戻り売りが相場押し上げ要因
昨日の音声コメント「プロの目線」そしてメルマガコメント「これから」でも仮説しましたが、ブルーベイが海外投機筋御三家(ハイエナ君、ロンドン・ハリアー(LH)、ニューヨーク・ボーイズ(NYB))が繰り返し売り下げようとしてくるところを、コール・オーダー(大口顧客が取引銀行に出すスペシャルな注文方法)を駆使して、静かに下げを狙った売りを拾っては、彼らの巨額ポジションの買戻しをしているようです。
そして、一昨日まで162.00以下を拾うよう取引銀行に指図していたようですが、昨日の段階では、162.15以下ぐらいから下でも拾ってもよい、つまりBIDアップ(買いのレベルを上げる)をしてきているようです。
そうとも知らないハイエナ君とロンドン・ハリアー(LH)は、昨日段階で162.15以下を粋がって繰り返し売りましたが、結局本人達が結構ショートになってしまい、それでもニューヨークオープンまでは、渋々買い戻していたようですが、ニューヨークがオープンし、フィラデルフィア連銀景況指数が予想外に強かったことや米イランのきな臭い話も出たことから、「もはやこれまで」と本格的に買い戻したようです。
しかし、ニューヨークタイムの買戻し途中、ニューヨーク・ボーイズ(NYB)は、依然として上げを抑えようと売りで抵抗しましたが、ブルーベイの買いを飲み込んでできたハイエナ君とロンドン・ハリアー(LH)が大きく、そしてここにきてさらにニューヨーク・ボーイズ(NYB)が売ってきており、ショートポジションはさらに膨らんでいるようで、御三家の抵抗は無駄な努力のようです。
5月・6月は、国内はドルの需要期で、旺盛な輸入の買いが連日出て、それを飲み込んだ海外投機筋御三家は、熱い熱いホットポテトというショートのバケツリレーを繰り返したため、毎日、東京、ロンドン、ニューヨークとマーケットが一日の中で取引の中心センターを移す中で、抱えたショートポジションを、相場が下がらないため渋々買い戻すことを繰り返したため、基本的にはニューヨーククローズまで、ドル/円相場は尻上がりに上がりました。
そして迎えた7月相場ですが、7月に入り、国内のドルの需要期は一服し、本来ならドル/円は輸入の買いの支えが弱まり、下がりやすくなるところが、4時間足を見るにつけても、7月3日から下値が45度角度の右肩上がりとなっているところからして、連日下げたところを買う勢力があったことを示しています。
つまり、7月になってもブルーベイが静かに下がったところを買うため、5月・6月のドルの需要期が、あたかも続いているかのようなジリ高相場が続いているものと見ています。
今のところ、まだ163.00はキャップ(フタ)されていますが、それが上に抜けることになると、4時間足のウェッジ(楔形)・フォーメーションが上に抜けてしまうことになり、さらに一段と相場が押し上げられることになりそうです。
こうした今の状況からすると、上昇リスクは極めて高いと言わざるをえないと思います。






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