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2026/08/10

本日は10日、そして

4:45現在 ドル/円 157.79レベル

本日は10日で、5・10日に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる傾向のある日です。

全世界的な夏休みのピークである8月第1週・第2週の後半部に入ってきました。

相変わらず、国内的には日米協調介入が強調されて引き続きマーケットの関心の的となっていますが、実際には、三角為替協調という国内ではあまり知られていない言葉がありますが、今回の為替協調は日米韓の三国間での協調によります。

この協調行動の意味は、現在、日本と韓国は自国通貨安に悩まされていますが、この日韓は米国の世界戦略において、東アジアにおいて中国・北朝鮮・ロシアに対峙する最前線であり、加えて台湾も中国に対する米国の防波堤となっています。

日本・韓国・台湾の中でも、現在日本と韓国が通貨安で米国の防波堤としては脆くなっていることは、米国にとっては、戦略的に非常に大きな問題であり、そこで今回の協調行動となったわけです。

ですから、米国が、日韓のホワイトナイト(白馬の騎士)というわけではなく、米国自身の世界戦略上、無視できない案件であったわけです。

尚、米国は、同時並行的に、イランとも戦争をやっていますし、今年の初めには、南米ベネズエラの大統領を米特殊部隊が同国から拉致して米国に連れ帰るとか、ロシアが今後数年以内にNATO(北大西洋条約機構)加盟国を攻撃との米情報機関の分析がある一方でトランプ大統領は米軍とイスラエル軍の対イラン軍事作戦にNATO軍が参加していないことに不満を表明し、米国のNATOからの脱退を繰り返し警告しているなど、米国はその世界戦略を多方面で具体的に表に出しています。

従って、日米協調の介入ばかりに目をやっていても、それは米国のその地球規模での活動の一部であることを理解した上でないと、日本でよくあるアメリカは日本のためにやってくれているという、いわゆるアメリカは日本をonly you(オンリーユー)だと捉えることは意識して避け、あくまでもアメリカにとっては、その世界戦略の中で、日本はone of them(大勢の中の一人)であると理解しないと米国の戦略を読み違えることになりますので、注意が必要です。

なぜなら、過去に日本がアメリカのonly youだと思うばかりに、日本がババを掴んだことは、為替の世界でもあったことですので申し上げておきたいと思います。

基本的に、残りの8月もレンジ相場を作り、7月末から8月月初にかけての為替介入による瞬間風速9円の急落からの傷を癒すために費やされるものと見ており、ここは焦らず、相場から一歩引いて見ることが大事だと思っています。

今回の為替介入で、結構やられた方が多かったようです。

既に申し上げてきましたが、2024年7月の大量介入による20円の急落以外にも、2021年以来7月から8月に掛けて、7円前後の下落を見ており、決して珍しい急落ではなく殊更に今回の協調行動を強調しない方が良いと思います。

むしろ、介入でやられた理由の多くが、油断からきているものと思われます。

日本が抱える日本のドル不足のドル買いという深刻な構造問題が依然として存在する上に、それを大量介入というカンフル注射で場つなぎしてきた結果、CTA以外だれもドルを買わなくなり、むしろ内外の投機筋は売り先行になってしまっている以上、ドル高円安がまた再開することは避けられないものと見ています。

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