイは既に売って巨額のショートポジションを抱えるという状況を、6月も繰り返し広くお伝えしてきました。
しかし、私一人が言ったところで犬の遠吠えに過ぎず、むしろおまえ何様だよと言われることすらありました。
たたし、極めて残念ながら、それでも言わせて頂くなら、今のマーケットは「素人演芸会」となり、正直に申し上げて、マーケットのレベルが極めて低下しています。
もちろんそうなるには歴史がありました。
1995年前後のバブルの崩壊によって、銀行、事業法人、機関投資家が多大な損失を被ることとなり、特に銀行は、1行では立ち行かなくなり、統合を繰り返した一方、外資系銀行はアジアのインターバンク拠点であったシンガポール、香港、東京を、ほとんどシンガポールに集約させたため、東京市場にインターバンクを置く外銀はなくなり、実質的に東京のインターバンクは、メガバンク4行のみとなり、東京のインターバンク市場は極端に縮小しました。
しかも、2008年のリーマンショックによって、欧米では銀行批判が強まり、実際に為替ディーラーから逮捕者は出る、出した銀行は何百億円という罰金を当局から課せられることとなり、コンプライアンスが極めて厳しくなったために、他行のディーラーとの情報交換など不可能となりました。
一方、1998年に外国為替管理法が緩和され、個人に為替市場が解禁され、以来個人FXは爆発的な拡大を見せました。
現在、個人FXの年間取扱高は、1京2千兆円を超え、日本の個人FXのマーケットは、世界全体の個人FXの半分以上を占めるほど巨大化しました。
そして、こうした背景が、大きな問題を引き起こしました。
つまり、為替相場の知識・経験のほとんどない方々が大量増加する一方、本当を教える人間がほとんどいないというアンバランスな状況となりました。
そのため、今回のような7月介入説が持ち上がると付和雷同的にショートを振る人間が、先にも申し上げましたように、2022年以来大量介入が繰り返されたことで、ほとんど誰もドルを買わなくなってしまっているマーケットの中で急速に増えれば、それは極短期間に相場が売り過ぎとなることは自明の理でした。
しかし、もうそうした相場のイロハも知らない人ばかりの中で、噂に迎合した挙句の大買い戻し大会に、正直無力感を禁じ得ません。
私が、マジで心配しているのは、こうした買戻しによって発生する損失によって、資金が国外に流出することで、引いては海外から垂涎の的となっている日本の個人の金融資産2200兆円が、知らず知らずに目減りしていくのではないかということです。
これは、国益には全くなりません。
そのためにも、投資教育をしっかりしていく必要性を、今回改めて、ひしひしと感じています。
ニューヨークダウは、強含み、前日比156.73ドル高の53,056.80ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら0.009%下げて4.470%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.03ドル高の68.72ドルで引けました。
金価格は、強含み、前日比47.7ドル高の4173.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、この日は、5日が日曜日だった関係で、5・10日(ゴトウビ)振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
シドニーで、一時161.24近辺まで下げた後は、前週からマーケットで盛り上がっていた7月介入説でできたショートに加えて、新たな戻り売りが続きました。
8時台になり、輸入の買いが本格化する中、ハイエナ君(※)も売り始めましたが、ジリ高は続きました。
東京オープンとなり、輸入の買いは、より一層強まり仲値決めを迎えたところで、仲値が終われば輸入の買いが引くことを、経験的に知っているハイエナ君が強烈に売り込んできましたが、買いは引かず上昇を続けました。
その原因は、やはり7月に入り、2024年の7月のような、政府・日銀による大規模介入の実施を期待した本邦個人投資家層の戻り売りが上昇過程でもやまず、売り上がっては下がらないので買い戻すということがマーケットで繰り返されたためのジリ高でした。
ロンドンオープン前後には、マーケットがショートであることを目ざとく知ったロンドン・ハリアー(LH)(※)によるショートスクイズ(SS)(※)に一段上げとなり、162.31近辺をつけました。
その後、最近よく観測されるようになった、16時30分ぴったりのAIによると思われる
ロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)に、162.16近辺まで売り込まれました。
しかし、依然としてマーケットはショートのようで、買い戻しと思われる買いにジリ高が再開し、ニューヨークオープン後、162.42近辺まで上げました。
その後、23時頃に、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)による売りのアタック第1弾で162.28まで下げ、いったん162.38近辺まで戻して、零時からニューヨーク・ボーイズ(NYB)の売りのアタック第2弾で162.02近辺まで下げました。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ショートスクイズ(SS):ショート筋をあえて買い上げて買い戻させて利食う手法で、ロンドン・ハリアー(LH)の得意技。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USD5-+6-は、1.1409近辺から1.1444近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、185.21近辺から185.53近辺まで上昇しました。その後、185.39近辺まで下げました。
相場をやっていて、「自分に素直になる」ということが、いかに大切でそして難しいかを痛感します。
どうも自分のポジションは、実際の相場とは違っていると感じながら、素直になりきれず、返って逆に「いやいや、まだまだ」と意地を張ってしまったことで、損をしないでもいい損をしてしまうことが多いのではないかと思います。
自分に素直になれない一番の理由は、自分を信じきれないあるいは淡い期待を振り切れないところにあると、個人的には思っています。
経験度もまだ浅ければ、確かに自分自身に自信を持てないのもよくわかります。
しかし、ビギナーズラックという言葉があるように、全くの初心者のほうが、儲かることさえあります。
全くの初心者の場合、相場に対する怖さと謙虚さが先立っていて、相場は怖いと自覚しているだけに、たまたま利が乗ったら、迷わず利食う、逆にアゲンスト(不利)になればすぐやめるということが素直にできるからだと思います。
多少、経験を積むと、ある意味、生半可に相場慣れしてしまったことで多少な事に動じなくなる一方で、相場に対する謙虚さを忘れてしまいがちなものです。
こうした中途半端な心持ちではなく、もっと「自分自身に素直」になり、淡い期待にとらわれず、自分自身を信じることが、利益につなげる大切なことだと思います。
私自身、相場で、特に嫌な感じがすると思うときは、理由は二の次にして、逃げることにしています。
それによって、これまで何度もリスクから逃れてきました。
自分の五感を信じることを大事なことだと思います。
トレーディングには、ハングリーさが必要だと思います。
そのためには、具体的な夢や目標を持つことが大事で、それを実現してやろうと思う気持ち、つまりハングリーさが大事だと思います。
為替の世界では、世界中が参加し、その参加者の多くが、具体的な夢や目標を実現させようと、しのぎを削っています。
私事を例にしますと、私は父の仕事の関係で和歌山県の新宮市という紀伊半島の最南端に近い町のまたはずれで育ちました。
そこは、黒潮洗う熊野灘とせり出した険しい山々、そしてその中間にかろうじてある平野部からなり、あるものは自然だけでした。
今思えば、その美しい自然が良いのですが、その頃は、それはあまりに溢れていて、その本当の有り難味がよくわかりませんでした。
物心つく頃は、テレビが普及し始めた時分で、そのテレビから映し出される、具体的には、東京数寄屋橋の不二家ののコマーシャルで、食べたこともないおいしそうなグラタンやパフェが繰り返し紹介され、本当に食べてみたいと思いました。
そして、アメリカのホームドラマが描く豊かな生活、いつかこういう生活をしたいと、心底思いました。
日本が、まだ貧しい時代だったわけで、私の場合が、決して極端ではなかったと思っています。
ハングリーというとダーティーなイメージもあるかもしれませんが、決して、人を踏み台にしてとか、犯罪を犯すとか、ズルをするということではなく、要は、ハングリーでなければ憧れでもいいのですが、そういったのどの渇きが原動力となって、それを実現するためにはどうすればいいのか知恵を絞ることが大切なのではないかと思います。
まずは、ハングリーあるいは憧れによって、なにか具体的な夢や目標を持つと、トレーディングのスタイルが、たとえば後先考えない無茶をするとか博打に打って出るという形から、着実性を求める形に変わってくると思いますので、お試しになってみてください。
尚、ジェフリー・アーチャーが書いた「ケインとアベル」という小説があります。
現状を打破して、這い上がっていこうとする人々のことをよく著していると思いますので、マーケットに向かう際に、こうした世界の人々と戦っているのだと認識する意味で、ご一読されることをお勧めします。
4:50現在 ドル/円 161.37レベル
本日6日は、5日が日曜日だった関係で、5・10日(ゴトウビ)振替日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる傾向がある日です。
国内では5月の連休明けから7月初めまでのドルの需要期が先週7月1日水曜で終った一方、相前後しますが6月30日火曜で欧米勢の中間決算も終わり、そして先週3日金曜は米独立記念日の振替休日、さらに4日土曜は特に米国では夏のバケーションシーズンの開幕を告げる米独立記念日当日となり、内外共に一気に季節の空気が入れ替わったようなタイミングが一遍にやってきたような形となりました。
そして、ドル/円は、例年7月は相場が緩む傾向があります。
それは、非常に日々の仲値決めまでとその後の相場に似ています。
通常の傾向として、8時台から輸入の買いが強まり、9時54分の仲値決めまで、その買いは続きますが、9時54分が過ぎると輸入の買いは引き、そのため買いの支えがなくなります。
そして、この9時54分を終えると相場が下がりやすくなることに気づいている海外投機筋のハイエナ君が9時54分の1分前ぐらいから、狂ったように売り出し、10時半ないし後半まで売り下げて、そして11時前後から買い戻すというパターンを基本形として、日々の東京の午前の相場はできています。
それと同じようなことが、年間ベースでも言えて、5月の連休明けから7月の初めまでのドルの需要期の間は、旺盛な輸入の買いが続き相場は上昇します。
しかし、7月の初めとなりドルの需要期が終ると、それから下がりやすいことを知っている海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)ニューヨーク・ボーイズ(NYB))が売り出し、今年の場合では、7月2日から彼らによって売り下げられました。
そして、今年の場合では、先週ぐらいから、2024年の7月11日と12日の2度に渡る政府・日銀の大量介入の再来の可能性についてマーケットで一気に盛り上がり始め、たぶん今週は、7月介入説で大盛り上がりを見せることになるのではないかと見ています。
確かに2024年7月は大量介入で8月初めまでで20円の急落を見せました。
しかし、介入がなくても、2022年7月の場合は7円ぐらい、2023年7月の場合も7円ぐらい下げています。
まさに上記でも申し上げましたように、5月・6月のドルの需要期が終ると、輸入の買いがそれまでに比べると低調となり、買いの支えが弱くなるため下がる傾向が7月相場にはあるということです。
それが、2024年の場合、5月・6月の上昇相場がそのまま7月も続くと見てマーケットが結構ロングのままで7月を迎えたところに大量介入があったため、その介入にびっくりして、ロング筋が我先にマーケットから逃げようと一気に投げに出た上に、CTAが8月の夏休み前のロングの手仕舞いを実行、さらにデイトレの売りしかやらない海外投機筋はここぞとばかりに畳かけるように売り、そして本邦勢から値ごろ感からの買い下がりが出て、しかし下げ止まらないため、一転して買い下がってできたロングを投げに回ったという複合的な売りの集中が20円という急落を呼びました。
さて、今年のこの7月を迎えて、マーケットの状況は2024年7月と同じ状況でしょうか?
、
まず言えることは、2022年、2024年、そして今年のゴールデン・ウィーク中の2回の大量介入により、一部CTAを除き、もうほとんどの投機筋がドル/円を買わなくなり、むしろ海外投機筋は相変わらず売り先行、本邦個人投資家層は介入期待から戻り売りを繰り返し、さらに英系大手ヘッジファンドのブルーベイは、すでに4月・5月に159円前後で超大量に売っています。
そして、ここにきて、マーケットでは、2024年7月のような大量介入の再来を予想して盛り上がりはじめ、たぶん今週はさらに盛り上がるものと見ています。
しかし、現時点では、相場が急落するために必要な大変重要なものがありません。
それは、大量のロングポジションです。
確かに、CTAは、そこそこロングで、しかも8月の夏休み前にそれまでキャリーしてきたポジションを手仕舞う傾向がCTAには例年ありますので、7月に売ってくる可能性はあります。
これは、一種の売り切り玉です。
しかし、その他の売りは、新規にショートポジションを作ることになりますので、これで予定通り、政府・日銀の大量介入があって、待ってましたとばかりに売ると、マーケットは満艦飾のショートになるものと思われます。
もちろん、介入も入り、マーケットのみんなも売れば、ある程度までは下がるでしょうが、まさにパンパンのショートとなり、投機筋の宿命として、その後損益確定のため、必ず買い戻さなければなりませんし、下げた局面で、ここまで下げをしびれを切らすほど国家予算級のショートを抱えて待ち構えているブルーベイが本格的に買戻し始めたら、相場はたぶん急反発を見せることになると見ています。
酒田五法の本間宗久翁は、こう言いました。
「相場の型、人の顔同じものなし」
この言葉を、今年の7月相場では、肝に銘じることが大事です。
マーケットには、その時々でいろいろなテーマがあり、変化しています。
なにが、今のマーケットのテーマかを知らなければ、相場の流れには乗れません。
それでは、どうやってマーケットのテーマの変わり目だと思ったり、次のテーマが何なのかを知るのかですが、やはり相場の動きから気づくことが多いです。
一方向に動いてきた大相場が、それまで見られなかった激しい上下動を繰り返すようになる、つまりトレンド相場からレンジ相場に変わろうとすると、今までのテーマにマーケットはこのあたりまでと判断し始めていることがわかります。
激しい上下動をすること自体、依然今までのトレンド方向を攻める勢力もいるかわりに、手仕舞おうとする勢力が大きくなっていることの証拠です。
そして、レンジ相場になると、次のテーマを物色することになります。
また、一時的なアヤ戻しはあっても息の長いドル高円安のトレンド相場となる場合は、ドル高円安相場をつないでいくために、手を替え品を替え意図する方向を継続させるテーマを掘り出してきます。
しかし、実際にドンドン材料が出てきたため、労せずしてトレンドが維持することもあります。
レンジ相場からトレンド相場に変わる時は、新たなはっきりしたテーマが出るときです。
その時に波に乗れるように、次のテーマとなるかもしれない候補を事前にいくつか手元に用意しておくことです。
そうすると、それまで見られなかった動き、つまりトレンド相場に変わった時、なるほど今度はこれでいくのかと、全くノーガードの状態と違って、事前に身構えておくことができます。
そうしたことが可能になるためには、チャート分析ももちろん大事ですが、マーケットに影響を与えそうな国際情勢・経済状況や他のプロダクツ(投資対象)の動きにチラッとで結構ですので、定期的に目を向けることが大切です。
過日はアンケートにご回答いただき、誠にありがとうございました。
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マーケットを語り 学び つながる。
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■日時
2026年7月25日(土)
受付 13:30~
時間 14:00~15:00 FX特別セミナー60分(無料)
15:00~17:00 トレーダー交流会 参加費:6,500円
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明治大学紫紺館
レストラン フォレスタ椿山荘
6階ラウンジ
東京都千代田区神田小川町3-22-14
■詳細・お申込みはこちら
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■ セミナーに関するお問い合わせは
水上紀行サポートチーム
mailto:event@jaja-trade.com までお願いいたします。
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※こちらのメールへお申込みいただいても無効となりますのでご注意ください。
7月25日、皆さまと東京でお会いできますことを、水上紀行・スタッフ一同、心より楽しみにしております。
□ 今週の注目点 -------------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円は、目先重いか、しかし
2.EUR/USD、下げか
3.GBP/USDは、横ばいか
4.クロス円、全般的には重いか
-----------------------------------------------
【1.ドル/円は、目先重いか、しかし 】の要点
・2024年の7月のような7月介入説が、巷では広まって来ている
・しかし、内外の投機筋はドル売り先行、英大手ファンドのブルーベイは既にのドルショート
・たとえ、大量介入が入っても、ドルロングがマーケットに少なく、むしろ売り過ぎから反発も
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※私のモットーは、「儲けてもらうのが私の仕事(魚の獲り方教えます)」です。
※ご質問・ご意見・ご感想お受けします※
当メルマガ会員になることで、私の相場観や見通しや分析法などを、もちろん私の側からもお伝えしていきますが、ご質問・ご意見・ご感想を頂くことで、こちらが想定していなかった疑問や、その時点で聞いてみたいことなどおありになると思われ、ご質問・ご意見・ご感想を通じて双方向の交流が出来ればと考えています。
したがいまして、できるだけご質問・ご意見・ご感想をお受けして行こうと考えております。
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トレーディングで、特にこの言葉があてはまるのは、大きく損失を出してしまった時です。
損失を出しているため、どうにか早く取り戻したいと思う気持ちが起きるのは、ある意味、人情だと思います。
しかし、早く取り戻したいがために、トレーディングが雑になり、たとえうまく行っても、普通なら、これぐらい儲ければ利食うところを利食わず、もっと一気に損を取り返そうと大振りになりますので、気がつけば、損失を埋めるはずだった折角の儲けをチャラにしたり、もっと悪くすれば損の上塗りになってしまうことになります。
損した時だからこそ、堅実にならなければなりません。
出してしまった損失を埋めるには、まさに「百歩の道も一歩から」です。
逆転サヨナラホームランを狙うのではなく、フォアボールで一塁に走者が出れば、バントで二塁に送りというコツコツとした積み重ねが、損失を取り戻す本来の道ではないかと思います。
ただ、それ以前に、もっと大事なことは、足腰が立たなくなるほどの損失、言い換えれば、体力を消耗してしまうような損失を出さぬよう、相場の流れが自分の見方と違っていると悟れば、謙虚に負けを認め、早めに撤退するという勇気を持つことです。
この謙虚な立ち回りが、多大な体力の消耗を抑えることになることを、どうぞお忘れにならないようにしてください。
米国が独立記念日に振替休日だったため、ニューヨークダウ、米国債、原油、金は休場でした。
為替相場では、ドル/円は、この日、米国は独立記念日の振替休日のため、ニューヨーク市場は休場でした。
そのため、当日物のドルの受け渡しができないため、仲値決めはなく、従って輸入の買いはありませんでした。
前日のニューヨークタイムに発表された米雇用統計の非農業部門雇用者数が悪かったことに乗じて、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)がニューヨークタイムに売りを仕掛け、その利食い場として、アジアタイムにアジア勢が売ってくるのを待ち構えていたようでした。しかし、アジア勢が売らなかったため、日本時間7時頃から、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)は徐々に買戻し始め、東京オープン前後から、その買戻しは本格化し、東京オープン時、161.52近辺まで買い上げられました。
しかし、その後、ハイエナ君(※)が、猛烈に売り始め、10時過ぎには160.92近辺まで下げました。
その後、161.26近辺まで戻して、横ばいとなりました。
ロンドンオープンと同時に、ロンドンンハリアー(LH)(※)によるロンドン・ホラー劇場(LHT)(※))となり、一時160.49近辺まで売り下げられました。
その後、160.99近辺まで戻した後は、横ばいとなりました。
しかし、日本時間17時半頃から、ロンドン・ハリアー(LH)のショートの買戻しにジリ高となり、ロンドンクローズが過ぎた日本時間1時半頃には161.39近辺をつけました。
その後は、急速に動意は薄れました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1452近辺から1.1436近辺まで下げました。
EUR/JPYは、184.44近辺から184.60までのジリ高でした。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
焼鳥 なもと
場所:東京都世田谷区桜新町1-29-1
電話:03-3702-4492
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
人気漫画「サザエさん」の作者長谷川町子さんと姉の毬子さんが集めた美術品を展示している長谷川町子美術館のすぐ近くにあります。
カウンター席でも、ゆっくりでき、思わず話が弾みます。
確かに、波平さん、マスオさん、それにノリスクさんが、一杯やっていそうなお店です。
お料理や焼鳥は、ひとつひとつが大振りで、食べごたえがあります。
このお店を紹介してくれた友人が、アメフト出身だけにボリュームを求めることに妥協がないのは大いに頷けます。
その友人がお勧めする「なもとコース」は、とてもボリュームがあって、なおかつ安くて一押しです。
大振りの串が8本に、美味しいドレッシングのかかったサラダ、最後には、そぼろごはんに鳥スープと、もう満腹満腹です。
お酒も頂き、いい気分です。
焼鳥には、熱燗というのが私の定番です。
私は、ヘタですが、スキーが好きです。
大自然の中で、しかも冬場にスポーツを楽しむという意味では、スキーは北国の知恵だと思います。
スキーを始めた当初、本当に斜面が急に見えて、思わず及び腰になったものでした。
しかし、ある時、転んでもいいから滑ると意を決していつもより急斜面を下り、予想通り転げ、でもあきらめずに滑ることを繰り返しているうちに、今まで及び腰になっていた緩斜面に差し掛かっても、その斜面がなんということもなくなり、全く平気に滑れるようになっていることに気がつきました。
相場の世界も同じです。
最初は怖さばかりが先立って、及び腰でポジションを持ち、そして予期していたかのようにやられるものです。しかし、一回傷を負ってみると、返って踏ん切りがつきます。
さらに難しい相場に向かって再度飛び込んでみると、やっぱり難しいけれど、さらに闘志が湧くようになるものです。
そうなると、平静な相場がまったく問題がなくなり、返って難しい相場に揉まれた分成長していて、格段に注意力や腹の座り具合が違ってくるものです。
したがって、実に月並みな言葉にはなりますが、困難を恐れずに挑戦することが大事で、結局その挑戦する過程が自分自身を成長させることになるいうことです。
失敗は多くのことを教えてくれます。
尚、反省ノートを書いて、具体的に失敗の内容を記録し読み返してみることが結構効果がありますので、お試しになってみることをお勧めします。
以前から、チャートはシンプルなものが良いというお話をしていますが、特に移動平均線は非常にベーシックなものながら、結構役に立つ分析手法だと思っています。
私は、5、10、25、90、120、200を良く見ていますが、たとえば25が21であっても、あるいは別に54であっても、それは構わないと思っています。
要は、継続して同じ移動平均線を見続けることが大事だと思います。
移動平均線を見てまず思うことは、移動平均線がレジスタンスやサポートになることが多く、これは相場を見る上で大変有用です。
私は、通常15分足足を見ていますが、本当によく移動平均線が、レジスタンスやサポートとなるものだと、今更ながら感心させられます。
また、1時間足、4時間足、8時間足、日足、週足と期間を変えても、それぞれの時間的なスパンで、移動平均線はレジスタンス・サポートとしてワーク(機能)していることに、さらに驚かされます。
いくつもの移動平均線が収斂してくると、まずはレンジ相場になりますが、この後どちらかに離れてトレンド相場となることが多く、要はレンジ相場からトレンド相場への変わり目を教えてくれます。
5日移動平均線のような短いものが、たとえば目先の上げトレンドを支えることが結構多いですが、いったん5日移動平均線をロウソク足の実体(寄り付きと引け値の間の太い部分)が下回ってしまうと急落するなど短期のトレンドの変化を示すことが多く、また200日移動平均線のような長いものを日足が抜いてくると長めのトレンドの変化を示すこともあります。
また、移動平均線と言えば、ゴールデン・クロスやデッド・クロスが、買いサインなり売りサインなりを示すことが多いとされていますが、厳密な意味でのゴールデン・クロスなりデッド・クロスなりの認識が統一されていないように思われますので確認しておきたいと思います。
ゴールデン・クロスの場合は、厳密には上向きの長期線を上向きの短期線が下から上に抜けた状態のことを言いますが、一般的には、長期線がフラットだったり下を向いたままでも、ゴールデン・クロスと言っているのは拡大解釈だと言えます。
デッド・クロスでも同じことが言え、厳密には下向きの長期線を下向きの短期線が上から下に抜けた状態のことを言いますが、一般的には、長期戦がフラットだったり上を向いたままでも、デッド・クロスというのは拡大解釈だと思います。
ゴールデン・クロスにせよ、デッド・クロスにせよ、実際の相場水準とクロスした水準が離れすぎている場合、クロスしたタイミングでクロスした水準にいったん引き寄せられることがよくありますので、これには注意が必要です。
以上のように説明をしてみますと、シンプルとは言いながらもなかなか奥は深く、大変有用な分析手法ですので、個人的にはお勧めです。
本日は、米国は独立記念日の振替休日のため、ニューヨーク市場は休場です。
そのため、当日物のドルの受け渡しができないため、仲値決めはなく、従って輸入の買いはありません。
昨日の東京市場を見て感じたのは、前日までと打って変わって、動意の乏しいマーケットになり、ドルの需要期が終ったことを感じました。
しかし、裏腹に、ここにきて、マーケットはなぜか強気になり、相場が下げていく過程で買い下がりだし、そこをロンドンに入って、介入を匂わす報道もあったことに乗じて、マーケットがロングであることを目ざとく気づいたロンドン・ハリアー(LH)に猛烈に売り下げられ、注文情報を見ると、めまいがするほどのロングのストップロスが下に数珠つなぎになっていて、ロンドン・ハリアー(LH)は売り下げて面白いように儲かったと思います。
売りでも買いでも、逆張りは極めて危険です。
一方、上がるなら買い、下がるなら売りのjajaで儲かったというメルマガ会員さんからの連絡が続き、この彼我の明暗の違いを本当に感じた一日でした。
私が、初心者の方々とお話して感じたことは、なにも知らない時から、本当に自然と逆張りから入る習性が、どうも人間にはあるようです。
ですから、本当に意識して、順張りにしないと、放っておけば、逆張りだらけになるということです。
そこのところ、本当に意識して順張りにするだけで、明らかに儲かるようになると思ってください。
そして、大事なのは、しっかり利確して、本当の利益である実現益を積み上げることです。
さて、昨日の米雇用統計での非農業部門就業者数は、予想外に悪く、注目していたEUR/USDは、強気派が待ってましたとばかりに買い上げましたが、その後ズルズルと下げていおり、ユーロの地合いは決して良くないことを改めて感じました。
引き続き、EUR/USDについては、今後のドル/円を占う意味で観察を続けたいと思います。
ニューヨークダウは、米早期利上げ観測が後退したため買われ、前日比592.99ドル高の52,898.23ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.006%上げて4.469%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.11ドル安の68.47ドルで引けました。
金価格は、強含み、前日比52.2ドル高の4134.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ドルの需要期が終わったのか、東京オープン後も、162.50~60近辺を中心とした横ばいが続きました。
13時前後から売りが強まりました。
その後、15分足チャートで見ると、明らかにマーケットがロングになっていることを示すなで肩形状となりました。
15時のロンドンタイムに入るやいなや、マーケットがロングになっているところに、介入を匂わす報道もあり、ロンドン・ハリアー(LH)(※)がロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)を仕掛けて強烈に売り、ドル/円は、160.91近辺まで急落しました。
その後、ショートの買戻しが続き、ニューヨークオープン後、161.64近辺まで戻しました。
しかし、その直後発表された米雇用統計では、強めが予想されていた非農業部門雇用者数が予想外悪かったことから、再度ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)中心に売りが殺到し、160.63近辺まで下げました。
その後は、安値圏で横ばいなりました。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
EUR/USDは、1.1396近辺から1.1472近辺まで上昇後、1.1427近辺まで下げました。
EUR/JPYは、183.93近辺から184.43近辺まで上昇後、184.04近辺まで下げました。
先輩や上司から、トレーディングにおいてプラィオリティー(優先順位)をつけろとを、結構しつこく言われました。
つまり、目的としていることが何であって(この場合はトレーディングによる利益獲得)、そのために優先的にやるべきことの順位をつけるということが、大事だということです。
特に、トレーディングのように、瞬時の判断が要求されるものには必要ですし、プラィオリティー(順位づけ)を間違えれば命取りになります。
たとえば、当局の口先介入があって、もしも思惑とはかけ離れた自分にとってアゲンスト(不利な)の発表内容であった場合、まずなすべきことは、つらいけれども、自分のかわいいポジションをスパッと切ることから始めなければなりません。
どこかで戻すだろうという相場回復に対する淡い期待感だけでズルズルとポジションを持ってしまって手仕舞うチャンスを逸し、結論的には物も言えなくなるほどの損失を抱え込むことは、よくあることです。
いったん持ったかわいいポジション、しかし、そのかわいいポジションを見切れるだけの強さもまた、相場の世界で生きていくためには必要です。
瞬時に、どれからまず手をつけて、どれは次に回しても良いという順位づけを、意識的に心掛けることは大変大事なことです。
限られた時間でできることはいくつもありません。
その限られた時間内で最善を尽くすには、どれを優先しどれを次にするか、日頃の生活のの中でもトレーニングは十分可能だと思いますので、試してみる価値はあると思います。
相場に関して、たとえば、30数年前と現在との違いで言えることは、電子化です。もちろん、個人投資家層もそうですが、銀行のディーリングルームも、電子化し省力化しました。
私が、ドル/円のチーフディーラーだった頃は、全国の支店から上がってくる売買注文を整理したり、損益の計算をしたり、あるいはブローカーや他の銀行との取引を確認するなどで、5~6人のアシスタントがついていましたが、現在では、電子化により、たぶん、ディーラーにアシスタントは、だれもついていないのではないかと思います。
また以前は、ディーラー自身が、相当量のポジションを持っていましたが、現在は、ディーラーは、基本的には、短時間に顧客の注文をうまく裁いてマーケットに取り次ぐことが主たる任務となっています。
その原因は、銀行自体の方針が変わり、ディーリング部門ではリスクをあまり取らないようになり、フィービジネス(手数料収入)で儲けることに重きを置くようになったからです。
しかし、フィービジネスに重きを置いたら、リーマンショックなどで、とんでもない損失を出しているのですから、皮肉なものです。
また、電子化、省力化の一貫として、一般事業法人との電子取引も銀行内では奨励され、インターバンクディーラーを飛び越して、顧客からマーケットへ直結するような取引も増えているのが現状です。
30数年前のディーリングルームと現在との大きな違いは、ディーリングルーム内の静かさです。30数年前は、ブローカー(仲介業者)へ注文を出せば、スピーカーからブローカーの怒声が聞こえ、またダイレクトディール(銀行間の直接取引)で相手銀行が出したプライスをディーラーに伝えようとするアシスタントの叫び声などがまじりあい喧騒となり、思わず気持ちの高揚するものがありましたが、現在は、シーンとした部屋の中で、キーボードを叩く音だけが響いていて、私のような昔を知る者にとって、寂しさすら感じます。
つまり、現在は、法人取引、個人取引、インターバンク取引どれもが、ほとんど電子化しており、これは30数年前とは様変わりですが、一番リスクとして不安に思うのは、これだけ頼っている電子取引のベースとなる通信手段に何らかの障害が発生した場合、どういうことになるかという懸念です。
もしも、大地震など天変地異・テロなどの不測の事態が発生した場合のバックアップ体制を、個人のレベルでも、たとえば、少なくとも取引業者を全く別種類(たとえば、日系と外資系)で複数持つとか、スマホ取引もできるようにしておくなど、最低限のリスク回避策をあらかじめとっておくことを、真剣に考えておくべきではないかと思います。
そこまで、大袈裟にと思われるかもしれませんが、ディーラーを長年やっていますと、リスクはあるものであって、いつ何時発生するかわからないと思うことが、ディーラーとしてあたり前のことだと思っているからです。
7月に入っても、昨日の仲値決めまでは、未だに輸入の買いは旺盛でした。
そのためか、介入が入りやすい17時前後を個人的には気にしていましたが、介入は実施されませんでした。
財務省は、17時を意識していると見ています。
その理由は、片山財務相が、よく言う「円安は投機によるもの」という認識があるからです。
常々、申し上げていますように、今の相場の実態は、2022年以来繰り返されている政府・日銀の大量介入の結果、一部CTAを除き、だれもドルを買わなくなり、海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))は売り先行、最近デビューのナイアガラ・マンもナイアガラ先行(全売り)から入ることが多く、また本邦個人投資家層は介入期待の戻り売り、そして英系大手ヘッジファンドのブルーベイは巨額ショートを抱えたままです。
一方、財務省が「円安は投機によるもの」という発言を繰り返したため、当初は今の相場の実態はわかっていた上で、財務省がとぼけているのかと思いました。
しかし、その後の財務省の言動などを聞いたり見たりしていますと、どうも本気で「円安は投機によるもの」と思っているようだと思うに至りました。
「円安は投機によるもの」と思っているからこそ、東京マーケットのクローズ時間である17時が過ぎて、ドル/円が海外市場、つまりロンドンマーケットという海外に移り、彼らが想定するドル買いを仕掛ける海外投機筋の前にドル/円がさらされる時に、海外投機筋に毅然たる姿勢を示すために、この17時台に好んで介入を実施してきたように思います。
個人的には、財務省のこの大いなる誤解による17時台は、介入実施のタイミングと見て、この時間前後に注意しています。
こうした投機筋大多数は実はドル売り先行という実態を把握せずにいる財務省は、言い方は悪いですが、あえて言わせてもらえば、風車に突撃するドン・キホーテのようなものではないかと見ています。
実態を把握していない財務省だけに、2024年の7月の11日と12日の大量介入で、8月初めまでに20円もの大急落という成功例の2匹目のどじょうをを狙って、もうほとんどだれもドルを買わなくなっているどころか、ドル売り先行になっている今回の7月相場で大量介入を実施しても、マーケットに大量のドルロングがない以上、下げても瞬間で、むしろ提灯売りでショートになり、反発してしまうのではないかと思っています。
マーケットだけでなく、当局にも、「相場の型、人の顔同じものなし」と申し上げたいと思います。
ニューヨークダウは、横ばいで、前日比12.98ドル安の52,306.22ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.058%上げて4.480%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比1.39ドル安の68.11ドルで引けました。
金価格は、横ばいで、前日比24.7ドル高の4063.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、シドニータイム、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が薄いマーケットを狙って、売りで仕掛けしたのか、162.49近辺まで下げました。
その後は、162.62近辺まで戻して揉み合っていましたが、8時過ぎ、ナイアガラ・マン(※)のナイアガラ(全売り)(※)で、162.53近辺まで下げました。
しかし、その後、輸入の買いが本格化し、東京オープン後も、その動きは続き、仲値決め頃には、162.77近辺をつけました。
仲値決め後、ハイエナ君(※)が売り出し、162.59近辺をつけました。
しかし、下げきれず買戻しに、162.84近辺をつけました。
13時30分に、出所不明のなんちゃって介入に、瞬間、162.56近辺をつけました。
いったん162.76まで戻した後、横ばいとなりました。
ロンドンオープン後、162.62近辺まで緩んで、横ばいとなりました。
ニューヨークオープン後、ウォーシュFRB議長が、「過去4週間でインフレリスクは低下している」との認識を示したことから、ドル売りが強まり、ドル/円も162.30近辺まで下げました。
その後は、底値圏で横ばいとなりましたが、徐々にジリ高に転し、162.58近辺をつけました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ナイアガラ・マン:2026年6月から参入した、クロス円中心のナイアガラとリバースナイアガラを駆使する海外投機筋。東京タイム午前を活動場所にしていることから、ニューヨークベースと見ています。未だ詳細は不明。
(※)ナイアガラとリバースナイアガラ:もともとはクロス取引の得意なロンドン市場で、ドル/円を売り、たとえば、EUR/USDやGBP/USDも同時に売って、クロス円を売り下げる、つまり全部が落ちる様(全部売り)がナイアガラの滝のようなのでナイアガラと呼んでいる売り仕掛けで、リバースナイアガラとは、ナイアガラの逆の全部買いのことです。
(※)ハイエナ君:ドル/円が2025年10月になって新規参入してきた海外投機筋のようです。米系のようです。東京市場の需給関係については、最近5の倍数の日はドル買いが強いことはわかってはきたようです。これまで、この手の海外からの新規参入は、東京市場については、ほとんど研究していないため、長続きしていませんでしたが、結構、しぶとく残っています。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1387近辺から1.1362近辺まで下げた後、1.1410近辺まで上昇し、その後1.1362近辺まで下げました。
EUR/JPYは、186.28近辺から184.88近辺まで下落後、185.22近辺まで反発し、そして184.86近辺まで下げました。
フェイク(fake)は、だましの意味です。
相場の中には、結構このフェィクがあって、してやられたと思うことがよくあります。
もし、フェィクに乗せられてポジションを持ったとしたら、躊躇せずにポジションを閉じなければなりません。
でないと、思わぬ損失を被る可能性があるからです。
つまり、小さな損を惜しんで大損するということになりかねません。
フェイクは、意図して行われる時ももちろんありますが、大方の場合、相場はこうだとにらんで突っ込んではみたけれど、激しい抵抗に遭い、撤収となることから起きることが結構あります。
撤収ともなると、他人のことなどお構いなしに一目散に逃げることになりますから、取り残されないように躊躇せずに手仕舞わないと、大きなあおりを食うことになるというわけです。
また、意図的なフェイクは、こんな場合が想定されます。
たとえば、大量に買わなければならない時、いったん売り込んでおいて、マーケットに大口の売りが入ったと錯覚させておいて、売りが降りてきたところを、ガバッと買うという大口取引でのテクニックがあります。
いずれにしても、違うと思ったら、少なくとも躊躇せずにやめるということが大事だと思います。
利益にしろ、損失にしろ、本当にいくら利益が出たのか、あるいは損失が出たのかは、ポジションを逆取引によって閉じ確定してこそはっきりとしたものになります。
ですから、ポジションを持ったままで、相場の実勢レートで評価される損益は、もし今閉じたらいくら利益が出る、またいくら損失が出るということを示しているのに過ぎません。
良くある例は、儲かった儲かったと言いながら、実はもし閉じたらいくら儲かるかという評価益を言っている場合が多く、その評価益をさらに膨らませたいと思う欲望のあまり利食いを忘れ、気がつけばうたかたの夢の如く利益は消えチャラだったということがあります。
また、タチの悪いのは、損をしている時で、この場合は今閉じたらいくら損するかというのが評価損であり、この場合はポジションを閉じると本当の損になるということは良くわかっていて、そうするとその現実から逃避しようと、冷蔵庫に入れておくとか、布団をかぶって寝るということで、この逆境が好転することを神頼みにすることになります。
つまりは、運任せにしますので、もちろん良くなることもありますが、逆に取り返しのつかない状況になるかもしれない、いわばロシアン・ルーレット(※)をしているのと変わらなくなります。
※ロシアン・ルーレット:リボルバー型(回転式連発)拳銃に、1発だけ弾丸を込め、交互に自分のこめかみに銃口を当てて引き金を引くゲーム
利が乗れば、しっかり逆取引で利益を確定し、また損失が出れば少なくとも自分はここまでアゲンスト(不利)なるとは思わなかったと悟れば、傷は浅めのうちに素直にロスカットをする勇気を持つことが、結局は自分自身を守ることになり、さらに利益の蓄積を生む素地を作ることになります。
確定した利益を出すのは難しく、損失を出すことは簡単なことです。
そして、損失を取り戻すのには、相当のエネルギーを費やすものだということを心して、相場に向かうべきかと思います。
それが出来るようになってこそ初めて、投資としての投機が可能になると思います。
7月となりました。
深夜起き出して、まずは、ヒロセ通商さんの注文状況を見ますと、相変わらす売り上がりオーダーもありますが、一番見てめまいがしたのは、ショートのストップロスが分厚く並んでいることでした。
ロングのストップロスは、多少は並んでいますが、買い下がりオーダーは結構並んでいます。
総合して言えば、引き続き、介入期待から逆張りで売り上がった結果できたショートがてんこ盛りで、そのストップロスが並んでいる一方、上がったのを見てから、上げに乗り遅れたくないけど、高いところは怖くて買えないので、あわよくば下げたところを買いたいという、これまた逆張りと、いったいなんでそこまで逆張りしかできないのかと腹が立ってくるほどです。
前々から、申し上げていますように、介入絡みの事象、たとえば、口先介入、財務省からのリーク記事、レートチェック、実弾介入、はたまた狡猾ななんちゃって介入など、いつ何時出るかわからない相場では、短期の売買に重きを置いて、その時のレートによって評価する利益、つまり評価益ではなく、利が乗れば、しっかり利確して利益を実現する実現益を丁寧に積み上げて行かないと、それこそ、たとえば、なんちゃって介入で昇天して終わりなんてことは簡単に起きます。
だからこそ、皆さんにお勧めしているのが、jaja(順張り後出しジャンケン)です。
売りでも買いでも波に乗り、つまり順張りで、利が乗ったらさっさとしかもしっかりと利食う、これを繰り返すことが大事です。
それなら、スキャルピングと同じではないかと思われるかもしれません。
しかし、スキャルピングは、基本的には、瞬間の下げ過ぎ上げ過ぎを逆張りして、戻すところを利食うということになります。
しかし、jajaとスキャルピングのどちらかが儲かるかと言えば、圧倒的にjajaです。
jajaが、破格の利益を出しているのは、うちのあるグループの方々が証明しています。
また、先日も、これまで利益が出せなくてもがいていた別の会員さんが、6月はjajaを繰り返してこんなに儲かりましたとうれしい連絡をくださいました。
彼は、日本人の平均とされる静岡人ですから、彼が儲かるということは、日本人誰もが儲かるチャンスがあるということです。
また、これはjajaで、あれはjajaでなくということではなく、jajaをやるなら、徹底的にjajaでいくことが必要です。
また、ご注意しておきたいことがあります。
これは、私が話すと、ならと言ってやる方がでるので、非常に危険なのですが、今回で言えば、5月の連休明けから7月初めのドルの需要期は買いが強いため、介入も出ずらいが、7月になって需要期が一服すると、介入する可能性は高いことは、2024年7月の2回の介入で20円の急落した例からも十分にありえるというコメントをすると、6月の目先の上げ相場ながら、介入がいつ何時入るや知れず、ロングが持ちきれないので、水上が言うところの需要期が一服して、介入が入りやすくなる7月に入って、その介入を期待して、ドル/円をショートにする人が出てくることです。
繰り返して申し上げますが、一部CTAを除き内外の投機筋が買わなくなり、むしろ海外投機筋は売り先行、本邦個人投資家層は介入期待で売り上がり、加えて、英大手ヘッジファンドのブルーベイは既に巨額のポジションを抱えている、こんなところで介入したって、下げはどれほどのものになるのでしょうか。
今を生きることが大事です。
与えられた環境に適合して利益を追求するのが正道であり、頭で考えたり、人から聞きかじったことで、将来こうなることが起きそうだから、今からそれに備えてポジションを持つといった霞を食べるようなことをしてはいけません。
ここでいう7月介入説はあくまでも過去の例であり、同じことが起きるとそれに期待することは、トレーダーとしてはやってはいけないことです。
本間宗久翁も、こう言っていらっしゃいます。
「相場の型、人の顔同じものなし」
ニューヨークダウは、一進一退で、前日比123.92ドル高の52,306.66ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら0.056%上げて4.431%で引けました。
原油価格は、小緩み、前日比0.67ドル安の70.08ドルで引けました。
金価格は、横ばい、前日比3.0ドル安の4035.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、この日は月末であり、また5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる日でした。
しかも、現在、国内は5月の連休明けから7月初めのドルの需要期にあり、通常よりもドル買い圧力が強まることが予想されていました。
シドニータイム、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)(※)が薄いマーケットを狙って、売りで仕掛けたのか、161.86近辺まで下げました。
しかし、7時になると買いが入り、161.94近辺まで上げました。
8時半ば頃から、輸入の買いが本格化しましたが、ナイアガラ・マン(※)のナイアガラ(全売り)(※)に、ドル/円も押され、161.91近辺まで緩みました。
9時になり、輸入の買いが強まった上に、ナイアガラ・マンの手仕舞いのリバースナイアガラ(全買い)も加わり、ジリ高が強まりました。
そして、仲値決め直前から、輸入の買いが集中し、それによって162.00以上のショートのストップロスがトリガーされ急騰し、162.40近辺をつけました。
その後、いったん162.05近辺まで下げましたが再び買い気となりました。
ロンドンオープンと同時に、ロンドン・ハリアー(LH)(※)のショートスクイズ(SS)(※)となり、162.41近辺まで、吹き上げました。
そして、その後はお定まりのロンドン・ハリアー(LH)のロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、162.12近辺をつけました。
しかし、再び買戻しと思われる買いに162.41(※)まで上げました。
その後、いったん162.27近辺まで押しましたが、再びジリ高となり、ニューヨークオープン後、162.50近辺をつけました。
しかし、その直後、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)によると思われるなんちゃって介入に、瞬間162.02近辺まで下げましたが、再び162.50近辺まで戻しました。
そして、再度ニューヨーク・ボーイズ(NYB)による売りのアタックも仕掛けれましたが、リバースナイアガラ(全面買い)となり、162.66近辺
をつけました。
(※)ニューヨーク・ボーイズ(NYB):2025年の年末頃から目立ち始めた海外投機筋。ニューヨーク時間でのドル/円のドカ売りを得意としているが、トレードが子供じみて単純なため、ニューヨーク・ボーイズと命名。
(※)ナイアガラ・マン:2026年6月から参入した、クロス円中心のナイアガラとリバースナイアガラを駆使する海外投機筋。東京タイム午前を活動場所にしていることから、ニューヨークベースと見ています。未だ詳細は不明。
(※)ナイアガラとリバースナイアガラ:もともとはクロス取引の得意なロンドン市場で、ドル/円を売り、たとえば、EUR/USDやGBP/USDも同時に売って、クロス円を売り下げる、つまり全部が落ちる様(全部売り)がナイアガラの滝のようなのでナイアガラと呼んでいる売り仕掛けで、リバースナイアガラとは、ナイアガラの逆の全部買いのことです。
(※)ロンドン・ハリアー(London Harrier、LH):
ロンドン勢のことです。低迷期を経て、また元気を取り戻す兆しが見えてきたため、今まで呼称がなかったことから、2026年3月に命名しました。イギリスが開発した垂直/短距離離着陸が可能な名戦闘機ホーカー・シドレー・ハリアーから名付けました。
(※)ショートスクイズ(SS):ショート筋をあえて買い上げて買い戻させて利食う手法で、ロンドン・ハリアー(LH)の得意技。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドン・ハリアー(LH)の得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.1389近辺から1.1436近辺まで上昇後、1.1413近辺まで下げました。
EUR/JPYは、184.68近辺から185.86近辺まで上昇後、185.60近辺まで下げました。
「まだはもう。もうはまだ」という相場格言があります。
「まだは、もう」は、引っ張ってきたフェーバー(有利)なポジションを、この相場もここまでと、未練を残さずスパッと手仕舞うという意味で、大変意義深い言葉です。
また、「もうはまだ」は、同じくフェーバーなポジションを持っている場合、多少の振れに惑わされずフェーバーなポジションを引っ張るだけ引っ張るという意味で、「まだはもう」とは、ある意味、二律背反するようでありながら、これもまた含蓄のある言葉です。
このいずれかは、そのひと相場がエネルギーを放出しきっているか、言い換えれば、終息を迎えようととしているかを見極める眼力が必要になります。
しかし、もっと日常的に直面するという意味では、ポジションメイク(ポジションを持つ)時における「もうはまだ」だと、個人的には思っています。
つまり、ポジションメイクの時に、「もうはまだ」であることが多いと、個人的には考えています。
たとえば、1時間足でもいいですが、大きく陰線の出たような急落相場の後、ほとぼりも冷めて保ち合い(もちあい)状態になると、そろそろ下げも終わりかなと買いに入るということが、よくあるのではないかと思います。
しかし、こうした急落相場は、いったんはやや上げに戻してもまた下がり、底値圏で張りついてしまうというほうが普通だと考えるべきかと思います。
短期間の下落幅が大きければ大きいほど、たとえ底値から反発するにしても、それ相応の時間がかかるのが普通で、Vの字カーブで反発することはごく稀だと見るべきかと思います。
一方、大陽線を出して、高値圏で揉み合いとなった時、買いもこの辺までと、売りから入るのも、「もうはまだ」の場合が多いと言え、同じように高値圏でできたショートを切らせるようなもう一段の踏み上げに遭い、締め上げられるということも、よくあることです。
つまり、ポジションメイクは、早くなりがちなものです。
それをグッとこらえて、タイミングを待つこと、それが日常的な「もうはまだ」だと思います。
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