輸入に安いドルを買わせるための介入だったと見る
昨日の介入が、9時54分の仲値決め間際の9時45分でパッタリと止んだことで、この人たち、本当に仲値決めまで、輸入企業という実需に買い場を与えたかったんだなあと実感し、それはそれで、お役所も必死なんだなあと思いました。
こんな話があります。
昔、ニューヨークにいた頃、日本のお客様に、つたないFAXのマーケットレポートを毎日書いて送っていました。
送っても送っても、さしたる反応はありませんでしたが、基本的に、お送りしている主たる相手のお客様は、輸出入の事業法人のお客様でしたので、実需のお客様に即したマーケットレポートをお送りするように心掛けていました。
そうして、マーケットレポートをお送りして、1年半後、たまたま、上司と共に、ドル/円のショートを合計1億ドル持っていたところ、突然のニューヨーク連銀の介入で、5時間で5円急落し、上司から「こんなラッキーなことはない。水上利食うぞ」と言われ、全くなく異論はなく買戻し、たった5時間で二人で5億円儲けたことがありました。
上司は、ちょうど3月決算前の2月だったこともあり、「水上、今期はこれでやめ。お前、日本のお客様回りしてこい」と言われ、早速、翌々日ぐらいには、日本に飛びました。
お尋ねしたのは、東京、名古屋、京都、大阪の隆々たる日本企業・機関投資家さんでした。
そして、もう随分前の話ですから、具体名を上げれば、京都で、京都セラミックスさんにお伺いしました。
同社の財務部自体は、京都から大津に抜けたばかりの滋賀県側にあり、こういうところでコストセーブされているんだなあと思いました。
そして、そこで、常務取締役財務部長の小野さんの大歓待を受けることになりました。
当時、私は36歳ぐらいの青二才です。
もう結構年配の小野さんからは、下にも置かぬ大歓迎を受け、私よりずっと上の小野さんの部下さんに。小野さんは「水上さんにこれから1年間の見通し聞いて」とご指示され、部下さんは「なにが起きたんやろう」と戸惑いながら対応してくださいました。
この時、はじめて初対面の小野さんの大歓待が、それしか他に接点のない私たちの間をつないだのは、日々お送りしているマーケットレポートにあること気づき、本当にマーケットレポートを書き続けてきて良かったと思いました。
日々の積み重ねが、いかに大事かということを身を持って経験しました。
さて、昨日は、ロンドンに入ってから反発が強まりました。
すでに、2022年以来の大量介入に。ロングを作る人間がいなくなったマーケットで、いくら改めて介入して、それに追随して投機筋がショートを振っても、それは単にマーケットをショートにするだけですから、反発してしまいます。
ただし、下げ相場は、簡単には大幅反発は難しいです。
これから、下げも終わったかのロングができると、それを待っていたかのように、海外投機筋は二番底狙い、そして場合よっては三兵の形成へと続きます。
やっぱり、回復は9月になってからぐらいの気持ちで、8月は夏休みを楽しみましょう。
因みに、jajaトレーダーの円魔君は、昨日の介入でさらに儲け、先週木曜から続いた介入2日半で、合計30円抜きを達成しています。
This is jaja.
It is the most profitable way in trading.






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